第1節 東京アウェイガンバ戦 スマホ水没事件!

いよいよJリーグ開幕。
そして早くも大阪→長崎の、遠征旅行を敢行したふうちゃんP4夫婦です。
結果、勝ち点4のお土産。
しかし、いろいろなトラブル続きの旅で、今日ようやく落ち着いてPCに向かうことができました。

まずは、雨の万博開幕戦。

2-2のドロ-。
試合終了の瞬間は、勝ったような騒ぎの青赤スタンド、静まりかえった蒼黒スタンド、対照的なシーンとなりました。
時間が経って振り返ると・・・やっぱりドローで妥当か、と思います。
が、勝てないこともなかったかな・・・

モノレールの万博公園東口駅で、大阪在住東京サポmathichenさん(ここは大阪やない!という吹田嫌いの方なので、J2の桜にもシンパシーをお持ちです)と待ち合わせして、スタジアムへ。
雨男雨女のワタクシ共夫婦ですが、予想では小雨がぱらつく程度だと思っていたら、本降り。
止む気配なし。
その日のうちに長崎に移動するので、荷物を減らすため、青赤の雨合羽は持ってこず、100均のうすいカッパを着ましたが、足下からズブズブ濡れてきて、そのうち手指もお風呂に入ったみたいにふやけてきちゃった・・・

寒い、というより冷たい。

しかし、試合終盤には冷たい雨に濡れていることなんか忘れて大興奮していました。

試合を振り返ると、前半アディショナルタイムまで、しっかりプラン通りの試合展開だったと思います。
ミステルのこと、まずはディフェンシブに失点しないような試合の入り方をするだろうと。
アンカーにはプレシーズンマッチ福岡戦と同じく梶山、CBもカニーニ
怪我が心配されたコースケも先発出場、でも前半のみで交代してマルくんが入りました。最初からマルくんでよかったような気がする・・・トウチュウの報道ではコースケの怪我は悪化したのではなさそうで、ほっとしましたが。
いつもと左右を入れ替えて宇佐美とマッチアップしたモリゲは、さすがに宇佐美にあまり仕事させなかったと思います。
カニーニは対人は強いけど、軽いプレーも何度か見られて、吉本とどちらがいのかわかりません。

攻撃は、前半はほとんど形にならず、シュートまでなかなかいけないことは昨季と変わりません。
前田遼一は、よく頑張っていましたが(後で発表になった走行距離も第1節J1で2位でした)まだ、連携が合うとまでは言えません。
ただ、それは前田がどうこうというより、河野の調子がいまいちだったとこともあるようです。
河野は守備に頑張っていましたが、そのぶん彼の持ち味である攻撃での有効なプレーが見られませんでした。
河野に代わって林が入ってから、攻撃が活性化しました。というのは、後半の話ですが。

前半は攻撃はいまいちでもスコアレスドローでまあいいやと思っていたら、アディショナルタイムに落とし穴が。
よっちが転んでボールを奪われたところからガンバの攻撃が始まり(このへんが、ゴール以外はチームに迷惑をかけた、とよっちも言ってたことかしら)、宇佐美にエリア深いところに入られたのを、モリゲがうまくエリア外に追い込み、ボールはゴールラインを割りました。
岡部主審はコーナーを指さしながら、副審が割ってないといったのかもしれないけど、そのままプレイオン。
宇佐美からヤットさんに渡ったボールはすばらしい弧を描いて、フリーに近い状態のパトリックの頭へ、なんなくゴール。
ボールはラインを割っていましたが、笛がならないのに止まってしまった東京の選手の拙さ、そういう隙をついて得点できるところが、チャンピオンチームの強さなのでしょう。

まったく痛恨の失点でした。


イメージ 1


ハーフタイム。
スタジアムコンコースは、雨に濡れたカッパや服を拭いたり、ぱたぱたして雨を落とすサポたちでいっぱい。
わたしもしばし雨を避けてここにいました。

後半キックオフぎりぎりにスタンドへ。
雨、ちっとも止む気配なし~

後半の入りもそんなに悪くなく、徳さんからいいクロスがよっちへ。よっちのヘッドはG正面。
これが入っていれば~とは思うけど、その後の2ゴールを思うと、よっちは立派に仕事しました。
後半からコースケに代わってマルくんが左SBに。
湘南では3バックの真ん中をやってたけど、以前東京ではSBをしたことがあります。
ただ、後半早々はDFラインを変える難しさが出たか、連携があまりよくなくて、失点につながってしまいました。
宇佐美にエリアにドリブルで侵入され、対応したのが梶山一人になって、遅れて倒してしまいました。
東京の守備はほとんど破綻なかったと思いますが、ここはまずかった・・・
その後の丸山は攻守に良かったと思います。

