またまたスタジアムに飢えて~J3リーグ33節 町田×富山 町田躍動。

この試合の前日、10月10日のこと。
蘇我夫は一人福岡に参戦。
わたしは家でTV観戦でしたが・・・意見は分かれるかもしれないけど、わたしとしては、こんな奇策で負けるのはサイテーと言いたい試合でした。パウちゃんが倒された場面はPKもらってもよかったと思うけど、それでドローだとしても内容の貧困さは変わらず。シーズン終盤にこれでいいのか?福岡が・・・ウェリントンがそんなに怖くてJ1なんぞ行けるか!?と、怒り心頭。
蘇我夫は平静を装って帰宅し、「ま、こんなもん」とかボンヤリ言ってましたが、翌朝。
「口直しに野津田へ行く」
と、言い出す。
わたしも「他サポさんいらっしゃい」デーに行けなくて残念だったので、出先から野津田に直行。

町田にとって9月23日「他サポさんいらっしゃい」のJー22戦は、他サポは知ってか知らずかとっても重要な試合でした。
その前節首位を走る、レノファ山口に手ひどい逆転負け。
引きずりそうな悔しすぎる負け方をした後、翔哉や奈良くんなどオリンピックチーム中心のJー22を迎えたのですが、よく立ち直ったと思います。

しかしJ3は参加チームが奇数なので、前節お休みで山口との勝ち点は9。
今節迎えるのは、東京も対戦したことのあるカターレ富山
前節負けて今季のJ2昇格がなくなり、1年での復帰が果たせなくなったところ。

野津田に着いたのはキックオフ直前。
早く着いたらチョコパンとゼルビアのマフラーでも買おうと思っていたのですが・・・

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ゲートでもらったコレオ用の青い紙。
掲げてアンセムを歌っている途中で席(バクスタ)に。

(以下、写真はいつものように蘇我夫撮影です)


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この試合のスタメン。
森村、重松、そして富山の平出と、東京ユース出身者。
戸島はジェフから移籍。苔口もジェフに在籍していたことが。
ベンチ外だったけど遠藤敬祐はジェフユース出身です。
北井は町田から富山へ。
というわけで、見たい選手が何人もいて楽しみですが、町田の核をなす選手は、両鈴木とリ・ハンジェではないかと思います。


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この試合、町田は25本もシュートを打ちました。
立ち上がりから、ショートパスを小気味よくつないでいましたし、前があくとミドルシュートも積極的に。
重松の確かこのミドルがオープニングシュートだったか。
いいシュートもありましたが、入らず・・・


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森村を平出が倒して「悪ィ悪ィ」みたいなところ。
平出くんは不動のCBですが、苦労も多いだろうな・・・と思います。
前半の平出のFKにはビックリした~結構キック力あります。

町田がポゼッションをとり、シュートまで行っているのでゴールがほしいところですがなかなか入らず、すると前半半ば過ぎから富山もボールを運べるように。
長いボールを蹴って、前に北井と苔口が走る、そればっかりでしたが、ジェフでも知ってるように苔口、足は速い。そしてジェフサポならよく知ってるようにシュートはあまり入らない・・・
夫が言うには30本中1本、最近得点したから今日は入らないよ。って。
そうはいっても自分たちの時間に得点できないと、事故的な失点することがあるじゃない~


などと思っていましたが、スコアレスで後半へ。
後半開始まもなく、ちょっと事故的なゴールは、攻めたてていた町田に入りました。

前でハイボールを何度も競っては、よろけていた戸島くん。
それでも前でボールを競れるFWがいると助かります。

富山のGK江角のゴールキックを、戸島が背中あたりに当てて落としたら、上手い具合にフリーの鈴木孝司の前に。
GKと一対一になり、ゴール。
せっせと攻めていてもゴールできなかったけど、GKのミスであっけなく得点。


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この写真は別のシュートシーンですが。


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やっぱり町田のゴールゲッターは鈴木孝司

後半も町田ペースは変わらず。
富山の攻撃は単発で、守備は踏ん張っていたと言えなくもないけど、町田のシュートが入らなかった、と言う方が妥当かと。



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重松は4-4-2の左ウイングで、よく走り、守備にもよく戻っていました。
「人間到る処青山あり」。
やっと彼も力を発揮できるチームに入れたのかも。
頑張ってほしい。




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森村と重松。


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後半30分、森村が左エリア外でファウルをうま~くもらって、FKを重松が蹴る。
いいキックでしたがきわどく入らず、そこから迫力ある波状攻撃。
でも相手GKやポストや何かが防いで、最後にリ・ハンジェの元に。
彼のミドルシュートが決まって2点目。
富山もこう揺さぶられては防ぎきれませんでした。

押しながらなかなか追加点が取れないので、「こういう試合はリ・ハンジェじゃない?」といい加減なことを言ってた蘇我夫でしたが、当たったわ。

4-0か5-0で終わってもおかしくなかった試合でしたが、2-0でした。
特に終盤の3,4本連続シュート外しは、ご愛敬というか、厳しく言えば、ここが山口との違いかと。
山口はまったく情け容赦なく、貪欲に、ゴールを狙い、確実に獲ってしまいます。
岸田とか島谷とか、J2でどれだけやれるか見たいところ・・・ではありますが、わたしとしては、町田に昇格してほしい。
現実的には、入れ替え戦に回るだろうと思います。
あまりにも巡り合わせの悪い長野は、昨季讃岐に負けてしまいましたが、町田はJ2の経験もあるし、なんとかやれるかも。
ただ、その相手がギリギリまで決まらない可能性があり、準備も難しいところではあります。

ともかく。
この試合はモチベーション維持の難しかった富山に対して、町田は良い試合をしました。
パスをつなぐ技術は町田の方がかなり高く、楽しく見ました。

可能性がある限りあくまで優勝を狙うでしょう。
でも、もし入れ替え戦になったら、うまく日程があえば、野津田に応援に行きたいと思います。