第30節(2nd 13節)東京アウェイガンバ戦 面白うてやがて悔しき吹田かな

吹田スタジアム、初参戦です。
真新しいサッカー専用スタジアム、ほんとうに羨ましい。羨ましいと、ふだんあまり言わないけど、こればかりは何度も言いたいくらい。

モノレールから階段が多くて不便とか、スタグルに長蛇の列で狭いコンコースがギュウギュウ、とか、欠点はあるけど、それを差し引いてもサッカー専用、ピッチが近く、客席の傾斜が高くて、イングランドっぽくて、羨ましいよぅ。
東京も作りましょうよ~ゆりこちゃんを説得・・・できそうもないな(><;)


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ピッチ練習の前に挨拶する選手たち。


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蒼黒ゴール裏の壮観・・・チェッ。
試合前にやってたけど、負けたら試合後に選手と一緒のバイキングクラップのマネゴトを聞かされるところでした。よかった、阻止できて。ワニナレナニワはやめたのかしら?人様のことだからどうでもよろしいけど。


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東京のゴール裏。
わたしはこの横、コーナー上のビジター指定席にいました。
紆余曲折?を経て、東京サポはまたごく真ん中だけピョンピョンする応援に戻ったみたいですね。
それでよいのではないかしら。

ところで前節負けたけど、もっと下位チームが負けたために、残留が決まりました。
つうことは、もう優勝も降格も関係ない、いつもの東京のポジションに落ち着いたので、プレッシャーないのだから楽しくサッカーやりたいもの。
やろうとしていることは、浦和戦でも出せたのだし、ガンバはアウェイでは勝てないけど、相性は悪くないから、ここは何しろ楽しませてほしいな~などと思っていました。
すると。
たっぷり楽しませてくれたあげく、ガッカリもさせてくれたし、面白いやら悔しいやら。
なあんだ、やっぱり東京ってこういうチームなのよね・・・

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スタメンは、浦和戦からソウタンが戻り、丸くんとモリゲのCB。
あとは同じ、室屋、徳さんのSB。
ボランチ梶山、ソウタン、サイドに河野、翔哉、トップ下に東、ワントップに前田。

あちらガンバの事情はよく知らない。
最近J2,J3はよく見るけど、J1は東京の試合しか見ないもんで。
長澤と言えばジェフの長澤和輝でしょ、と思ったら熊本にいた長沢駿だったか・・・などと言ってたらやられたけど。拳人とは熊本で重なってはいないのね。

そして、ヤットさんが怪我?でベンチスタート、ボランチに今野と井手口。
スタメンに倉田秋、米倉と、もとジェフのお二人。最後に米倉にやられたのが悔しい。記録は藤春のゴールだそうで。
最後の失点だけは、なんとか防いでほしかったなぁ・・・


東京は最近よくなりつつなる少ないタッチ数でのパスワークでガンバゴールに迫り、ガンバはヤットさんがいないせいか長沢というターゲットがいるせいか、長めのパスでアデミウソンに出して彼が一人で持って行き、長沢へ、あるいはそのうちやっかいなテクニシャンが係わるという感じ。
今ちゃんはあまりボールに触らないなあ・・・と思っていたら前半だけでヤットさんに代えられた。

東京のボランチはヨネちゃんが離脱中で、現在のファーストチョイスは梶山、ソウタン。
面白いといえばこの組み合わせが一番面白い。
いまの東京のサッカーを面白くしている二人だろうと思います。
そして、翔哉が何がなんでも前を向きシュートを打つ、という顔に似合わない獰猛さで相手のDFを引きつけるので、ソウタンや河野がフリーになり、ミドルシュートを打てるように。
そこには前田さんがボールを落としたりして、仕事してくれているのですが、肝心の自分のシュートチャンスにはなかなか決められないのが残念。
SBどうしのマッチアップも面白かったけど、最後にやられていかにもあちらの勝ちみたいに終わったのはとても悔しい。
室屋は、リョーヤよりは守備力がずっといいと思うけど、この試合でも抜かれたり詰めが甘かったりするところは見えました。
クロスの質も上げてほしい・・・
久しぶりのスタメン丸くんは、吉本に比べるとフィード力はずっと上、70分くらいだったか、すばらしいロングパスがありました。しかし、守備の方は吉本とどっちがいいかわからない・・・足が速いのは強みではありますが、ポジショニングなどどうでしょうね。
気になるのは、河野に代わって出た拳人が、あまり相手に脅威になったようには見えないことです。
シュートも全然可能性を感じられないし、もっとやらなくちゃと思うんだけど。

翔哉と河野はほんとうによく走って頑張った。
守備には翔哉はあまり効かないけど、その分ボールを持ったら前をむく。
この試合、今までと違ったのは、翔哉がフル出場し、CKのキッカーになったこと。以前からうちでは、CKは翔哉に蹴らせれば良いのに、と言ってた。
90分出たことは、前節翔哉が昂然と「90分相手にプレスかけようと思えばできる」と言い切ったことを、篠田さんが受け入れたからか。だからかどうかわからないけど、翔哉は90分やりきりました。ただ、6本打ったシュートのうち1本入ればもっとよかった。

さて、両チーム合わせて6点、すべて違う選手のゴールでドロー。
久々の平山ゴールで終わればめでたし、でしたが。
2度も得点直後に失点するという拙さで、勝ち点1にとどまりました。
逆転された2失点目は守れなかったかな~藤春の突破を防げなかったし、長沢をフリーにしたのはまずかったし、そこに出させたのもまずかったし・・・
秋元もどうにかできなかったかと思うけど、2度の決定機を防いでくれたし、悪くはなかったと思います。

3点ともステキなゴールだったし、パスワークで崩す場面もあったし、篠田さんは「もっと崩すチャレンジをしなくては、もっと高いクオリティでなければ」と言ってたけど、わたしとしてはこの試合の攻撃面は悪くないと思います。

たった2、3分をガマンできなかった試合は、今季何度も見ましたが、これは来季への宿題になりそうです。

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(バランサーではなく攻撃的な羽生さん、やっぱり見てて楽しかった)


さて、この日蘇我夫は味スタへ。アウェイ緑戦でした。
こちらも1-1のドロー。
蘇我夫は「でーひーな試合だった」とヘンなメールを送ってきた。
確かに後で録画を見たら、途中で寝ちまった・・・しかし、最後の10分くらいは面白く、お気に入りのマキトが、彼らしい泥臭いゴールを決めて追いついた。
追いつかれるよりは少し気分がいい。
PO進出には勝つべきだったけど、可能性がなくなったわけではない。
それにJ2はまだ9試合もある。たくさん試合が見られるのは、良いじゃないですか~

東京は後4試合。ルヴァンも天皇杯もあるけど、リーグ戦はたったの4試合。
今季は最後までぱっとしないシーズンだったね・・・と終わるよりは、来季に期待できる締めくくりにしてほしいもの。
次の広島戦、これも難敵ではありますが、エディオンでは厳しい試合で勝つこともある。
どちらかというとロースコアの試合にあることが多いように思います。でも臆せず、今やっているサッカーを続けてほしいと思います。