これで0-2.
0-1のままなら終盤までやり方を変えない方がいいと思ってたけど、これは点を取りにいかないと。
で、ミステルもいまいちだった河野にかえて林投入。
林くん、GKに猛然とプレスをかけてミスを誘い、前半のゴールラインを割ったボールと同じくらいはっきりしたオフサイドだったけど、シュートまでもっていく。いかにも彼らしい気迫のこもったプレーで、これでまた元気が出た感じ。
1点くらいは返せそうな気がしてきました。
すると、この日も大忙しで頑張っていた羽生に代えて東を入れ、蘇我夫がいつもいう「はじめからそうすればいいのに」の4-4-2にフォーメーションを変更。
ヨネちゃん梶山の、懐かしいダブルボランチ。やれ嬉しや。
すると東が才能の片鱗を見せ、前田にクロス。
前田が頭で落として・・・そこからは現場ではガンバDFの足の間からボールが転がり出て、ゴールに吸い込まれたように見えました。
よっちが丹羽選手を背負いながら反転、シュートしたとは、後でわかりました。
ゴールの直後、手をたたいて味方を鼓舞するよっちの姿はよく見えました。
昨季のアウェイ戦と違って、なんか追いつけそうな気がしてきた・・・
コースケのいない代わりに、徳さんからいいクロスが続けざまにあがりましたが、もう少しのところで林も東も得点ならず・・・
ボールの代わりに東がゴールに飛び込んだ瞬間、もう90分でしたから、万事休した、と思いました。

このまま終わっても、選手の最後まで一歩も引かない気持ちはよくわかったし、悔しいけど悪い試合ではない・・・などと思ったら。
押し気味の東京に対して、言い訳するなら火曜日にACLの試合をしたから?梶山のスルーパスにガンバDFのクリアが甘くなり・・・
なんとこういうふうにできているのか。
クリアボールはよっちの足元に。
迷わず、ワントラップから、目の覚めるような寒さも雨も忘れるような、ドライブのかかったすんごい軌跡を描いて、東口選手の頭を越えて、有り余る力を感じさせるようにゴールネットに突き刺さりました。

狂喜乱舞の青赤サイド。
し~んと静まりかえる蒼黒サイド。
同じ2得点なのに。

ま、でも勝ったわけじゃないのでした。
勝ったわけじゃないけど、あんなゴール見られたら、新幹線料金も高くないし、雨も冷たくない。

おそらくプラン通りであろうスコアレスドローで進んだら、よっちのゴールは見られなかったのかもしれない。
はつらつとした林くんのプレーも見られなかったかも。
しかし、もっと考えれば、もっと巧妙に失点を避けられたら、あるいはもっと思い切って前半からゴールまで行けたら、勝てたかもしれない。
後者は今の東京では難しいかと思うけど、前者ならできないことはない・・・かな。

ともかく悪くない内容だと思います。

雨のことなんかすっかり忘れたくらいだもの。
そして、試合後、雨対策で45リットルのゴミ袋にいれたはずの蘇我夫のバッグが、ゴミ袋の中にたっぷり水がたまり、バッグの中にあったスマホも水没してることを発見。
当然、完全に壊れてました・・・・(泣)

買ってまだ3ヶ月くらいなのに~
壊れたスマホを持って長崎へ行き、今日ようやく修理に出したところ。
むろん、全消し状態だから、全取っ替えで、ん万円かかるそうです(号泣)


イメージ 3

東京のゴール裏と、メインに陣取った多くの東京サポ。
みんなずぶ濡れ~

イメージ 4

ひどい写真ですが、雨でカメラを使えなかったため、スマホ(むろんわたしの)で撮りました。
スマホで撮るのは慣れてなくて、カメラ以上に下手くそ。



下は、インタビューの後、サポに挨拶に来たよっち。

イメージ 2