ルヴァン杯準決勝 東京×浦和 絶望的な力の差。光明はあるかしら?

ホーム、アウェイで1試合なので、5日の試合と今日9日の試合をまとめて書きます。

まーこのトシになると、心安らかに余計なざわつきなしに、日々過ごしたいもの。
そういう平らかな精神とサポであることは、まったくそぐわないのです。
好悪の感情なども若い頃はいいけど、トシとると邪魔臭い。なるべく普通、がよろしい。

ところが。
いいトシして、東京サポたるワタクシには、大好きな東京と、でーきらいな赤がいる。
いかんいかん。

その浦和とリーグ戦二つ逆転負けして、またルヴァンでも当たる。
おおイヤダイヤダ
過去にまったく勝てない、というデータは置いといても、今季の両チームの状態を見れば、ものすごく難しい相手。
過去については、プレミアリーグなどには60年勝ってないなんてのがあるから、今後日本もJリーグもめでたく続けば、半世紀くらい勝てないかもよ。その前にワタクシはお空の人になりますが。


味スタの試合には行きました。

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写真を撮ろうとして赤ちゃんに泣かれ、ションボリするドロンパ


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この試合もどの試合も、東京が先制するのだから、浦和にまったく隙がないわけではない。
しかし、ここぞというときに固め打ちされて、東京がアワアワしてるうちに逆転。いつも負ける。
味スタからの帰路、苦い思いで認めざるを得なかったことは、力の差がそのまま結果に出た、と。
東京もよくやったとは思います。
ただ、羽生に代わって入った河野が良くなかったし平山にも収まらず。
東が走れなくなると、全体に動きが落ちてしまう。
サイドの選手がクオリティも、数的にもあちらが優位。
さらに、あちらは交代選手も共通理解と同クオリティで活躍したのとは、差がある。
技術的にも戦術理解とチームプレーにおいても、少しずつ東京は劣り、その少しの差を埋めるのは容易なことではない。

今日のアウェイ戦はTV応援でした。
少しの差を埋めるには、愚直に走る、競ることだと思っていましたが、試合の入りこそ勢いがらあり、よかったものの、10分ほどやり過ごされて浦和ペースに。
浦和だって真ん中が妙に空く布陣なのですが、東京も真ん中で相手を自由にさせてしまう悪癖から失点。
今日はソウタンがいるべきポジションにいなくて、前半だけで代えられたのも仕方ないでしょう。


翔哉や河野、東も所々で頑張るけど、及ばす。
平山の動きが悪かったのもあるけど、球際にもかけっこにも負けてるんじゃ、力の差がある相手に勝てるはずもない。
ただ、終盤近くにちょっと球際で頑張ったとこみると、始めからやれないことはなかっただろうに…と残念。失うものはないんだから、もっと気概を見せて欲しかった…
でもそれをさせないほど浦和の選手に上手さと自信があるのでしょう。

リーグ戦の順位そのままの結果です。
力の差というのは、個々の選手の差もあるのに、チームそのものの成熟度がまるで違う。

こんな戦力で(相手もスタメン代わってるから、代表組だの怪我人だのの言い訳は通じない)、優勝とか言ったクラブのノーテンキぶりに、今更ながらイラっとします。
来季誰が監督するのかわからないけど、今より上の順位に行くつもりなら、本当に仕事してくれる選手を補強しなくちゃ。
でもしないだろうな、今季観客数は激減だろうし、今季の補強は大失敗だし、懲りたろうな…

光明は、「残留」できたこと。
来季、J1でクラブも選手もサポもやり直すことができます。
そして、浦和の若い選手に比べて未熟ではあるけど、リョウヤやケント、室屋といった選手が、厳しい経験ができたこと。若いっても、もう20代は子どもはないのだけど。
翔哉はメンタルも技術も成長曲線を描いていて、楽しみです。来季どこか行ってしまうかもと心配になるけど。
焼け石に水というか、意地以外に意味のないゴールではありましたが、昨日のジェフみたいに(失点パターンもちょっと似てる)0点よりは、少~しマシ。
そんな訳で、水曜、土曜、日曜と、ガッカリ、グッタリ、ションボリの、ふうちゃん家なのでした。


余談ながら、浦和は、J1ではこんな資金力と戦力があるんだから、ACLはファイナリストになるべきです。リーグ戦以上に真面目にやるように。
さらに余談ながら、蘇我夫は、浦和は監督を代えたらすぐACLもリーグ戦も優勝できるはず、という意見。浦和のサッカーは、どう見てもヘン、真ん中ポッカリ、サイドにずらり、が納得いかないそうです。でもそれに東京は全く敵わないんだもの。サイドに優位になられて、ケアに行くと、東京の真ん中があいたり、逆サイドがら空きだったり。リーグ戦でそれで上手く行ってれば、続けると思うけど。

もう浦和戦はヤダヤダ、と思ったら。
天皇杯も、HONDAに足元すくわれなければ、次は川崎か浦和ですって(ノ_<)