FC東京新体制発表、始動。

お寒うございます~
東京に久しぶりの雪、朝は大変でしたね……帰りもまだ雪が残っているので、ご注意を。

今日から沖縄キャンプに入るはずだった東京、この悪天候でフライトがどうなったやら。
到着が遅れるとHPに出ているので、一応午後便にはのれたのかしら。
いきなり出鼻をくじかれた感じ…お天気には文句言えませんが。

今まで報道やHPで読めばじゅうぶん、と思っていた新体制発表会ですが、なんとなく申し込んだら当選してしまいました。
だから例年と比べて発表会の雰囲気がどうだったかとか、そういう比較はできません。

なんちゃってサポの蘇我夫も一緒に当たったのでなぜか出席。
でも東京にしてもジェフにしてもどちらも夫婦で年間チケット持ってるんだから、サポに違いはないでしょう。我ながら粋狂だわ~

新体制発表会の画像や内容はSNSなどでおおやけにしないでね、とのお達しはともかく、もう報道されたし、日にちもたっているので、わざわざ書くこともなくなりました。



イメージ 1
(会場で頂いたファイル)



感想だけ書くと。←と言ってまた長くなる~~

スローガンなんてまああってもなくても、と思うけど、ちょっとばかり◯゛サい感じ。
当て字のスローガンって多いけど、どれもなんだかね。
他クラブにも同じようなスローガンがあったと記憶していますし。

スローガンにうたうように社長以下フロントスタッフ、城福監督、新入選手、声を揃えて優勝が目標と口にしていました。

昨年3位と同勝ち点の4位でしたから、それより上の目標といえば、ACLかリーグ優勝になります。
マッシモ前監督のリーグ戦最後の会見でも、首都東京のクラブは強くあるべきだ、と言っていました。
クラブがそれを目指すのは間違ってはいないと思います。

でも、城福さんも言っていたけど、そんなに簡単な話ではない。
うまくいかなかった時に、クラブも選手もサポーターも耐えることができるだろうか、という心配はあります。
クラブ史上最高勝ち点を取ったマッシモ監督と契約せず、一度東京から解任された城福さんを招聘したのですから、うまくいかなければ「それ見たことか」という声が上がるのは必定。
それは容易に想像できること、わかっていてあえて監督に就任した城福さんには相当の覚悟があると思います。
フロントにも当然その覚悟はあるべきですが、ポポの時も、マッシモ前監督の時も、フロントは堪え性がなく、サッカーの方向性も定まらないまま、結果を求めて2年で非継続とした過去を見ると、不安も感じます。
実際、上位を走っていたチームの監督を解任した大宮は降格し、鳥栖は低迷することになりました。
東京の場合はシーズン途中に電撃解任したのではないので、かなりマシではありますが。
しかし、まだ3位争いしている時に、人事についてマスコミにリークしたことは、脇が甘いのか、故意にやったのかわからないけど、不愉快なことでした。今後はもっときれいにやってね。

サッカーの方向性と言えば、「では東京のサッカーとはどういうものか?」と言ったら、実際にはさほどはっきりした形はない、ということが現実ではないかと思います。
例えばヴェンゲルさんのガナーズのような確立したスタイルは、まだ東京にはないでしょう。
城福さん(熊さんはよくわからないけど)ポポと続いたパスをつなぐ攻撃的傾向のサッカーの方が長かったかな。
この2年間のマッシモ監督のサッカーの方がむしろ異色だったかと思います。
それがある程度結果が出たから、当然マッシモ監督で行くのかと、思っていましたが、あえてクラブは彼を続けさせなかった。
マッシモ監督のサッカーについてはしつこく書いたので、もう止めるけど、好みを言えば好きではなかったし、考えてみると選手たちはかなりいっぱいいっぱいだっただろうと思います。
しかし最後までACLを争ったチーム、さらにストロングポイントだったコースケが抜けたチーム引き継ぐのは、とても難しいこと。

今年は挑戦するのいいけど、期待したほどの結果でなくても、受け入れるくらいの堪え性はフロントにもサポーターにもほしいものと思います。

クラブと城福さんとの契約がどうなっているかはわからない訳ですが。


移籍加入の選手の印象について。

ハ・デソン選手がとても気に入りました。
落ち着いていて責任感がある感じで、なんだか楽しみ。
でも、彼が出ると、4-4-2だとヨネちゃんか秀人がベンチになってしまうかも。
いっそ3-5-2とかはいかが?などと妄想したり。
まずはチームとリーグに慣れなければいけませんから、すぐに出場するかはわかりません。年齢から見れば、即戦力そのものです。

あと、秋元選手がコワイけど、なかなか愛嬌が。
そして、水沼選手がコースケの抜けた穴を…盛り上げ役をやれそうです。本当にシャー一番乗りを期待しています。


城福さんの考えは、まだ一端しか見せていないようです。

アクションサッカーを目指すことは、東京ならできると期待しています。
この2年はThis  Gameに集中していたと思いますし、城福さんもそこはおろそかにするのではないとわかります。
そのなかで、いかに選手が能動的にサッカーができるか、それがチームとしてかみあうかは、城福さん自身が言うように簡単ではないけど、目指すべき価値はありそうです。

期せずしてジェフの関塚監督も、アクションサッカーをしたいと言っています。
どちらも、勇気をもって前を向いていってほしい。

不安も正直大きいけど、オシムさんの言うように「恐れることを恐るな。進め」。