J2第1節 ジェフ×徳島 ジェフサポの心を掴む18番。とな~

東京のおかげでナイトゲームが続き、そこにJ2開幕戦、暖かいのはいいけど、た~っぷり花粉の飛ぶ蘇我で、そりゃあもう、すっかり鼻がダメになりましたわ。

そんなこんなで?今ごろのアップ。

試合前、スタンドで「喜作」の唐揚げを食べながら、「今年の徳島って、どんなのかイメージ湧かない」と、わたしが言うと、蘇我夫も「徳島つったら、津田だよな」と、いなくなってしまった迫力ある顔の選手のことを言う。
イメージ湧かない、ってなんか、コワいよね。
と、話していたら・・・

本当に怖かったのでした。

監督は長島裕明さんと言えば、東京サポには懐かしい名前。
今季は、徳島と岡山で東京のコーチだった人が監督になっています(岡山の長澤監督は昨季から)。


ジェフは、ちばぎんカップのメンバーから、インフルエンザが治った近藤がCBに、そして意外にも山本真希ではなく、富澤がボランチに。
うちは富澤があまり好みではないので、え~~~そうなのォという感じでした。ちばぎんカップで、山本は、当たりに弱いところが見えたので、関塚さんは使わなかったのかも。

イメージできなかった徳島のサッカーは、序盤はロングボールを使ってきたから、そういうサッカーかと思いきや、そうしてジェフにスペースを作らせて、ワンタッチパスをテンポ良くつなぐ、という結構なスタイル。
ジェフはなかなかボールに触れず、後手を踏む。

前には、北九州でもイヤだった渡とか、山崎とかフィジカルも強いタイプの選手がいるし、中盤は上手くボールをつなぐし、ジェフは開幕戦で東京と同じく固くなったか、あまり良いところなく、ともかく前半は失点しないで終わり。

しかし、後半早い時間に、必然的に先制されてしまいました。
セットプレーのボールがコンコンと当たって、ボランチの濱田に入れられた・・・ちょっとついてないけど、内容からすれば徳島が先制するのは必然でした。

で、スペースがないとあまり良いところが出ない(一度飛び込んでヘディングシュートしたのは良かったけど)小池純輝に代えて長澤。
長澤もまだJリーグのサッカーになれていないのか、ちばぎんカップでも良いと思わなかったので、交代で一番に出てきたのは意外でした。
この試合でも結局最後の最後に仕事したけど、守備には怠慢でがっかりさせられるプレーも。
でも、やっぱり局面では上手いらしい。わたしが彼を気に入らないのには、どうせ赤に帰るんでしょ、という偏見があるようです・・・
あと20分のところでエウトンに代えて、蘇我夫のユニ18番の吉田眞紀人
体中からスーパーサイヤ人みたいななにかを沸き立たせながら入ってきた。
そして、あと10分と少し、というところで富澤に代えて山本。
これが最初だったんじゃないの~と蘇我夫。


徳島は、逃げ切りを図るためでしょう、最後の交代は大﨑に代えて藤原弘太朗くん・・・彼も今季はベンチスタートなんだ・・・
しかし、これが徳島としては裏目に。

ジェフが押し込むようになり、とうとうアディショナルタイム

ハルヤ、長澤、とつないで、山本がクロス、ゴール前中央でフリーになったマキトがヘッドでガツン!と。
それまでに3回くらいチャンスがありながら入れられなかったのですが、ここは徳島も出足が遅れたのと、マキトもうまくフリーになって、見事なゴール。
そして久々のフクアリ劇場発動。
いつ笛が吹かれるかヒヤヒヤのなか、しかし、プレーは止まらないので笛も吹かれず。
もとジェフの福元が蹴ったFKがタッチラインを割ったり、ジェフ側のコーナーで徳島の選手がキープできなかったり、徳島から見ればいくつかのミスが、勝ち点を失う原因に。
ジェフには逆転できる、という雰囲気がみなぎり、その通りに、阿部のクロスをマキトが落とし、山本、船山とシュートするも弾かれ、さらに長澤が押し込んで逆転、ほぼ同時に試合終了。

直後に座り込んだマキトの姿が印象的でした。



良い試合でなくても、執念で逆転。

こういう試合があるから、サポはやめられないんですね。

東京もあやかりたい・・・

というのは置いといて。

試合後のコメントも含めて、その背番号にふさわしい気迫と執念を見せた吉田眞紀人が、ジェフサポの心をしっかりと掴んだ試合でした。

わたしもこういう選手大好き。

この試合ピッチにいた中で一番上手いのは、ハルヤで、フィジカルも強くなってきたし、彼が1シーズン怪我なくやれるかもジェフには重要な要素ではあります。
そして、この試合で勝利への執念を見せたフレッシュな選手たちが、いつまでそのフレッシュさを保てるか。
まだ始まったばかりで内容はよくなかったけど、楽しみなシーズン開幕戦となりました。


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多々良と徳島GK相澤との小競り合い。

眞紀人のゴールシーンは、蘇我夫もうわ~~~ってなって、撮れなかったそうです。


2点目のシーン。
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真希シュート。


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船山シュート。
船山には、オフサイドになったゴールがあったけど、あれはきれいにパスをつないで獲れたいい攻撃でした。



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最後に長澤が押し込む。
やはり「持っている」のかしら。
ここにいる、というのも嗅覚なのでしょう。


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ヨロコビの団子。




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タイムアップ。しばし呆然とするマキト。




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長澤をオフサイドトラップにかけたでんぐり返し。
この後やり直しました・・・