チームは始動したのに、今更ながら2016シーズンを振り返ってみたりして~その3.篠田監督就任後。

しつこく続いた昨季の振り返りですが、やっと今回でおわりですぞ。
ここまで読んで下さった奇特な方、ありがとうございます。
イヤだろうけど、もう少しお付き合いいただければ……

2016年7月23日、アウェイ川崎戦で負けた東京、わたしは足指痛いために行けなかったけど、夫が行って城福東京の辛い終焉を見たのでした。
そして、城福監督は解任され、ポポさんの頃からコーチだった篠田さんが後任に。

以前も書いたけど、篠田さんがJ2福岡の監督だった時、ジェフの試合で見てたはずなんだけど、あまり記憶にない。
どんなサッカーするのかよくわからなかったけど、壊れかかったチームを再建するのに、ごく基本的なことから始めたようです。球際強くとか、ハードワークとか、切り替えとか、これって、今サッカーやってるうちの9歳児もコーチに言われてること。
それは熊さんも同じで彼は「サッカーの根本」というような言い方をしていました。
こーゆーこと言われなきゃできないんでしょうか?


さて、わたしは多少の胸騒ぎもあって、新潟戦のためホテルもとっていたので、篠田監督初采配の試合を見たのでした。
ここで東京と同じように低迷気味の新潟に当たったこと、そして勝てたこと、これは本当に大きいことでした。
優勝争いしているようなチームと当たったら、また負けて、いよいよ残留争いに巻き込まれたかも。
篠田監督のリーグ戦、12戦で8勝2分2敗。
これは評価しなければいけない数字です。

篠田東京をクサすつもりはまったくないけど、ACLも終わり、練習時間が取れるようになったこと、U23も軌道に乗ってきたこと、梶山が働けるようになったこと、城福さんから引き継いでから比較的やりやすい相手が多かったこと、これらの要素がくわわったある意味幸運が彼にはあったと思います。
前回にも書いたけど、監督に運気は必要。今季もそれが続いてほしい。

リーグ戦で負けた相手は神戸に浦和、ルヴァンカップ天皇杯では、浦和に連敗、川崎に負け。

やはり上位には勝てないまま終わりました。
これは、今季どうかしら?
引き継いですぐに立て直した篠田監督の手腕は評価できるけど、神戸戦や浦和戦、天皇杯川崎戦は、監督として不足も感じました。
特にうまく行ってない時の選手交代は、城福さんの時と変わらず、あまり効かなかったと思います。

短い期間に結果を出すのは難しかったでしょうけど。

しかし、選手がやっぱり情けない。何度も書いてクドイけど、篠田監督になってやったこと、練習量を増やしたとか、それはいいけど、特別なことじゃない。普通に頑張ればできる選手が揃っていながら、ようやく勝てるようになるとは。
そこまで城福さんのチームが混迷してたってことかもしれないけど、やっぱりピッチに立つプロフェッショナルとしては如何なものか。

篠田さんになってから、おそらくコーチとして見てて思うところがあったでしょう、サポに対して挨拶も大きい身振りで、陽性な雰囲気を出していました。

彼がどういうサッカーをするか、本当のところは今季です。

それは、今季の展望で。←そう、まだ書くんだい。


2016年シーズンのベストゲームは、ホーム鹿島戦。
鹿島が最悪の調子だったことを差し引いても、良かったと思う。
ホーム上海上港戦も良かったけど、アウェイで負けてしまったから…

ワーストは候補が多くて困る…ホーム福岡戦かな~



あと、U23については、また別に。←あら?今回で終わりじゃないじゃん。