第40節、41節 ジェフアウェイ金沢戦と、ホーム最終戦
なんだかもう遠い昔のような気分ですが、現地に行ったので、アウェイ金沢戦について、ちょこっと。
金沢は北九州と残留争いをしていてこの時点で21位。
彼らのホーム最終戦でもあり、絶対に負けたくないところ。
ジェフは、もうPOの可能性がなくなり、モチベーションをどうもっていくか難しいけど、プレッシャーからは解放されたかも。
石川県西部緑地公園陸上競技場、という地方色豊かな名前のスタジアム。
前回はかなりひどい雨だったけど、今回はうちのアウェイにしちゃ珍しく晴れ。
17時キックオフ。
予想された通り、金沢がものすごい勢いでプレスをかけてくる。
右SBの馬渡が獅子奮迅の戦いぶり、このところ岡野くんとともにスタメンを続けている乾くんも苦戦していました。この日の乾くんは出場した試合で一番よくない出来。というか、みんなあまりよくなかったけど。
押し込まれまくり、そうこうするうち、CKから山崎雅人にダイビングヘッドで決められてしまう。
やられそうだったけどやっぱり~
前半は1失点ですんでよかった・・・という内容。
しかも30分くらいに勇人が痛んで富澤が交代出場。
蘇我夫は「これでまた前の推進力がなっくなった・・・」と気落ちする。
あとで富澤に「ごめん、がっかりして」と謝ることになるのですが。
試合も寒いのけど、日が落ちて、時間とともに冷え込んできました。
HTには歯の根が合わないほど寒くなった・・・
天気予報ではそんなに寒くないように言ってたので、コートは着てなかったので、ホッカイロ二つ使っても寒いのなんの。
しんしんと冷える・・・
試合も冷える・・・
蘇我夫も薄着だったし、試合は後半に入っても勝てそうもないので、途中で「帰ろうか」という話に。
しかし、ものすごいプレスをかけていた金沢、さすがに90分は続かず、徐々にジェフも攻撃の形が出るように。
ヤマトに代えてアドが出てきましたが、セレッソ戦でもそうだったけど、やはりボールが収まらないし、プレーに賢さが?と思ってしまうんだけど・・・
エウトンとアド。
時間はもう75分を過ぎていたところ、ジェフにゴールが。
ショートカウンターでハルヤがお得意のドリブルで持ち込み、クロス、エウトンが倒れながら、後ろに走りこんでいた富澤へ、富澤のコースを狙った(ような)シュートが決まりました。
もう終盤だし、追いついて御の字、という展開だし、寒くてたまらないので、アディショナルタイムの前に帰ろうと。
上の写真、確か好機にアドがこけたのを見て、やっぱタメだこりゃ、と蘇我夫はカメラをしまって、帰り支度。
だから決勝点の写真はないわけです。
席を立ちかけたその時、船山のふわ~ん、としたクロスに、かわいそうな馬渡(あれだけ頑張ったのに)の上から飛んだアドのヘッドがふわわわ~ん、とゴール。
難しい選手だと思うけど、関塚さんも長谷部さんも使うのもわからないではありません。
冷えすぎて、骨折した足指が痛み出したこともあり、ここでスタジアムを後にしました。
外に出たらものすごい歓声と、そのあとがっかりしたようなどよめきが聞こえたので、たぶん追いつかれずに勝ったのだろうと思いながら、シャトルバスへ。
後で、金沢のシュートがクロスバーに当たって真下に落ち、ノーゴールだったと知りました。
降格の危機にあるチームって、こういう不運も重なるものです・・・
実際彼がどういう人間か知らないけど、アドのような、あまり何も考えていないような(試合の意味とか勝ちとか相手の状況とか、もろもろ)選手が、試合を決定づけてしまう。
これで金沢は最下位になってしまいました。
ホーム最終戦は札幌、ドームのゴール裏がそのまま引っ越してきたようなにぎにぎしいアウェイ側。
写真も撮ってたけど、負けたからボツ。
金沢には逆転勝ちできても、札幌には、金沢戦よりずっといい内容でありながら(札幌はいかにも不調な内容)逆転負けする。
これが今のジェフ。
しかし、岡野くんと乾くんがスタメンで続けて出場、岡野くんは試合ごとに自信をつけてきたような様子だし、乾くんも札幌には痛い目にあわされましたが、成長が見えます。
これは来季にとても楽しみなこと。
東京のU-23でいい時もあるけど、ダメなプレーも結構見せている柳や小川に比べても、彼らはトップチームの厳しい試合に出ているわけだし、ぐんと成長できる環境にあると思います。
岡野くんはなかなかかわいいし、(言っとくけど←誰に?)去年からいい選手だな~と思って見ていました。
で、大騒ぎの札幌サポが引き上げた後、しずか~に最終戦セレモニーがあり、まだ一試合ありますが、シーズンはほぼ終わったのでした。