神戸北野散歩~風見鶏の館など

5月初め、東京のアウェイ神戸戦に合わせて、一泊旅行。
わたしは神戸には2回ほど来たことがあるのですが、蘇我夫は初めてなので、まずは神戸と言えばここでしょ、と、北野を歩きました。
欧米から来たヒトビトって、なぜか高台に住むのがお好きなようで、長崎でも、神戸でも洋館街は海を見下ろす小高い場所にあります。
香港でも、欧米系の人が多く住むのは、香港島のミッドレベルと言う山の中腹でした。最近の事情は少し変わってきているらしいけど。

で、長崎ほどではないけど、三宮の駅から結構登ります。


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三宮駅前の珈琲店「にしむら」。
北野の坂の途中にもあります。
入りたかったけど、時間がなかった・・・


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坂の途中にあるスタバ。
ここも古い洋館を利用したお店だそうです。
エゴノキの花が咲いていました。

北野神戸異人館街についてはHP↓



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美しい萌黄の館。(以上ワタクシ撮影)

HPの解説によると、

明治36年1903年アメリカ総領事ハンターシャープ氏の邸宅として建築された洋館です。 その名のとおり、萌黄色の外壁に包まれています。
2階のサンルームからは、神戸の美しい街並みが楽しめます。  「国指定重要文化財」の異人館です。
 

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そして神戸北野と言えば思い出す、風見鶏の館。

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(以上蘇我夫撮影)

明治42年(1910)、ドイツ人貿易商ゴッドフリート・トーマス氏が自邸として建てた建物です。 北野・山本地区に現存する異人館の中で、レンガの外壁の建物としては唯一のもので、その色鮮やかなレンガの外壁と尖塔の風見鶏は北野異人館のシンボルとして欠かせない存在になっています。 国指定重要文化財でもあります。


これらの洋館に囲まれて、北野町公園があります。

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この公園がとてもステキで、英国商館ジャーディン・マセソン協会の当時の門柱がそのまま使われています。




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これはなんだか忘れたけど、結婚式場になっているどなたかの旧宅・・・だったかと。
屋根がきれいなので上から撮った(中には入れません)。
(以上ワタクシ撮影)



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彩りがかわいいオランダ館。

ノスタルジックな雰囲気が魅力の元オランダ総領事邸。当館は大正中期に建てられた2階建ての木造の寄棟造りです。
  長い期間、オランダ総領事邸として使用されており、その後 I.Sヴォルヒン氏の邸宅となっていましたが、1987年1月に”香りの家オランダ館”として開館いたしました。


オランダ館の前の道をさらに上がると、うろこの家があります。


この洋館群、「うろこの家グループ」というところが運営していて、共通チケットをどこでも(駅前でも)売っています。

チケット窓口、館内案内などはその社員、だいたいおばちゃまがやっていらして、呼び込みもなかなかお商売熱心でした。
保存にはそういう方が良いのかもしれませんが、長崎の洋館街のように、町の景色に静かに溶け込んでいるという雰囲気はあまり感じられません。
どうしても観光地そのもの。
そうはいっても、美しい洋館を見るのは楽しいものです。

うちはケチだし、時間も試合が控えてるから限られているし、結局「うろこの家」だけ入って、後は外からタダ見です。

うろこの家が一番大きいので、それだけでチケット1000円もした・・・
うろこの家が特に好きだから中に入ったというよりは、一番上にあって、ひとつくらい中も見るか、と思ったのがそこだった、という、いつもの行き当たりばったり。
風見鶏の館には以前入ったことがあるし。

そのうろこの家は、この次に。