J3第30節 東京×セレッソ ユースの優勝は終点じゃない、そこから、ここへ。

U-23夢の島開催の試合に行きたいと思いながら、機会がなくて結局この最終戦が、最初で最後の観戦となりました。
直近では・・・と言っても7年前だったか、横河武蔵野TDK秋田のJFLリーグ戦を見たのが夢の島競技場でした。

もうどちらも名前が変わりましたね・・・

さて、前日磐田ヤマハスタジアムでU-18が優勝した勢いか、いまだ久保くん効果か、それともトップチームの試合が当分ない寂しさか、ホーム最終戦だからか、たぶんその全部の理由でしょうか、夢の島にしてはすごい観客数で、2700人以上。
どうもチケットの売れ行きからしてかなりの人出らしい、と、夫が先に行って待機列に並んでくれたのですが、それでも出遅れて、メインスタンドアウェイよりに席を取りました。

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こんなふうにスカイツリーが見える。
ここ、いいよね~
周囲の景色は東京らしいし、江東区に協力していただいて、ここを改修、サッカー専用のホームスタジアムにしてもらえないものでせうか。
東海地震とか首都直下型地震の時はみんな運命をともにすることになるだろうけど・・・


それはともかく。

相手は同じU-23、順位もくっついているしホーム最終戦だし、勝たなくては。

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スタメン。
ベンチに前日ユース決勝に出た、生地くん高瀬くん久保くん坂口くん岡庭くんが入り、怪我明けの阿部拓馬も。
ようやく怪我が治った佐々木渉くんがスタメンに。
オーバーエイジでお父さんみたいなGK榎本と、林。

セレッソの方は、同日にJ2の大事な試合があるため、応援も少なく、ベンチメンバーも東京より少ない。全員23歳以下のチーム。
それでも、「もと海外組」の丸岡くんとか、セレッソU-237といえばこの人という米澤くんとか、充実しています。


試合は、特に前半は練習試合みたいな様相・・・
お互い失点したくないからか、迫力に欠けるし、あまり面白いとは言えない。前日のユース決勝と比べたら、内容の薄い試合になりました。
野澤くんが頑張って守備しようとするとファウルになり、そのたびになんか痛む・・・結局またこの試合も後半途中で久保くんと交代。

全体に細かいミスも多くて、1年の締めくくりにはちょっと残念な。


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お互いシュートまでいけず、ボールは中途半端に行ったり来たり。
セレッソは蹴ってサイドの選手を走らせる形で、たまに岸本くんとか米澤くんにまでボールが行くとちょっとコワい。いつもこんなサッカーなんでしょうかね。

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東京のパスがあまりつながらず、ボールが前にいかなかったのは、渉くんがまだ不調だったことも一因かと。
一昨年トップチームデビューし、徳島戦で良い動きを見せていたあの渉とは、だいぶ違うように見えました。

残念・・・
ユースですごいといわれた選手も、大事なのはプロになってからだと改めて思います。
渉の場合、怪我と体調不良と両方に苦しんだようで、本当にこれから再出発でしょう。下からは元気なユースの選手が入ってくるし、大変だけど、怪我しないで頑張ってほしい。


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諒也とセレッソ35番沖野くんのマッチアップ。
なかなか面白い接戦を見せていました。


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マコちゃんとセレッソ得点源米澤くん。





ぱっとしない前半終了。

喫煙所でサポが「こりゃかわいそうな生地を出すしかないか」と話し合っていたそうだけど、果たして、その通り。
後半頭から、渉に代わり、前日90分+20分プレーした生地くん出場。
前日の広島戦では、そんなにいいプレーができていたようには見えないけど、それでも同点の場面では効いていました。
続いて久保くん、最後に阿部拓馬投入。

すると、やっぱりボールが動き出す・・・




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常にゴールを狙っているインスが、カットインからきれいなシュートを決めて先制。
ポゼッションは前半から東京がとっていましたが、これでぐっと東京ペースに。

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うーん、これも親子に見えなくもない・・・阿部拓馬ってそんなにトシではないけど。


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課題だったセットプレーでの守備。
この日は、だいたい東京が先にクリアしていた。

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終了間際、インスが相手GKのミスをついてボールを奪い、ゴール。
ダメでしょ、アン ジュンスくん。

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2-0でホーム最終戦を飾り、10位でシーズンを終えました。
シーズン当初はどうなることか、と心配でしたが、若い選手がよく成長しました。


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ユース決勝でも頑張った生地くんと久保くん。
久保くんは終了間際に絶好機を迎え、GKと一対一になったけど、GKにキャッチされてしまいました。
最年少ゴールなんてどうでもいいけど(現在その記録を持っている選手がどれほどの選手か考えれば、記録はさほど大事ではないとわかるもの)、「自分らしくない」というコメントに、久保くんの矜持がうかがわれますし、中学生であれ、プロリーグの試合に出たら、決めるべき時は決めなくてはいけないとも思います。

生地くん、色白い~


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小山くん、岡庭くん。


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中村忠監督の笑顔と・・・久保くん、どしたの?口、怪我したの?


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喜丈くんと、晴れ晴れした笑顔の坂口くん。


これでリーグ戦はユース以外終わりました。

同じ日曜日、J2では札幌が優勝し、清水が2位に滑り込んでJ1へ。
夫がむやみに嫌う松本は3位となり岡山とPO、セレッソと京都がもう一つのPOへ。
北九州がJ3に降格、金沢はJ3の2位栃木と入れ替え戦(気の毒にホームは富山のスタジアムですって)、大分が一年でJ2復帰。
JFLから沼津がJ3に上がることが決まりました。
すると、J3は奇数になるの?

悲喜こもごもの一日でしたが、U-23セレッソ戦はお互い同じ立ち位置で、そこまでギリギリの試合にはなりえませんでした。