京都旅行~その2.緑陰の哲学の道にはネズミも猫もいた~

5月6,7日の京都旅行。
二日目、銀閣寺へ行き、哲学の道を歩きます。
午後は試合なので、観光はここまで。

わたしは8年ほど前、桜の季節にここを歩いたのですが、蘇我夫は「初めてのような気がする」そうです・・・

桜の季節がきれいなのは言うまでもないけど、京都の桜の名所はここだけではないし、桜の種類から言えば、御室や天龍寺龍安寺の方が趣があります。
と、季節外れの負け惜しみを言っといて。

それでも、緑陰の哲学の道も、本当に気持ちよく、さわやかでした。

まずは銀閣寺(慈照寺)へ。

入るなり、お庭の狭い道は人垣で渋滞。
朝9時頃なのに、観光客でいっぱい。


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お庭から繋がっている小高い山を登ると、こんなにすてきな景色が広がる。
(上3枚蘇我夫撮影)


銀閣寺を出て哲学の道散策。
哲学者西田幾太郎がこの道で思索にふけったので、この名がついたそうです。

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うちは思索というよりは、蘇我夫の頭はコーヒーと喫煙スポット探しでいっぱい、わたしは初夏の花を見つけちゃ写真とるだけ。


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疎水沿いに咲く花。
名前誰かご存じ?


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哲学の道沿いにある法然院
緑に包まれた茅葺きの門が趣深い。

法然ゆかりの旧跡で、1681年建立。
谷崎潤一郎、河合肇のお墓もあるそうですが、墓所までは行きませんでした。





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今まで何度か歩いた哲学の道ですが、大豊神社には初めて寄りました。
何種類ものお花が丹精こめて育てられた、きれいな境内の神社です。

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ピンクの花がたいそう美しいツクバネウツギ。
(以上2枚蘇我夫撮影)


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他にも小菊などがかわいらしく咲いていたけど、ピント合わせるのが難しくてボツ。


そして、この神社。
狛犬ならぬ、狛ネズミがいるのです。



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ねずみ年の初詣は混み合うらしい・・・でもこの日はひっそり。
神主さんとお子さんらしい幼稚園ぐらいの女の子が遊んでいました。

平家物語の「鹿ヶ谷」はこの辺だとか。
この神社は889年宇多天皇病気平癒のために創建されたそうなので、鹿ヶ谷の謀議がされたころには、もう建っていたことになります。


大豊神社を出て、また哲学の道に戻ると・・・

ネズミがいれば、必ずいる子。

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(以上2枚蘇我夫撮影)



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在来種のタンポポではないかと思うのですが・・・別種かな?



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哲学の道は、若王子神社でおしまい。

南禅寺と琵琶湖疎水水路閣へ。


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明治23年に竣工した琵琶湖疎水水路閣
南禅寺の境内を走っています。



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(以上4枚蘇我夫撮影)

疎水はまだ現役で、蹴上げにある京都市水道局に繋がっているそうです。
蹴上げ京都市水道局にも古い洋館があり、また浄水場ツツジの名所で、ちょうどこの時期に一般公開されています。

時間の都合で外からのぞくだけでしたが、きれいなつつじがたくさん咲いていました。



というわけで、今回の京都旅行はおしまい。