第8節 東京アウェイ新潟戦 しょっぱい理由

サッカー経費節減のため、夫は家でTV観戦。
わたし一人、青赤率の高い「とき311号」に乗って新潟へ。
方向音痴がうろうろするには時間も足りないので、駅ビルのカフェで軽くランチして、ビッグスワンに向かいます。


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蘇我夫が、ふうちゃん用に新しいカメラを買っ(て押しつけ)たので、無理して使ってみました~
ビッグスワンの屋根。



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スタジアムから外を眺めたところ。
後ろは野球場らしいです。


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試合前、アップするサブの選手たち。
おお、新しいカメラ、よく撮れる~
後ろにこの日の主審、木村博之さんはじめ審判団が写ってる。
ジェフ・ジュビロも木村主審だったので、なんかイヤな予感がしたけど。


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なんかへんな構図ですが、秀人を撮ったらこんななった。
まだ新しいカメラの重さに慣れない(汗)


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東京ゴール裏。
今回わたしは、バクスタ(両チームサポ混在)にいたのだけど、真正面から初夏の日差しがカンカン照りつけてきて、暑いのなんの。
持ち込んだお茶では足りず、スタジアムの高いポカリを買う羽目に。
選手たちにも、厳しい気候だったでしょう。


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新潟サポのみなさん。


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キックオフ前の挨拶。


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ピッチに散らばる選手たち。


さて試合は
山形戦と変わったメンバーは、出場停止の梶山に替わって秀人、タマに変わって羽生が先発。
新潟は、ナビでも当たったけど、そのときもイヤだったレオ・シルバが先発、ラファエル・シルバ鈴木武蔵の2トップ。
サイドは昨季もこの人のクロスの質さえよければもっと失点していたと思わされた小泉と、成岡。
コルテースってブラジル人SBもなじんできたらしいです。


最近のアウェイ新潟戦はスコアはともかく、内容は新潟の方が良く、相手に支配されながらも決定機を逃さず、勝ってきたという印象。

今回もそうなるかな、と思っていました。

が、それ以上に大苦戦
試合の入り方は悪くなかったし前半も20分くらいまではボールも回っていたと思うのですが、徐々に新潟に試合されるように。
セカンドボールが拾えないし、例によって秀人の両脇を好きなように使われて、前に運ばれてしまいます。

この日の木村主審があまりファウルを取らないことは、東京には結果的に有利に働いたかもしれません。
徳さんのもらったイエローカードは、目の前だったのでわかりましたが、ファウルでした。でも、警告に値したかは疑問です。
警告のせいか、この日の徳さんは、サイドを破られることが度々でした。
というか、徳さんだけがどうこうではなく、80分くらいかあるいはもっと、まともに何本かのパスをつなぐこともままならず、サッカーらしいサッカーは新潟ばかりが行っているようでした。
前半終盤には、秀人が致命的ミスをしてラファエル・シルバに決定的なシュートを打たれましたが、シュートミスに助けられた。これが入っていたら、もう勝機はなかったかも・・・

後半にもラファエル・シルバに決定的なシュートを打たれましたが、それも枠をとらえられず、助かりました。
新潟の攻撃は迫力があり、こっちがそれをさせているとはいえ、レオ・シルバを中心に、ダイレクトパスがよくつながっていたし、クロスの質も昨季より上がったように思うし、試合後の監督のいうように、やろうとしていることは全部できていたのではないでしょうか。

新潟はいいチームですが、それでも東京が大きく崩れることはなさそうだと思いながら、選手と一緒に辛抱辛抱。
山形戦と違って、早くに得点したのを守り切るというのではなく、スコアレスのまま押されっぱなし、というのはスリルがあって、M傾向の人には面白いかも。
守ってばかりでも、これもまたサッカー、というところは面白いと言えなくもない・・・かもしれない。

後半、早い時間に東に代えて、続いて河野に代えてタマIN.

