ナビ杯予選リーグ 第7節 東京アウェイ湘南戦 東京にしちゃ老獪な試合運び。

お天気のせいか、なんかけだるい・・・
明日フクアリナイトゲーム、明後日東京アウェイアルウィン遠征、大丈夫かしら?

と、なにもかも放り出してPCの前でボーッとしています。


東京の選手たちもかなりお疲れの様子でしたが、それでも水曜日、久しぶりの無失点でナビ決勝トーナメント進出を決めました。
まずは、良かった。


前節の広島戦もTV観戦でしたが、忙しいやらなにやらでエントリーにすることなく過ぎてしまいました・・・
こっちも東京の選手たちは体が重そうでしたが、次の柏戦にはまあまあいい動きを見せて、勝ったのでほっとしました。
で、またミッドウィークのナビ、リーグ戦で白熱した肉弾戦を演じた湘南が相手。

結果、0-0のドローで、湘南はGリーグ敗退、東京は首位通過。

お互いシュートの少ない(と言っても東京の8本は、東京としてはふつうですが)試合になりましたが、これが結構面白い試合でした。

この試合、Gリーグ最終戦ですから、東京と湘南、違った条件のもと、決勝トーナメント進出を目指すということになりました。
東京は勝つにこしたことはないけど、負けなければOK。それよりこのところ失点が続いているので、無失点試合がミッションだったと思います。
心配は、怪我人が続出して、この日はリーグ柏戦で急遽出場した野澤くんと秀人の2ボランチ、ちょっと驚いたのは、陸が中盤の右。昨季も前で使われたことはありますが。
CBに古巣対決となるマルくん。もっと出場機会があってもいいと思う。
前は東、よっち、林。
湘南は3点以上獲って勝たないといけない、もともとアグレッシブなサッカーをするチームですから、はじめから飛ばしてうるだろうし、果たして、古巣対決となる大竹くん、岡田翔平くん、そして赤から移籍の山田直輝くんが持ち味を出して、攻撃を組み立ててきました。

大竹の気持ちのこもったクリエイティブなプレーは、見ていて楽しいような、どうして手放したかな~と惜しいような気分に。しかし、最後のところでちょっと足りず、権ちゃんのゴールを割ることはできませんでした。
ベンチも含めると9人の東京アカデミー出身選手がいたと、そして、古巣対決もあり、まるで同窓会みたいな楽しさも感じる試合。

その中で最年少が、20歳の野澤くん。
TVではわからないけど、秀人がかなり気を遣っているのではないかと思うのですが、それにしても野澤くん、なかなかのもの。
ずっと前からここが定位置だったような落ち着きぶり。
TVに映った風貌は、去年よりたくましく見えました。
J-22でも苦労したと思う(ボランチだけでなくCBもやっていたよう)けど、着実に成長していたのね。
湘南が前に出てくるのでバランスを考えてでしょうか、控えめではありましたが、いいパスもありました。
途中例によって3バックに変更したのにも順応、中盤が厚くなるぶんには問題ないでしょうけど。
昨季野澤1アンカーというのもありましたが、この形でヨネちゃん不在のうちは(しつこく言うけどヨネちゃんと秀人か、梶山の2ボランチがいいんだけど~その一角に野澤くんが入れば楽しみも増える)乗り切ってほしいと思います。

で、試合は、湘南を攻撃させてもシュートまでは行かさず、2度ほど危ないシュートがありましたが、それは外してくれて事なきを得ました。
東京もチャンスがなかったわけではないけど、8本のシュートのうち、3本は陸の枠に飛ばなかったものでした。
一番惜しかったのが陸に代わって出たタマの終盤のシュートでした。
よっちは、見るからにお疲れ。かわいそうだけど、もういなくなるんだから、頑張ってね・・・

若々しくいいサッカーする湘南でしたが、だんだん時間とともに失点しないでドローで終わらせたい気落ちに傾く東京が、権ちゃんのゆっくりしたゴールキックをはじめ、ウダウダしたペースに持ち込んでいきました。
よっちを出してできれば前半に得点して逃げ切ればよかったのですが、できなかったので、守備には集中して、なるべく安全な形で終わらせることに。

このあたりがGリーグ最終戦ならではの面白さでした。
そして、疲れたよっちも、最低限やるべきことはしっかりやって守備と時間稼ぎに貢献しました。
ちょっと心配なのはラサッドにボールが収まらず、動きもあまりよくないこと。
う~ん、平山はまだなのか???
ナオはまだなのか???
オーストラリア代表は来るのか???

と、心配しても仕方ないか。

ともかく、イヤらしく試合を終わらせた東京に、微苦笑の出るような試合で、それなりに面白いものでした。
でも、決勝トーナメントに勝たなきゃね。
9月だから、その頃にはFWもなんとかなってると思う・・・ってかなってないと困る。