第10節 東京アウェイ仙台戦 プロフェッショナルとエンターテインメント

連休・・・と言ってもうちはあまり関係ないけど・・・最後の日曜日、日帰りで行ってきました。
仙台ユアテックスタジアム。

行きの新幹線から青赤率高い。
定禅寺通りを散歩して、行き当たりばったりに見つけた鯛飯のお店でお昼を食べて・・・仙台に行っても牛タンでも海鮮でもないのがウチ流・・・
地下鉄に乗って「泉中央駅」へ。いかにもベッドタウンっぽい駅名です。

ビジター指定席をとったら、前から2列目。
ピッチが近いのはいいけど、高さがないので全体が見づらい・・・いつも味スタバック上階の住人としては、俯瞰できないのには慣れない感じ(味スタはピッチが遠くて残念ですが)。


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コーナー付近でのアップ、こんなに近い~


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スタメンは広島戦と変わらず。


しかし、U23は二人も退場者を出してどうするんだろうね~
試合が立て組んでいるからトップチームからは出せないし、U18も試合が・・・7日の試合にはGK以外DF二人しかベンチにいないじゃない、平川くんも代表遠征中だし。柏ユースに追いつかれたのは、疲れが出たのでなければいいけど。

話がそれた~


さて、試合は。

2-0で勝ち。
しかし、アウェイ新潟戦と同じように、そんなにいい試合したわけではない。
仙台の方がよほど良かったと思います。

リーグ戦では無失点試合が続いているけど、そこまで鉄壁の守備だとも思えない。
運も味方してくれているし、何より木木こと林がいるから。

入り方はいつものように良くて、しっかりプレスをかけながら押し込んでいくことができていました。
で、またいつものようにシュートまではなかなか行けないんだけど。


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高萩のミドルシュート。仙台のみなさん、全消し。
今んとこ拳人の方が決定率高いけど、そのうち決めてくれるでしょう。拳人は重傷なのかしら?発表がないようですが。
梶山が前に入れて東、ヨシトが優しくパスしたボールを高萩がシュートという流れでした。


そうこうするうちにCK獲得。
これが先制点に。

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モリゲが意図したのかどうかわからないけど、うまく落としたボールをエリア外からヨシトが。
写真で見ると、仙台の選手たくさんいるのですが、グラウンダーのシュートは間を縫ってゴールへ。
21分に先制、東京にしちゃ珍しく早めの得点。
このあたりまではざっくり言えば東京のペースだったかと。




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貸し出し中でない、仙台の選手となったタマ。
東京サポからは盛大な拍手が送られてました。
たぶん試合のファーストシュートはタマのミドルだったし、この後もきわどいシュートを打っていました。



前半の終盤になると、押し込まれるようになり、何度か危ないシーンが。
特に左ウイングの永戸選手に突破されるのがとてもイヤだった・・・一度鋭いクロスを入れてきた。

後半はこういうことがないように頼みますよ、徳さん。
などと思うHT。


後半、立ち上がりはまずまず。
そして、代えるなら彼だろうな、と思っていた河野に代わり永井IN.
河野は前半終盤のサイドからの突破には弱かったと思う。
少しボールを持てる時間が続き、FK獲得。
ちょっと距離があるように見えたけど、コースケは直接狙う・・・と、GKシュミット・ダニエルくん、後ろにはたけば事なきを得たのに、前に落としてしまった・・・


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そのボールに誰よりも早く襲いかかったのがヨシト。



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岩ちゃん、どした?




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いや~プロフェッショナルですなぁ。
この2点目でかなり楽になった。






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ジェフサポの皆さん、岩ちゃんは仙台で不動のDFです。
この写真、なんか面白い。相似形・・・



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コースケ、カッコイイ写真。



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前田さんに代わったウタちゃんと、ボールを奪い合うまっすー。


追加点の後、東京はほとんど見所がないのです。
仙台にどんどん押し込まれて。
両サイドに選手が張っている今時珍しいスタイルで、長いボールがそこに入ると、東京は中に絞っているので、サイドから好きなように仕掛けられちゃう感じ。
何度となくそれを繰り返す。徹底してる。
真ん中にはクリスランという高さのある選手がいて、マルくんが一応押さえてはいたけど、石原直樹とか周りで動く選手には手を焼いていてように見えました。
蘇我夫は、サイドハーフの永戸選手がすっかりお気に入り。
「ジェフがマルコス・アロンソを獲れなかったら、永戸でもいいな~」とノーテンキなことを。
確かに、鋭い突破からのクロスが魅力の選手です。

それはともかく。
林の活躍する場面が頻発し、こりゃ2点でも心配だわ~はやく終わらないかな、なんて思う終盤でした。
打たせすぎでしょ、いくらなんでも。
アウェイですし、足が止まってしまったのもあるでしょうけど、失点しなかったのは林+運でした。



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お疲れ様でした~



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ご機嫌な二人。
もう一軒行こうか~いいね~みたいな。


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ほら、サポが呼んでるよ~と、林を引っ張るウタちゃん。
良い人だ。


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バースデイソングを歌って林の誕生日祝い。
そしてシャー。
頼りになります。


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攻守の立役者2人。


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すごいアイシング・・・
いい試合してないのに、この人の抜け目なさのおかげで勝ちました。
試合後には「悪いところだらけ」と、コメント。彼の言うようにもっとよく見て、頭を使えば(むろん中身)、もっと得点機は増えるでしょう。
それができたらいいんだけどね。
この試合の前には、居残りでスプリントを繰り返したとか。東京では走らなければいけないと。
チームスタイルに順応する努力と、チームを向上させようとする意思と、やっぱり本当にプロフェッショナルです。


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試合後ゴール裏に挨拶に来たタマ。
頑張ってね。


ヨシトさんの2ゴール以外にいい場面は少なかった試合でしたが、勝ったのだからくさすつもりはありません。
特に良かったのは、梶山が90分できたこと、東の調子がよさそうだったこと。東はやっぱりこのチームに欠かせません。

しかし、この試合の少し前、金沢で負けてしまったのだけど、ジェフのスペクタクルな(ミスが多いのでスリリングともいう)サッカーは、面白いという点では東京より面白い。
この日はとりわけ、GK佐藤優也の自陣ペナからのドリブル、相手陣内まで独走してスルーパスを出し、ラリベイのゴールが決まりそうだったという、離れ業がありました。
まあそこまで面白いことしなくてもいいし、林のセービングだってじゅうぶんに見応えがありますが、試合全体として、東京ももうちょっと・・・と、余計なことをいいそうだから、もうやめましょ。
塩漬けはマッシモの時から東京の得意料理になったようです。


明日は、もうルヴァンカップ大宮戦です。
諒也は出るのなら、U23の失敗を帳消しにしてね。
連戦ですが、、リーグ戦とはまた違う趣があって、お菓子杯結構好き。