第28節(2nd.11節)東京×湘南 緑っぽくも青赤っぽくも

ところでいきなりですが、トップチームの試合の翌日、11日日曜日にJ3リーグU-23アウェイ盛岡戦がありました。
グルージャ盛岡と言えば、先日天皇杯で仙台を5-2で粉砕するというすごい勝利を収めたチーム。
その盛岡に乗り込んで、1-1のドローでした。とても良い試合だったらしい。
天皇杯盛岡・仙台を見てて、蘇我夫が盛岡の段幕に「Blowing Bubbles」と書いてあるのをみつけたそうな。
ググると、盛岡のチャントにしているようです。
元は言うまでもなくイングランドウェストハムの有名なアンセム、選手入場の時には、無数のシャボン玉が飛ばされます。
イライジャ・ウッドが主演した映画「フーリガン」つったっけな、あれもウェストハムサポのお話で、アメリカ人であるイライジャ・ウッドが『ブローイング バブルズ』を歌うところがラストシーンだったと記憶しています。
盛岡サポのみなさん、なかなかお目が高い。
でも難しい歌だから、覚えるの大変でしょうね・・・"YNWA"みたいに簡単ならすぐ覚えられるけど。

と、またタイトルと関係ない話を。


さて、ルヴァンカップと代表戦をはさんで、久しぶりのリーグ戦です。

相手は17位の湘南。
中断前のガンバ戦では良い試合をしながら勝てなかった・・・いつもあとちょっとで勝てず8連敗だそうです。引き分けのないところが、なんとなく湘南ぽいような・・・
クラブの姿勢もチョウ・キジェ監督も好きだし、残留してほしいと思うけど、負ける訳にはいきません。
ここで勝てばほぼ残留安全圏入り、それに次から上位様との対戦が続くので、なんとか安全圏に入っておきたい。

東京は、ムリキ怪我につき(今日6週間との発表あり)、翔哉先発。
CBにはモリゲ、吉本、SBはこのところ右室屋、左徳さんで固定、ただ徳さんのパフォーマンスが気になるところ。
ボランチにルヴァンと同じくソウタン、梶山。
前は東真ん中に河野、翔哉。前田さんワントップ。

キックオフ前の写真撮影で、エスコートキッズの一人、小さな背番号2番ちゃんが、引き上げ損なって、翔哉の前から動かない・・・スタッフに小脇に抱えられて連れて行かれたけど、このハプニングに、選手たち思わず微笑む。
コイントスの時、モリゲが愛想よかったのは、その余韻。
TVでは坊やの頭しか映ってなかったけど、スタジアムのスクリーンに映っていました。

おや、なかなか試合に行けないわ。

結果3-0の快勝。
と、言えるのかもしれないけど、スタジアムで見た時も、TVで見直した時はいっそう、点差ほどの開きはないと感じました。
やはりうまくいかないから、良いときの湘南ほど走っていないように見えましたが。
それでも三竿選手など走り回っていて、自陣でボールをクリアしたと思ったら、もう東京ゴール近くにいるという、本当に良い選手だと思いました。

前半はチョウ・キジェ監督には気に入らなかったようですが、こっちから見ても東京は序盤はともかく、途中からは湘南のプレスになかなかシュートまで行けないもどかしい内容でした。
前半終了間際に翔哉の思い切ったシュートで先制。
チョウ・キジェ監督は「よく1-0ですんだ」と言ってましたが、これって裏をかえせば、東京はもっと点が取れたのにまずい前半だったってことになるのかしら。
シュートの本数は少なかったですから、湘南としては危ないと思ったシーンも少なかったかな・・・と思うのですが。

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(梶山のパスに、蘇我夫何度も喜ぶ。)



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(翔哉の先制点。)


後半はチョウ・キジェ監督独特の言い回しだと、「蹴って良いぞ」とHTに言ったら、選手がボールをつなぐようになったとか。
東京は、守る時間が長くなりました。

次々と選手を早めに代えるチョウ・キジェ監督。
斉藤未月くんはユースの選手らしい。果敢にシュートを打ってました。
50分過ぎからの20分間くらい守っていた感じだし、特に60分くらいには危ないシーンが何度も、秋元がセーブ。
湘南にもっと決定力というか脅威があれば違う試合になったかも。

しかし、自陣でのプレーが長くなった東京ですが、先制したことでわりと落ち着いていました。

そして、ボールを奪うやこのところ追求している早い攻め。
翔哉に刺激されたか、河野もテクニカルなシュート。

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(後半序盤のCKのシーンだと思う。なんかヘンな写真。)

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(吉本とアーリア)




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蘇我夫は入ると思わなかったそうで、ボールが写ってないけど、これが2点目のシーン。


この追加点の前に拳人を入れて、徳さん、吉本、モリゲの3バックにしたらしい、その後徳さんに変えて丸くんを入れたのだけど、3バックになったことには気がつかなかった・・・
というのも、2点目が入ってから、湘南に元気がなくなってきた感じがしたのと、東京がさらに落ち着いたのとで、失点する気がしなくなったからでしょう。

行ったり来たりの展開にはなりましたが。
そうこうするうちに、この試合でわたしが一番好きなゴールが生まれます。

梶山、東、前田がからんで粘りまくり、拳人がクロスを上げ、前田さんのヘッド。


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イメージとしては、1点目、2点目、3点目となるに従って、係わる選手が増え、チームで取った感じ。
翔哉にも河野や前田さんがスペースを作っていたし、河野にも前田さんの「優しい」パスがあったのですが、最後の点が一番選手たちが粘りながらつないで取ったと思う。
これが一番わたしが望む青赤っぽい得点。
そうはいっても、翔哉の先制点があってこその試合運びであり、河野の追加点があってこその落ち着きであるし、こういう素晴らしいゴールが見られることも、サッカー観戦の醍醐味であることに間違いありません。


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さて、東京サポはアーリアがすきなのか、アーリアのチャントを歌いたいのか、どっちなのかという疑問が残った湘南戦でした。

次は赤戦だけど、考えたくない・・・