マッシモ東京を振り返る~その1.天皇杯準々決勝、長崎でシーズン終了。

そのうちにマッシモ東京についてまとめようと思っていたら、年末年始忙しくてなんにもできないまま、気がついたらコースケに続き権ちゃんが海外へ言ってしまうし(お別れもできないワビシイ旅立ち)、マッシモはマガトにふられた鳥栖の監督に就任してしまいました。
そうこうしているうちに、もう今週14日新体制発表会。
出来心で申し込んだら当たっちゃったので(400名も応募があったんだろうか)、行ってきますわ。
誰に頼まれたでもなし、いくらにもならん時間潰しにすぎないのですから、やめちまえばいいのですが、自己満足のために記憶もおぼろげになっているけど、考えてみたことをまとめて・・・って、まとまらないんだな、これが。
 
まずは天皇杯準々決勝を思い出してみましょう・・・
でも、あまり思い出しなくなかったわ・・・
試合後マッシモも言ってたけど、今となっては試合結果うんぬんはもういい、ってことでしょう。
そして、あれだけの集中力とチーム力を見せた広島も、さすがに中2日での準決勝は疲労もあったでしょう、あえなく敗退しました。
もう遠い昔のような気分ですが、マッシモ東京最後の試合。
やっぱりあのリーグ最終戦で東京は終わってたんだな、と感じると同時に、それでも気力を振り絞って勝とうとする選手たちの姿もしっかり目に焼き付いています。
延長後半キックオフの時、水も飲まずに円陣を組んで気合いを入れていた選手たち、もう追いつけるとは思えなかったけど、その姿を見ただけで長崎に来て少しは良かったと。むろん、彼らはプロなんだからそれぐらいの意気は見せて当然ではありますが。
 
今更東城主審についてどこういうのも往生際が悪すぎるとうものです。
結局彼はバーンズィへのファウルを認めなかったことで、バランスをとったのでしょうし。どっちに有利というほどには偏っていなかったと思います。
ただ良いレフェリングだったかどうかと言うと・・・
 
この試合の二日ほど後、イングランドプレミアリーグで、ワトフォード対スパースの試合を見ました。なかなかの熱戦で面白かったのですが、その試合でラメラが、東が最初にもらった警告とまったく同じプレーをしました。
オフサイドの判定だったのに、プレーを止めないで蹴ってしまった、あれ。
ところが、この試合の主審アントニー・テイラーはラメラにイエローカードを出すどころか、注意もしない、まったくおとがめなし。
何事もなく試合は進みました。
これってどういうこと?
Jリーグの審判は「決まりは決まり」ということに、言っちゃ何ですが、無批判に忠実ではないかと。
審判の裁量の範囲というのが、PLを見ていると柔軟で面白いと思う。
ラメラのオフサイド後のプレーなどは、テイラー主審にしたら、うまく裏に抜け出て「やたッ!」と思ったラメラが、オフサイドと言われて、チェッ!と勢いでボールを蹴っても、それは人間として普通の反応でしかない、ということなのでしょう。テイラー主審がカードを出さない人かというとそうではなく、この試合では、ワトフォードSBアケ(ワタクシのちょっとお気に入り)のラフプレーに対して一発レッドを出しています。
 
規則に忠実か、人間理解に柔軟か、という違いは、フットボールの歴史の違いかとも思います。
もし、この天皇杯準々決勝をテイラー主審が裁いてくれていたら、東の退場はなかったでしょう。
わたしは今季の東はとても良かったと思っているし、もしオフサイドだとしても、先制点の場面よくと飛び込んでくれた、と思います。
彼は敗戦は自分のせいだ、と悔やんでいましたが、そう言えなくもないかな、彼が退場して攻守に動き回れる選手がいなくなったし、何より攻撃がますます乏しくなったし。
コースケの上がりをカバーしたりフォローしたり、広大な中盤もカバーしていたのは東でしたから。
2枚目の警告ではなく、最初のやつがイタかった、とっても。
 
 
そんなことを思った試合でした。
 
 
この試合を最後に、コースケはオランダ、フィティッセへ。
 
わたしは、トシヨリの予感とでも申しましょうか、彼は移籍するのではないかと、シーズン途中から感じていました。
 
長くなりそうだから、続く~
 

マッシモ東京最後の試合なので、写真をアップしておきます、わたしの小さいカメラで撮ったへぼ写真ですが。

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延長後半前の円陣。


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退場になったモリゲをねぎらうマッシモ監督。


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これが今シーズンの終わり。