第2節(19節) 東京×新潟 ステキな3ゴール

川崎戦の前、負けたらさぞかし、うるさく言われるんだろうな、メンドクサイな、と思っていたら、案の定、そうなりました。
負けたのは彼らの責任だから仕方ないこととはいえ、味スタの試合次第では、このまま崩れてしまうかも、と心配でした。でも彼らにも当然プライドがあるはずだし、川崎戦ではうまくいかなかったけど、やろうとしていたことを体現してほしいと願いながらミッドウィークの味スタへ。
気分を変える意味もあって、ユニは着ないで、タオマフだけ。

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いやにバッグが軽いと思ったら、カメラ忘れた~
スマホで撮りました。
正直全然興味ないけど、アイドリングとドロンパのコラボ。
全員卒業、って解散ってこと?
かわいいお嬢さんが応援してくれるのは、ありがたいことでございます。ジェフの桐谷美玲ちゃんにはちょっとだけ負けるけど…

それはともかく。

ハイプレスでショートカウンター、そしてボールを保持した時は繋ぐという片鱗だけ見せた前節でしたが、今節は、ゴール前に今までよりは人数をかけて、2列目3列目の飛び出しで得点する、と、至極まっとうでステキなゴールが生まれたのでした。
この形、17節でもあったし、特に17節で見た梶山の頑張りがこれからを決まるのでは、と思っていました。が、川崎戦では全くいいところなく、全体に一対一で負けてたので、どうしようもなし。
それでも選手たち、ホームで情けない姿は見せないくらいの気概はありました。
新潟は、レオ・シルバが病気になる不運と、彼らのスタイルを貫こうとして裏目に出ているのとで、下位にいますが、そんなに弱いチームではないと思っていました。
この試合を見ると、やはり守備には問題が。
攻撃ももう一人のシルバを欠くせいか、前回アウェイゲームほどの迫力はなし。


至極まっとうなゴールは、はやばやと6分に生まれました。
最近ずっと好調ですが、この日の東は特に良いと思いました。
自陣で梶山から東にパス、東が潰れながらコースケへ、コースケがドリブルで持ち上がりグラウンダーのクロス、走りこんできた東がワンタッチで決める、という、まあなんてステキなサッカーらしい一連の流れでしょう。
これが東京のファーストシュートでした。
早い時間に先制したこと、これでずいぶん楽になりました。
選手たち、なかなか点が取れないと重圧を感じてきたかもしれません。


新潟も攻撃は素早くパスを繋いできて、わたしは好きなチームです。25分くらいの、吉本がアッサリ抜かれて打たれた山崎くんのシュート、あれが入っていれば全然違った試合になっていたでしょう。
この日も東京はシュート8本と、自分たちのアベレージ通り。それで3点、効率がいい………早い時間に先制したので、よけいにこうなったのでしょう。もうちょっとシュートチャンスは増やして欲しいけど。

得点後新潟にポゼッションさせるというのはいつものパターン。このところ見られなかった守備の粘りが回復されてきたようでした。

後半も早々に得点。
自陣のFKをモリゲが蹴り、前田に収まる、エリア内で新潟DFにかこまれながら頑張り、中央にパス、走り込んできた秀人が、これもステキなゴール。
前田はプレスをかけ、走り回り、ハイボールを競り、大忙しで頑張っていました。
17節のよっちのアシストと同じような形でしたね。違うのは、ゴールしたのがボランチの秀人ってこと。
これはとてもいい形。

試合後秀人のコメントで、CBが前に蹴るばかりではなく、低い位置からビルドアップも狙いたい、みたいな発言がありましたが、そうなったらわたしは嬉しい。
吉本くんがいい加減なロングフィードだかクリアだかわからないのを蹴ると、オバちゃんガッカリするのよ。
いつも蹴るのではなく、いつも無理くり繋ぐのではなく、うまく混ぜてできたらいいと思います~
ガナーズみたいに、意地でも繋ぎ倒そうとするチーム、好きだけど。それでスウォンジーにアッサリダブル献上しちゃうのだけど。

この辺りから新潟は元気が無くなったような。
梶山に変えて羽生、先輩は途中出場で必要に応じたプレーで落ち着かせてくれます。
そしてナオがサンダサと交代。前節バーンズを見ましたが、今節はサンダサ。
サンダサ、一部でヤザーに似てると噂がありますが、わたしはそんなに似てないと思う。顎がしゃくれてるとこが似てるだけ。
そのサンダサ、意外と足が速い。そして、長い。
足元の技術もあるようなので、もっとコンディションが上がり、チームにフィットしたら、相手には厄介な選手になるかも。
しかし長身な割には、ロングボールの競り合いは相変わらず前田がやっていたので、ポストプレーが得意なのかどうかよくわからない。

3点目は、東に代わって入った翔哉が取ったFKから。コースケが絶妙なキック、モリゲがフリーになって迫力のヘッド。
新潟守備陣、大問題だけど、それはおいといて。
気迫のゴールで、ゴール後の喜び方も、最近の気難しげなモリゲから、やっとエクボの浮かぶ表情に。


しかし、始めからちょっと怪しげだった主審三上さんが、後半になるとどんどんおかしくなっていく~
前半のエリア内で前田が受けたファウルはお咎めなし。
アディショナルタイム、ここは途中出場の成岡に自由に打たせたのが悪いかと思いますが、そのシュートをゴンちゃんが弾いてCK、ここでお互いもつれ合っただけというか、どちらかというと新潟の選手が倒れかかってきたみたいなのに、モリゲのファウル、警告、PK。
後少しで久々のクリーンシートだったのに。
気分がおさまらない東京サポ、快勝だったにもかかわらず、審判団にブーイング。

しかし、守備は良かったころの感覚が戻ってきたように見えました。
相手にポゼッションさせても、サイドはやられても、真ん中は堅いという。
ただ、成岡のシュートみたいな、中盤の選手がチェックに行くべきなところ、最終ラインにいて打たれる、これは以前からある問題です。

後味はともかく、快勝です。
まずはよかった。


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うーん、スマホじゃ誰かわからない。
2アシストのコースケです。
キレイなFKでした。


次節は、新潟より守ってくるであろう山形です。
さて、崩せるかしら。
好調な東の怪我は心配だけど、翔哉先発もいいのでは?
それともサンダサかバーンズ、いきなり先発かも、マッシモさんならやりそうな気もする。