山口湯田温泉の晩ご飯~人もお店も見かけで判断してはいけません。

4月13日~15日、ジェフの山口戦サポ旅行。

今回も湯田温泉に宿を取りました。
湯田温泉はさらっとしたお湯で、あまり湯当たりしない感じ、お肌はスベスベに(なったような気がする)、体はポカポカで、良いお湯です。

午後に到着して早速お風呂、そしてぶらぶら歩いた後は夕食。
食べログで調べて、お料理の写真を見るとおいしそうだったので予約したお店・・・
これが、温泉街にいくつもある飲食店の中でも小さくて、小さいのはいいんだけど、看板も建物もかなりボロッと・・・
入り口に盛り塩がしてあり、お花の鉢で飾ってあるものの、横に空の水槽らしきものや魚が入っていたような発泡スチロールみたいな箱とかが積んであって、あまりきれいな感じはしない。
どうしよう?
キャンセルしようか・・・と、迷う。予約していなかったら絶対に選ばない店構え。

しかし、またどこにしようか考えるのもメンドクサイし、恐る恐る入る。
カウンターとちょっとした座敷の狭い店、カウンターに座る。
ゴチャゴチャと飾っているものもセンス良いとは言えない・・・だいたいカウンターの前にワタクシこの世で一番苦手な昆虫の標本が・・・
蘇我夫の目の前にいるじゃないですか。それを見ないようにして座る。

カウンターの中に、しかし、いかにも板さんらしい清潔感のあるご主人が。
奥さんとおぼしい人が給仕に。

予約していたコースを頂く。
突き出しにもずく、ポテサラ、ゴボウのきんぴら。ポテサラがおいしい。
そして、お刺身。


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量もたっぷり、それにとても美味しかった。
活きエビは、食べた後も足が動いていた・・・エビ、ごめん。
ふだんは苦手なしめ鯖もおいしく頂きました。
カンパチ、コチなど。甘い醤油と普通の醤油が出ましたが、タコなどは甘い醤油でも美味しかった。



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初物のハモのしゃぶしゃぶ。


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写真は一人分。
身はやや小ぶりですが、量はじゅうぶん。
火の通し方で食感も変わって、いろいろ楽しめます。
奥さんおすすめの皮10秒、身を沈めて5秒より、もうすこし長く鍋に入れるとホクホクした食感になって、わたしはそれが好き。


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焼き物。
コチの一夜干し、団扇エビ、ソラマメ。
この一夜干しも身が締まって美味しい。
団扇エビはエビとカニの間のような味。

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ワカサギとタラの芽の天ぷら。
どちらもご主人が獲ってきたものだそうです。
湯田温泉の近くの湖で獲れるんですって。
タラの芽、ホクホクして好き。
ワカサギ、小さくて味が濃い感じ。


もういい加減お腹いっぱい。


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締めはハモのしゃぶしゃぶのお出汁を使った雑炊。
どれも量がたっぷりで、この雑炊も美味しかったけど、食べきれなかった・・・


お店はほぼ満席でしたが、うち以外は地元の人ばかり、皆さん予約されて来てました。
確かに観光客が飛び込みで入るにはちょっとアレなのですが、味はなかなか結構なので、地元の人に好まれているようです。

このコースに飲み物を頼んで、二人で1万円を切りました。


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店構え。
水槽など見えない角度で撮った・・・


しかし、見かけで判断したら美味しい地元のものを食べ損なうところでした。
何事も見かけだけで決めつけてはいけませんな。
でも、見かけも大事じゃないとは思いません。もうちょっと片付けたら?特に玄関の空箱と、虫の標本・・・
食べるのに夢中で忘れてたけどね。