例によって4-4-2にフォーメーション変更。
それでも中盤の支配権は新潟、むしろ新潟の勢いは強くなった感じで、ボコボコシュートを打たれる。
けど、守る。

で、最近は慣れてきたせいか、胃が痛くなるでもなく、平常心でガマンしてると、最後のカードはマルくん。
羽生を下げて、丸山投入後3バックというか、5バック。
TVで見ていた夫は「引き分け狙いね」と思ったそうですし、まあ引き分けならいいか、という布陣だったと思います。

が、スタジアムで見ていると、TVでは伝わらない何かを感じることがある
3-5-2のシステムにしたので中盤が厚くなり、短い時間ですが、東京が前に運べるようになりました。

そこで、チャンスは、いつものように突如として訪れる。

相手陣内でFK獲得。
TVでは伝わらない何か、とは、ここでの東京の選手たちの意思の力です。
目に見えないものだけど、何かそういう予感めいた期待がよぎる。
コースケの確実なキックに、林くんがダイビングヘッド、ボールはポストに跳ね返るも、詰めていたモリゲが押し込む。


後は、さらに続く新潟の猛攻を防ぎ、お約束の『東京名物・よっちのボールキープ』で一悶着して、試合は終わりました。

新潟サポには、まったくもって理不尽な試合結果だったに違いありません。
やり場のない新潟サポの怒りは、審判団に対するブーイングとなりました。
しかし、木村主審のレフェリングはいつも不安定なことが多いと思いますが、エリア内のハンド?を取らなかったとかあるかもしれないけど、もしハンドだとしてもあれはたいていの場合取らないでしょうし、極端に東京寄りだとは思いませんでした。


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お疲れ様~
ひやりとするミスはあったけど、この日の秀人はおおむね良かったです。劣勢の中での各局面で、やはり要となっていました。




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ヨロコビのゴール裏。


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試合後挨拶する選手たち。



山形戦に続き、漬け物のおいしい土地での試合ですから、しょっぱいのは仕方ないのです。


というか。
もう開き直って「しょっぱくて悪いか!あたしゃ、しょっぱいものが好きなんだよっ!!」とでも言うしかないと。

ただ、ちょっとまじめに考えてみますと。

こうなるには理由がある。

東京のフォーメーションは4-3-1-2で始めます。
FW登録は、河野をトップ下に、東、よっちの2トップですが、これは実質ゼロトップというか、ゼロフォワード
河野、東はもちろん、よっちもいわゆるセンターフォワードではないし、そもそもフォワードというよりはサイドアタッカー
わたしは見ていないのですが、試合後のインタビューでマッシモ監督も「CFがいない中・・・」と言ってたそうです。
監督もCFがいなくていいと思っているわけではないことがわかりますけど、平山はまだ戻らず。
前田はなかなかフィットできず。
ナオが好調だったこともあって、今の布陣にしたと思います。
ナオなら得点力もありますし、よっちとお互い活かし合っていたと思います。
しかし、ナオも負傷。

「戦術よっち」というのは、むろん彼のゴールに期待するところが80%くらいありますが、このフォーメーション上、CFのような仕事もしなければならず、過酷な責任が彼にかかっています。

よっちも含めて、そんなに簡単に得点できない。


と言っても、だから、マッシモ監督がどーのこーのと、現時点で批判するつもりもありません。
前田をナビででももう少し使ったらいいのに、とは思うけど。

今は選手の組み合わせ上こうなっている、アウェイの連戦でもあり、こう言う試合でもやむなし、というところ。
やむなし、どころか、新潟サポのやるせなさを思えば、勝って嬉しい!と素直に喜びたいと←こう言うまでに何文字かかってるのさ(--;)


新潟名物「十全茄子」は夏のもので、本当はまだ早いらしいのですが、早生だったのか初入荷のものを駅ビルで売ってたので、買って帰りました。
やっぱりここは、しょっぱいものがお土産でしょう!



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(写真は、坂井漬け物商店さんからお借りしました)