第13節(30節)東京アウェイ広島戦  真骨頂。

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今日のエルゴラ


TV観戦です。
現地応援のみなさん、お疲れ様でした~
あの試合をスタジアムで見られたとは、本当に羨ましい・・・
遠征も費用がかかるし、11月に岡山遠征を計画したので、広島行きは断念。

しかし、TVで手をこまねいて見るのは、どうしようもなく辛い。
スタジアムへ行ったって何かできるわけじゃないんだけど、うちでじ~っと見るのは逃げ場がない感じで、心身に悪い。
しかもウノゼロに慣れたとはいっても、この広島戦は負けたマリ戦、勝った松本戦より緊張感が強くて、TVの前でヘトヘトに。胃も痛くなった・・・

スタメン、松本戦と変わったのは、秀人が出場停止から戻ってアンカーに、ヨネちゃんと拳人がインサイドハーフに戻り、前は河野、東、前田の4-3-3.
広島は、試合を見ていて柏が怪我で離脱したのは、広島にとってはイタかったろうな、と思いました。清水もよかったですが、柏の方が強さがあってコワい。
3-4-2-1というけど、わかりにくい布陣です。
佐藤寿人ゴン中山のゴール記録にあと1と大手をかけているんだとか、お願いだから「いいひと東京」はやめてね。
TVでよかったのは、若かりし寿人がジェフ時代にゴールした映像が見られたこと。
彼は選手としても人間としても素晴らしい人であると思います。が、この試合ではやられたくない~
年間勝ち点62,2位。得点62,失点28ってすごい。
東京はこの試合までで得点39,失点27,3位。
地味だなぁ・・・でもいいもん。


ネガティブサポのワタクシ、気力を振り絞って見ていたのですが、キリキリ神経を使う試合で、水も喉を通らず。
しかし、ネガティブになって怖じ気づいていたのはわたしだけで、選手は至って落ち着いていました。
この試合のファーストシュートは開始早々のヨネちゃんのシュート。
ほとんど気絶しながら見てたのですが、なんとなくこの試合はマリ戦とも松本戦とも違う、選手の気持ち・・・強い決意が伝わってきました。
序盤は引き気味で、広島にポゼッションされ、何度もCKを与えましたが、CKの守備は安定しているのでそんなにピンチにはならず。


この試合は、どこかで誰かがムリをしなければ勝てない相手、と思っていました。
全員が頑張ったことに違いないのですが、特によく動いていたのは、拳人と河野、そして秀人が前に後ろに動いて、相手の中盤を押さえていました。
累積警告開けの秀人でしたが、この試合でもさっそくもらっちゃっいました・・・イエローもらうだろーなーって思ってたのよね。
秀人が復帰してもスタメンに入った拳人は、積極的な攻め上がり、シュート4本打って、攻守に若々しくよく動いていました。
CBの二人はいつものように安定して力強く、モリゲがドゥグラスに体を入れてゴールラインの外に押し出したプレー、その後のモリゲのどや顔、見応えありました。



後半、いつも入り方の悪い東京ですが、この試合は前からのプレスを強め、ボール奪取の機会が増えました。
ヨネちゃんのクロスから拳人がヘッド、ポストをたたいたのは、本当に惜しかった・・・(NHKでは前田前田って言ってたけど、拳人ですから~)
相手のプレスをうまくかわしながら早いパス回しをする東京、むろん広島も右左に揺さぶってきて、ドゥグラス,塩谷、遠目からも柴崎が打ってくる。さすがにレベル高い。徳島はどうしてドゥグラスを移籍させたんでしょ?
でもモリゲ、マルくんや徳さんが体を寄せて、枠に飛ばさせないし、飛んでしまったのはブラダの手の中。

ほんのちょっとした隙か、個人の力が発揮されるかで、どちらが得点してもおかしくないシーンはある。

広島は予定通り寿人に代えて浅野。このヒトにもやられたことがあるなぁ・・・
その後、コースケをふさいでいたミキッチが膝?を痛め、ピッチ外でしばらく治療して戻る・・・これが森保監督には悔やまれる判断だったよう。
それまでミキッチに押さえられていたコースケが・・・脇腹痛の影響か、この試合のできはあまりよくなかった・・・
ようやく上がってDFの裏に抜け、クロスを上げると、前田が反応して、頭で落とす。これがさすがのプレーでした。
拳人のシュートは全然枠を捉えていなかったけど、河野が膝に当ててコースが変わり、ゴール。
膝に当てたか当たったかわからないけど、コメントによれば、河野も足がキツかったので、もう交代しそうだから、その前に、ゴール前まで行こうと思ったとか。
河野も攻守によく走っていたので、ご褒美に今季リーグ戦初ゴール。もうちょっとゴールほしかったけど、シーズン初めの不調もあったし・・・

先制したら勝率は大幅アップの東京だけど、広島にだけはホームで逆転されているので、まだ心配。・・・なのはワタクシで、選手はますます落ち着いていました。70分の先制、あと25分くらいか。
河野に代わり羽生が入ってバランスをとってくれる。

広島は当然攻勢を強め、80分過ぎにとうとうドゥグラスのヘディングシュートをブラダがはじいたところを押しこまれて・・・スタジアム内には「ゴ~~~ル!」とコールされたけど、ドゥグラスが秀人を倒したファウルということで、ノーゴール。
ああよかった、助かった・・・あれはファウルよ、うんうん。

そして松本戦に続き44分に拳人が足を攣らす。
うちでTVの前で「吉本を入れて5バック!」と夫婦で声を揃える。
そのままそうなって、5分のアディショナルタイムもはじき返して終わる・・・浅野の危ないシュートもあったけど、サイドネット。試合後、ものすごく悔しそうな浅野の表情が見えました。彼も良い選手です。


まだ荒削りなところはあるけど、拳人の果敢なプレーはすばらしかった。

こうして、東京の中盤は特に大変だっただろうけど、広島の攻撃の起点を押さえることに成功。
それでも個人の力でやられそうにはなりましたが、DFの集中力はほとんど切れずに、多少の運も味方してくれて(実力が拮抗しているかそれ以上の相手だったら、多少の運も必要)、勝ち点59.
非常に緊迫感のある厳しい試合でしたが、マッシモ東京の、これが真骨頂でしょう。
シュート数も広島16,東京13。
この試合のいいところは引きっぱなしではなく、パスをつないで攻撃,ゴールまでもっていけたところかと。

と、エラソーに書いているけど、ホイッスルがなるまで半分気絶してたのです。

今日録画を見直して、やっと冷静に書けているのです。

いやもう堪能したから・・・
2週間幸せに過ごせるし・・・あんまり贅沢はいわず、このままシーズン終わってもいいんだけど?
そうはいかないか・・・