第3節(20節)東京×山形 怪我か暑さか相手か審判のせいか?

勝てなかったのは・・・タイトルの全部、ということでしょう。
かなりの暑さでしたが、今日はもっと酷い猛暑・・・気持ち悪くなりそう。
蘇我夫は試合当日、香港出張から帰国。羽田から立川、飛田給
「香港も暑いけど東京もあづい~」と。



味スタ、山形というと蘇我夫としてはどうしても思い出してしまうことがあり、GK山岸、ベンチの山崎に一人でブーイング。リーグ戦でやっかいな存在だった宮坂にもブーブー。
新潟戦を見てない彼は、ここ2試合東京のゴールシーンを見なかったことに。
しかし、シュートシーンなら、東京にしては少なくなかったのです。
すごく惜しいシュートが多かったかどうかはともかく、攻撃の形は一応できてたので、スコアレスドローでも、そんなにネガティブになることはないかな。
と、また先走った。



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この日のスタメン。
新潟戦で怪我した東の代わりに翔哉。
翔哉はよくやっていたと思うけど、決定機を逃したのが残念無念。あれが入っていたら、全く違ってたはず。
そして、いないとその価値がわかる東。
東はよく動くし、パスの出し手も受け手もできる。
この試合、彼がいない影響はあったと思う。
翔哉も面白いけど、まだ東ほど相手に脅威は与えられなかったような気がします。

試合は、山形の方が良い入り方をしてきました。
水曜日の新潟戦では良い入り方をして、すぐにゴールできたけど、この日は山形の攻勢を受ける形に。
翔哉がファウルでロメロ・フランクを止めて早速イエローカードペナルティーエリア近くで、東京ユース出身の宮坂にFK、これがポストに当たったのが、山形としては最大のチャンス。
あぶねーあぶね-。
命拾いしたと思ったら、東京も同じような場所でFKゲット。
この日の池内主審、プレーを寸断することが多く、ますます試合をしんどいものにしていました。

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このFKをコースケではなく、モリゲが蹴る。
宮坂ほど惜しくない感じで、バーを越えてしまいました。
このとき、コースケなら入れられる距離なのに、どうしてモリゲが蹴ったのかな、意表をついたのか、モリゲが蹴る!と言ったのか・・・と蘇我夫と話していましたが、この後コースケが怪我で退場したところを見ると、もう痛かったのかも。


暑い中、けっこう行ったり来たりの試合になり、22分に大チャンスが。

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前田からすばらしいスルーパスが出て、翔哉がGK山岸と一対一になり、ゴールを確信したのに、ボールはなんととんでもない方へ。
翔哉ったらオリンピックチームではあれだけ決めていたのに~
味スタでリーグ戦初スタメンで力んだかしら?

翔哉にはこの少し後にもシュートチャンスがありましたが、それも枠を捉えられず。
東よりシュートは上手いかと思っていたけど、やはりリーグ戦本番となると違うのか。

でも、よっちだって、昨季のはじめの頃は決められなくて悩んでいたそう。
翔哉はもう鳥栖戦で決めているのですから、きっと次は入るでしょう。


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山形は、もっと引いてくるかと思ったら、堂々たる試合ぶり。
J1シーズンを半分過ごして、自信もついているんでしょう。
東京は前半攻撃もしたけど、受け身になる時間が長かったと思います。
暑いせいもあったかと思うけど、前半のうちに梶山、コースケが怪我で交代。
梶山は山形松岡のタックルをうけて負傷、池内主審このプレーにはおとがめなし。
後半に(審判も暑さにやられたのかも)、東京の選手にばかり警告が出された・・・サンダサのはファウルだと思うけど。

前半に二人交代することになり、前の選手の交代が難しくなりました。
ナオは、二人交代した時点で「90分プレーすることを覚悟した」と。
もう、30代FW大奮闘。
上の写真はキム・ボムヨンとのマッチアップ。



