名古屋旅行~徳川園

初めての名古屋旅行、二日目はなごや観光ルートバス「メーグル」に乗って、徳川園と徳川美術館へ。


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写真、失敗~

この観光ルートバスに乗ると、シルバーボランティア風のおじさまの案内付き。さらに、車内では「徳川家康公」と誰だったか家臣のアナウンスが流れ、「○○へ行く者はここで降りるがよい。」などと偉そうに教えてくれます。

トヨタ産業技術記念館ノリタケの森なども興味があったのですが、時間がないので、徳川園を目指します。



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徳川園黒門。
明治33年完成した尾張徳川家の遺構。

徳川園については↓


さすがは尾張徳川家由来のお庭。
谷田川の河岸段丘を生かした高低差のある地形と、既存の照葉樹林が特徴だそうです。
確かに歩いて見ると、段差が多く景色に変化があります。

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大曽根の滝。
まだ暑かったので、水音が涼しく感じられ、青紅葉の色がさわやかでした。


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龍仙湖。



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瓶の中に咲いてた黄色い未草。



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(以上4枚蘇我夫撮影)


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龍仙湖に咲いていた花・・・名前忘れた。





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渓谷を思わせる景色。




自然が豊かに生かされた庭でした。


そして、徳川美術館へ。

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徳川家、尾張徳川家に伝わる美術工芸品が展示され、尾張徳川家の豊かさが伝わってきます。

甲冑、刀剣、お姫様の嫁入り道具、絵画など。

なんといっても最高のお宝は、「源氏物語絵巻(いわゆる隆能源氏)」なのですが、国宝でも最上級に属する貴重なものですから、公開されていないかも、出張も多いだろうし・・・と、予想していましたが、やっぱり公開されていませんでした。
11月に大展示会があり、全巻公開だそうです・・・な~んだ、名古屋戦もその頃だったらよかったのに~
一部は上野の国立美術館で見たことはありますが。

ここには、「柏木」「竹河」「橋姫」の巻があるそうです。
「橋姫」はこの絵巻の中でも華やかできれい。
12世紀の絵巻が大切に保存され継承されてきたのも、すばらしいことです。



というわけで一番のお宝が見られなかったのは予想したこととは言え残念。



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美術館に隣接しています。
尾張徳川家の旧蔵書を中心に和漢の典籍を所蔵。
古地図などもあり、ここも面白い。




時間はここまで、名古屋駅に戻り、帰りの新幹線に乗りました。