第9節 東京×広島 いつものロースコアですが・・・

新潟戦3-0で勝利した後、ルヴァンカップで磐田に1-3の負け、ちょっと不運もありましたが、後ろのメンバーを見るとどうしても勝ちたいと思っていたのかよくわからないような・・・

その後リーグ戦は、味スタに広島を迎えて。
カップ戦とリーグ戦は違うけど連敗はいやだ~

広島との試合は、このところロースコアで終わる印象で、なぜかお互いアウェイの方が勝つような。
今季の広島は寿人も森崎浩司もいないし浅野もいない、さらに事情は知らないけどウタちゃんも東京に貸してくれてるし、いつものようにうまく補強したのではないかと思うけど、リーグ戦では結果がでていないようです。
得点力がかなり低下しているようだけど、実際この試合まで広島の試合は見ていなかったのでどうしてかわかりません。

ウタちゃんはそういう立場なのでこの試合には出られず、ビックリしたことに拳人が怪我で欠場。
怪我の程度は正式に発表されていないけど、しばらく離脱するらしく、これは相当にイタい。

林、徳さん、モリゲ、マルちゃん、コースケ、高萩、梶山、河野、東、大久保、前田と、ずいぶん年齢の高いスタメン、ベンチに波多野くんが入って一人で平均年齢を下げています。

試合は。
いつものように東京は入り方は良かったと思います。

驚いたのは広島の方で、プレスもあまりかけてこないし、出てこないし、負けたくないっていうような構え。
確かに以前もそういう試合を仕掛けていたこともあると記憶するけど、相手は赤と優勝争いをするような場合で、まだシーズンの早い時期に、相手は東京くらいのチームで、どうしてあんなに慎重?だったのかわかりません。
試合後の森保監督のコメントでは、プラン通りだったらしい・・・悪くない試合だったと言っているのが、わたしにはよくわかりません。

東京は、前半に得点しなければいけなかったと思うけど、相手の慎重さに付き合ったところもあり、おとなしい試合に。
ただ、広島のプレスが強くないこともあり、これまでに比べてパスは繋がったように見えました。
シュートまで行く前にミスしたり広島の選手に止められたりで、得点ならず。
それでももう少しのところまでは来ていました。
今までよりはちょっと進歩。


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高萩のミドルシュートは枠の上。




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ここもなんで入らないの~というシーンだったと・・・


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前半最後にコースケのFKがポストに当たる・・・惜しい。

ボールポゼッションは東京ですが、お互い五分の内容だったか。
惜しいシーンもありながら、得点できずスコアレスで後半へ。


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後半も早々に攻め込み、コースケのいいクロスもあったけど合わせられず・・・

広島も前半より出てきて、左サイド柏にたびたびドリブルされるように。
56分にアメリカ帰りの工藤にコースケとマルくんの間を割られ、至近距離からシュートされるも、林がセーブ。
これが入っていたら、守り切られたかも。




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東がエリアに侵入し、CKを獲得するところ。
70分になろうとするところ、コースケの蹴ったCKは

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前田さんが落とす。
やはりこういうプレーは得意です。


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相手DFに当たったこぼれ球をマルくんが押し込む。


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利き足でない右足で・・・でもうまく当てました。



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J1初ゴールだそうです。
J2の湘南で得点したのは知ってるけど、そうか、J1では獲ってなかったのね。


梶山に代わって入ったソウタンが相手DFにプレスをかけてボールを奪い、大久保に出したシーンなどすばらしいと思ったけど、ファウルだそうです。
録画で確認してないからわからないけど、あれくらい見逃してくれたほうが試合は面白くなると思うんだけど。
終盤いつものように押し込まれたけど、それほど危なげはなく結局CKからの1点を守り切って勝利。


最少得点ではありますが、内容は少しずつですが良くなっていると思う。
東京はこれまでよりはボールを動かしながら支配しようとしていたし、まだまだとはいえゴール前に運ぶシーンはいくつかありました。
ボールが動いていたのは、やっぱり高萩がこちらにいたからでしょう。
彼のプレーを見るだけでも楽しい。
本当に視野が広いし、終盤攻め込まれたときには、エリア内で果敢なスライディングも。
相方は途中まで梶山でしたが、そんなに面白いことはしないでバランスをとっていました。
代わったソウタンもいつものようにすぐに試合に入ったのもよかった。

前田、大久保の前からの守備も効いていた・・・これは東京の基本なので、大事だとは思う。
ただ、せっかく前田、大久保がいて守備にエネルギーを注ぐばかりではもったいないので、かれらを活かすことは、依然として課題です。
ヨシトさんは赤戦を欠場したあたりで考えたらしく、前からの守備にいそしむことにしたようです。
それと持っている得点感覚と、どういう兼ね合いにしたらいいのか、そこはまだ。




広島はミスも少なくなかったし、驚いたのはパスをあまりつながず、蹴る回数が多かったこと。
これでいいのでしょうか?
終盤は点を追いかけるので仕方ないかとは思うけど、前半からイメージの中の広島とは違っていました・・・
後半途中から広島らしさが垣間見えたような。

まだ9節ですからこれからどうなるかはわからない・・・でも試合後に広島のゴール裏は選手にブーイングしていた・・・負けたことを怒っているのかもしれないけど、わたしなら広島らしさのあまり見えなかった内容を怒るでしょう。

東京は、正直わたしはもっと鮮やかな攻撃を見たいけど(理想をいえば、今季のスパーズみたいな。でもエリクセンもデリ・アリもケインもいないし。ソン・フンミンもいないし。ただ、そういうふうにパスをつなげるようになれたらすごく楽しいだろうな~)、この試合は東京らしいと言ってもいいのではないでしょうか。
あまり賢いタイプの選手が多くなかっただけに、高萩の加入は本当に嬉しい。
広島のサポも試合後に挨拶に来た高萩に拍手をしていました・・・彼を見いだした広島の育成はすばらしい。
そして、この試合も東京が勝ちましたが、この試合でも高橋壮也選手とか横浜FCからきた野上選手とか、途中出場の森島選手とか、いい選手が育っています。
東京は、若い選手も多いけど先日のルヴァンカップで見るとおり、まだJ1では通用しそうもないことがわかってしまったし、この試合では勝っても、この先どうなるかはわかりません。むろん、東京の若い選手がこれからぐっと育つ可能性もある。U23もいいけど、ローン移籍で育ててもらうことも必要かと・・・そういえば、野澤君は怪我で出遅れ、ベンチを温め10節も出場しませんでした。J2に行っても楽ではありません。思えば、拳人はやはりよく頑張りました・・・

話がそれた~



広島とはいつものようにロースコアで決着しましたが、内容はお互いにいつもとは違うものでした。

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(波多野くんエラソー。河野も悪くはなかったけど、もう少し良さを出してほしい・・・)


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(殊勲の丸山のシャー。さすがアカデミー出身、初めての得点だったけど、シャーはごく自然に。)

さて、明日はルヴァン札幌戦、これをどう考えるか。
拳人、吉本と怪我してしまったので、U23との兼ね合いも含めて難しくなりました。
リーグ仙台戦を優先して考えるか、あくまでもルヴァンカップもとることを考えるか、札幌に負けたら苦しくなることは当然なので、まずこれに勝つ?リーグ戦がもっと大事と割り切るか。
ともかく、リーグ戦に続いて札幌に連敗はよろしくないとは思うけど・・・