第17節 東京×清水 試合の意味

今季から導入された、多くのJリーグファンが評価していない2ステージ制ですが、その1stステージ最終戦エスパルスを味スタに迎えての試合です。

この試合の意味について。
マッシモ監督はどう捉えていたかしら?
1stステージ優勝の可能性がなくなってから、彼はいっそう「一試合一試合に集中」というようなことを強調するようになったと思います。たぶん、この清水戦も、34分の1の試合と捉えていたのではないかと思います。
スタメンも前節鳥栖戦と変わらず、4-4-2で。
サポにとっては、どうしてもよっち最後の試合、という意味合いが濃いものでした。
よっちはもちろんそうでしょうが、他の選手たちも多かれ少なかれ、そういう気持ち、勝ってよっちを送り出したいという思いはあったでしょう。
そして、めでたく勝って、よっちの渡独に花を添えました。

わたしも、本当によかったと思います。

けれども、試合について考えると、良いところもあったけど、残り半分シーズンに不安を残すものでした。





イメージ 1
最下位の「日本のブラジル」清水のサポーターのみなさん。
バナーフラッグが、苦しい状況にありながらユーモアもあって、相変わらずカッコイイ人たち。



イメージ 2
よっちを送り出す、すごいコレオ。
うちのいたバクスタは、東京のエンブレムが浮き出てたのね。一部に黄色い紙を持ってる人たちがいたので、なんだろうと思ったら、エンブレムの縁取り役のみなさんでした。
わたしの紙は青。

4万1千人以上の入場者、いやが上にも盛り上がる。

いつもと違う雰囲気で、選手たち特によっち大丈夫か?と、心配になるワタクシオバサポ。


試合は、いつもならわりと慎重に入る東京ですが、いつもより前に出ていく感じで始まり。
清水はこの試合を見ても、やはり攻撃には良い選手が揃っています。
背番号の大きい選手、若い選手が多いのは、今は大変でも伸びしろはあるでしょう。
今までの清水のイメージとちょっと違ったのは、ウタカに向けて長めのボールを入れてくるところ。早い攻撃で何本かシュートまでもっていかれました。
30分過ぎにパスミスからピンチになって、シュートを外してくれたから助かったけど、清水にダイレクトパスをつながれてかわされるシーンが何度もあった。

相手がポゼッションするのは東京はあまり気にしていないようで(わたしは気にする~)、
そうこうさせているうちに、東京に決定機が。

イメージ 3
清水の金子選手から梶山がボール奪取。
金子選手のミスと言えばミスだけど、梶山がうまく体を入れたのが、良かった!



イメージ 4
東にパス。
よくオフサイドをとられる東ですが、ここはギリギリ大丈夫だったようで・・


イメージ 5
わざわざGKをかわして


イメージ 6
屋上屋を重ねる感じでシュート!
いつも外すからね~



イメージ 7
よっちへはなむけのゴール!


前半は清水の方が良い攻撃をしていたと思うけど、東京もいつもよりはシュートが多かったかな・・・


1-0でHT。
もうこのまま塩漬けでいい、と思うわたくし。
よっち本人と、サポはよっちのゴールを待っているはずだし、わたしも見たいけど、試合としてはこのところ失点続きなので、ウノゼロで終わるのもいい、と。

しかし、後半の入り方が悪い。
次々にパスをつながれ、東京は清水の選手を捕まえきれず。
前半からウルサい存在だったウタカに長いボールが。ウタカ、落とすのがうまいな~と感心するまもなく、モリゲがかわされパス、水谷のシュートはポストに当たったけど、跳ね返りがまた清水の選手の前に、最後は大前に決められた。
非常にマズイ守備。

同点になっちゃったので、このところまたあまり良くないタマに代えて、怪我明けの羽生。
やれ嬉しや、これで少しは落ち着くか。


イメージ 8

するとまた梶山が一仕事。
梶山が頑張ってボールを送ると、よっちがDF3人に囲まれながら、フリーの前田にパス。


イメージ 9




イメージ 10
前田さん、2点目。


イメージ 11



清水は望んだかもしれないけど、オープンな試合になりました。
東京としては、2得点でしっかり締めるのがやり方ではないかと思うけど、まだよっちにゴールがないせいか、この日は落ち着かない展開に。


イメージ 12
上はよっちがファウルを受けたところだけど、たぶん東が倒された時のFKが・・・

イメージ 13



イメージ 14
ドンピシャ!
前田らしいすばらしいヘッドが決まる。

イメージ 15


しかし、試合はこれでは終わらず、清水の石毛の見事なミドルシュートが決まって、1点差に。
中盤が広々と空いてしまって、なんのプレッシャーもなくシュートを打たれた。




イメージ 16
よっちは最後まで前線で頑張る。
得点はできなかったけど、いつものよっち。

例によって終盤は守り切って試合終了。

34分の1であり、1stステージ最終戦であり、よっち青赤での最後の試合が終わりました。


イメージ 17

でもやっぱりいつもと違ってた・・・
よっち、足がつっていたのね・・・後半痛そうにしていたのは見えたけど。
ナオが伸ばしていると、倒れているよっちに、コースケがハイタッチ?(ハイじゃないけど)


イメージ 18



イメージ 19




まずは、勝ってよかった。

2位だそうです。
でも、2ステージ制っていったって、今の時点での2位はそんなに大きな意味はない。
もちろん、下の方にいるよりはず~~といいので、嬉しいけど。

でも、このところ失点続きなのが気に入らない。
特に、鳥栖戦とこの試合、守備陣には問題ありと思います。
代表から帰ってから、モリゲのプレーが良くない。
吉本も速さについて行けなかったり判断が遅かったり、中盤の守備の連携もよろしくない。

トップスコアラーがいなくなるんだから、まずは失点しないようにしないと。

と、よっちの壮行セレモニーを待つ間、ちょっと不安になるワタクシなのでした。

壮行セレモニーは別のエントリーに。