第14節 東京×柏 アクシデントを乗り越えて

5月30日土曜日、五月晴れと言うよりは真夏のような暑さの中、朝から7歳児の運動会に出動。
夕方には味スタへ向かいました。
蘇我夫は、香港出張から帰国、羽田から直接飛田給へ。
そんな無理して来て、さえない試合で負けたらまたブーブー言われるだろうな、ヤダな・・・と、早くも弱気なワタクシ。
しかし、内容はたいしたことなかったけど、結果はこれまでの苦闘が報われて、2-1の勝利。

内容はたいしたことない、とは、相変わらず中盤の構築が乏しいことが気になるからですが。

柏は、ACLではベスト8進出、昨年もJリーグ勢で一人頑張ったし、本当にエライ、敬服します。
ACLではからきしダメだった浦和はリーグ戦を突っ走り、頑張っている柏はリーグ戦では不調・・・両方好成績のガンバがやっぱり一番強いのかな・・・
柏に関して言えば、今季吉田監督になってサッカーが変わったこともあって、リーグ戦ではうまくいってないのでしょう。
若い選手も育っているし、シーズンが進めば、また昨季のように盛り返してくるかも。

で、試合は。
水曜日のナビ予選広島戦を見ると、あまり元気がない感じで心配しましたが、この日は良くなっていました。


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ナビ広島戦で同点ゴールを決めた林が先発、SB徳さんが出場停止で陸先発、秀人アンカー、インサイドハーフにヨネちゃん、タマ、前はよっち、林、東。
また4-3-3。

入り方は悪くなかったと思います。
林が落として、東→林のシュートなどは、いい攻撃でした。
柏もレアンドロクリスティアーノ、工藤などコワい選手がいるし、SB藤田も高い位置をとっていて、彼のクロスの質が良ければもっと脅威だったはず。

しかし、前半17分に一番起きてほしくないアクシデントが。
ヨネちゃんが柏の工藤と競り合い、倒れたところに乗られてしまい、左膝を負傷。
録画を見たら、苦悶の表情には、痛み以上に「またやってしまった」というような悔しさが滲み出ていたようです。
今日やはり左膝靱帯損傷で全治1ヶ月と発表がありました。怪我がなくても選ばれたかどうかわかりませんが、代表選出の時期に離脱とは、よくよく不運なこと・・・かわいそうです。

ヨネちゃん退場で、急遽野澤が今季初出場。
もうほとんど負ける覚悟をしてしまった超弱気なワタクシ。
野澤くんにも失礼しました~

というのは、J-22では、彼が出場した試合、ほとんど(確認してないけどわたしの記憶では全部)負けていて、中には大敗した試合もあり、むろん野澤くん一人の責任ではないけど、彼のパフォーマンスについてちょっと心配していました。
J-22のあり方について、非常に疑問がありますが、その話はまた別。

試合後、本人も言っていたように、ファーストタッチのパスがよかったので、試合に上手く入っていけたようです。
結局、野澤くんは大過なく、控えめながら彼らしさも見せて、ヨネちゃんを怪我で失うというピンチを切り抜けたのでした。
途中で4-4-2にしたのも良かったでしょう(はじめからしては?といつも言ってるけど)。
秀人も考えてバランスをとっていたようでした。
フォーメーション変更により、それまでほとんどボールに触れていなかったタマが右に回り、これがゴールを生むことになります。

モリゲからの長いパスを林が受け、東へ、東のスルーパスに(こういうのが東のいいところ)、よっちが抜け出て、エリア内でドリブル、GKとDFに囲まれて倒れながら林にパス、林のシュート!
が、決まれば良かったのだけど、DFに当たって、こばれたボールをタマが走り込んでゴール。

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クリスティアーノとマッチアップする野澤くん。体の大きさが全然ちがう~)



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(タマゴール!)


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(喜ぶ東京の選手たちと、オフサイドじゃないの~とか言ってる柏の選手たち。)


この後、何度かチャンスがありましたが、東のシュートはやっぱり入らないし(よっちいなくなるんだから、もうちょっと確率上げてね)、このままHT.


後半の入り方が心配したとおり、受け身になって柏の攻勢。
今の東京はこういうサッカーだから仕方ないかもしれないけど、ラインが低すぎて危ないこと~
特にレアンドロクリスティアーノ→上がってきたSB輪湖のシュートの場面は、この試合で一番危なかった。
柏もシュートが多くなかったし、危機的場面は少なかったけど。
しかし、そうこうするうちCKを与え、その中でモリゲにまったく不可解なイエローカードが出され、PK献上。
スタジアムではわからなかったので、録画で見ると鈴木大輔に対するホールディングか足をかけたか両方かのファウルってことらしい。解説の秋田豊さんも「これは森重がかわいそう」と言ってました。
おかげで、次節はモリゲも出場停止、ヨネちゃんも羽生も怪我で離脱・・・

そのPKはレアンドロに決められてしまい、同点。

またクリーンシートならず・・・か。と思いましたが、東京の守備は悪くなかったです。
名古屋戦も守備は良かったし、失点が続いていてもどちらかというと、運が悪いような・・・

しかし、なんとしても勝ちたいなぁ・・・3連敗の後、ドローではなぁ・・・
赤戦以外は(ナビはまた別として)内容は度合いは違っても悪くないのだから、ここは勝って気分一新したいなぁ・・・
と思っていると、今度はよっちが。



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エリア内でボールを受け、ターンしようとして

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倒され、PK獲得。
こっちは掛け値なしのPKです。

上の写真の頃には、スタジアムがもう揺れていました。

キッカーはよっち。
ボールを据えていましたが、スタンドでは「あれ?地震??」と、ザワザワ。
かなり強い揺れを感じて、コワかったです・・・

試合もPK直前で中断。
なんだか集中が難しい状況でしたが・・・

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GK菅野の手をはじき飛ばして、ど真ん中に決めました。

喜ぶよっちの写真はピンぼけのためボツ・・・




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(指示を出すミステル)


終盤柏の反撃を受け、おーつゆーきのドリブル突破を吉本お得意のスライディングタックルで防いだり、の危ないシーンもあり、5分のアディショナルタイムがもっと長く感じましたが、結果を知ってる録画で見ると、おおむね落ち着いて相手陣内でキープしていました。


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ドリンクボトルを蹴っ飛ばすよっち。


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林に代わって入った前田。
きちんと試合を終わらせる役目を果たす。

試合終了。
連敗ストップ。まずは良かった~



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バックスタンドに挨拶。


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二人でヒーローインタビューを受けて、バックスタンドを回るタマとよっち。と、ドロンパ


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ゴール裏でシャー。




そして・・・





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よっちのマインツ移籍が発表されました。

やっぱり行っちゃうのね・・・
よっちが戦術ごといなくなるんだ・・・
どーにかしてね、マッシモ監督&フロント&選手の皆さん。


よっち、これからはバイエルンホッフェンハイムボルシアMGやらのDF相手にゴールを取らなきゃいけない。
ブンデスリーガにはあまり興味がなくて見てなかったけど、来季からは見ようかな・・・
ホントはPLでやってるよっちが見たいけど、チェルシーは嫌いだし、彼の決断だから。
第一、正式オファーがチェルシーマインツか、ってなんか極端な。

と、それは今は置いといて。

水曜にはナビ湘南戦があるし、日曜にはくせ者松本とのリーグ戦。
出場停止やら怪我人続出やらで苦しいけど、頑張りましょう。