コースケの代わりに左SBで入ったマルくん。
すぐに意欲に満ちたプレーを見せてくれて、コースケのようなキックはないにしても、とても頼もしくて良かったと思います。

池内主審、律儀に前半5分のアディショナルタイム
こりゃ、後半はどうなることか~


コースケという最大の攻撃の武器を失った東京ですが、後半は東京がほぼペースを握りました。

マッシモ監督、57分に早々と翔哉に代えて、サンダサ投入。
もう代えちゃうの?もうちょっと翔哉にチャンス上げたらどうなの?それにもう交代枠残さなくて大丈夫?



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羽生のきれいなシュートは、GKにセーブされた。羽生にしては可能性を感じるシュートだったけど・・・残念。





山形のカウンターはなかなか鋭く、それでもあまり危険なシーンは作られなかったけど、FKを与えて、権ちゃんと秀人が交錯。
秀人が顔面強打して動けなくなりました。
秀人は昨季も顔面強打して、鼻血を出したことが。よくよく顔をぶつける人なのね・・・
しかし、もう交代枠は使い切った・・・だから、交代早くない、って心配したでしょ~
9人でやることになるのか、と思っていたら、しばらくゴール後ろで治療を受けていた秀人が、フラフラしながらも走ってピッチに飛び込んできました。
すると、池内主審、情け容赦なく高々とイエローカードを提示。
審判の許可なくピッチに入ることは警告の対象ではありますが、この池内主審の態度は、いかがなものか。
怪我をして倒れていた選手への思いやりもリスペクトも見えない。
これは東京のメディカルスタッフもうかつだったけど、木で鼻をくくるような池内さんの態度にも不快感が残りました。
なんかイヤな試合になっちゃったなぁ・・・

でも、秀人は最後まで頑張り通してしまいました。
足の怪我より命に関わる部位なので、続けさせて良かったかどうか。
今日のトウチュウによれば、脳震盪ではなかったようなので、一安心ですが。





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サンダサは、2度ほどシュートを打ちましたが、やはりポストプレーよりはサイドに流れて抜いたりする方が好きなように見えます。
足も遅くないし、上手いけど、シュートは今のところボテボテ。
本人が「本物のサンダサはまだ見せていない」と言ってるので、なるべく早く「本物の」サンダサを見たいもの。
アクシデントと主審の笛と、ブツブツ切途切れた試合でサンダサもやりにくかったようです。

80分のナオのボレーシュートが決まっていればかっこよかったけど、それも枠外に。




さらに7分という長いアディショナルタイムも、ヨネちゃんのバーを遙かに超えたシュートで終わりました。

どれか1本シュートが入っていればな~とは思うけど、前半は山形を勢いづかせてしまって、立ち上がりの宮坂のFKが入っていれば、もっと難しい試合になっていたでしょうし、勝ち点3がとれない相手ではなかったけど、ドローでも仕方ないか・・・ってところ。
アクシデントの連続で、まあ仕方なかったでしょう。

そして、梶山とコースケの怪我は数週間かかりそうだと。
秀人は鼻骨が折れてるらしいけど、大丈夫とか。
東がどの程度かわかりませんが、次の鹿島戦、仙台戦、どうなることか。

でも、代わって入ったマルくんは彼の良さを出していたし、チーム力でなんとかするしかないでしょう。
若い選手もつかってみては?と思うけど、マッシモ監督はサンダサとバーンズ両方先発とかさせちゃうかも。



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整列の時も立っていられなかった秀人。
この後、ベンチの方に戻って吐いていたようです。鼻血が喉に入って気分が悪かったって・・・うう。


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次は鬼門中の鬼門、鹿島だけど、セレーゾ監督解任されました。
どなたが監督でも鬼門に変わりはないか・・・
応援には行けない(カシマにはどうしても行く気がしない)けど、頑張って内容はともかく、勝ってくれたら。