FC東京、ジェフのシーズン上半期を振り返る。~その2.東京の目標下方修正。

あ~あ~あ~あ~あ~あ~あ~ユーウツだ。
まったく梅雨の空模様みたいな我がFC東京

シーズン当初、今思えばノーテンキにも、目標は4位、と書いてしまいました。
まー、目標ですから高くてもいいんですが。

上半期をおわって、下方修正します。

一応5割キープ。5割なら、お得意の中位で終われるかな。
最低限、残留。



このままどんどん………と、天皇杯長野戦の記事で書いた通りになってしまって、しかも、ジュビロ戦、セレッソ戦と、失点数の予想まで当たってしまった。
どーして悪いことだけ当たるの?

まずは、11節柏戦で、シーズン前に抱いた不安が形になって来たと感じました。
シーズン当初、選手の補強は、よそ様には「大型補強」と言われる、それなりに人件費を使ったものでした。
篠田監督は続投、これが実は心配でした。
去年、城福さんが不幸な形で辞めることになり、そのあとはよくやってくれたと思います。
浦和には勝つことができず、チームとしても監督としてもそこが限界か、と感じましたが。

コーチとしてチームを見て来たので、シーズン途中から立て直すには適任だったでしょう。

そして今季。
大久保、高萩、林、ウタカ、永井と、実績があり、キャリアがあり、個性的な選手たちが入って来て、その彩り豊かな選手を使って、篠田さんは初めから自分のチームを描くことになりました。
シーズン当初に書いたけど、すべては篠田さんの手腕にかかる。
荷が重くはないだろうか。
清水戦をDAZNでみたら、解説の川勝さんが「こんな大型補強をしてチームを率いる監督も大変ですね」と、同情したみたいに言ってましたが…
すでに、柏戦で、わたしは、残念だけどもう難しいのではないかと感じていました。

開幕戦のアウェイ鹿島戦で、昨年のような戦いかたで勝ったのはまずまずでしたが、それ以降内容的にはあまりいい試合はないまま、とりあえずそうはいっても個の力でなんとかできる相手には勝ってきました。
選手がずいぶん変わったから、まだ合うようになるには、時間もかかるから、としばらくは仕方ないかな、見守るしかないな、と思っていましたが。
そうこうしているうちに、若い力で快進撃をし始めた柏と対戦、チームとしての完成度が圧倒的に違い、選手のプレーへの自信も大きく違う、篠田東京のメッキが剥がれた、と苦い思いを持ったのでした。

ホームマリ戦は、それでも少し攻撃の形が見えた試合ではありましたが、後は決めるだけ、とも言えるけど、それ以前にパスがギクシャクするシーンが多いし、夫もすごく嫌がっていたけど、後ろから無駄に蹴ることも多く、せっかく補強した選手とやることのミスマッチのように感じました。
そして、上半期は3連敗で終わり。

結局マリ戦がかろうしてシュートが10本を超えたくらいで、たいていの試合は8本くらい、負け出してからはもっと少なくセレッソ戦も6本。
むろん、シュートが多ければいい、ってものじゃないけど、打たなきゃ入らないでしょ。
2点目が取れなかったって、敗因に言うけど、少ないチャンスをものにするために、大久保とかウタカとかとったんだろうか。
彼らにはその力もあるとは思うけど、得点機を増やすことは考えないのでしょうか。

さらに点が取れないならば、鬼の守備で一点を死守するほどの守備力集中力も失っています。
どうも、点を取らなきゃ、とは思っているのでしょう、そのせいか守備がセンチ刻みでうるさかったというマッシモの時にくらべて、緩くなっている。
どっちつかずで中途半端になり、選手のプレーも中途半端。
多彩にして多才な選手をつまらなくしているような気がする……


で、実はセレッソ戦後、もう監督を替えるしかないか、と思っていたのですが。
大久保が怪我で離脱、阿部タクが移籍と。モリゲも怪我、長期でないといいけど。
この状況では、監督を替えるのは困難になりました。
篠田さんにしてもチームにしても、ここは正念場。
このまま負け続けるようだと、もう台所事情に関わらず、指揮官更迭となります。

せっかくだから、高萩を前にして、米ちゃんをリーグでスタメンにしたらどうでしょう。
ああ、でも、大久保とモリゲいなくて、よけいに蹴って永井(こういうタイプが篠田さんは好きなのではないかと)が走る、つー場面が増えるのかな。
それが悪いとは思わないけど、長いボール蹴って相手にわたり、相手はキレイにパスをつなげて前に攻め上がる、ってのを見るのはゲンナリする。
城福さんのよかった時みたいに、モリゲから丁寧にビルドアップするとか、もう望むべくもないか。
パスが繋がらない、シュートシーンが少ないのは、日頃のトレーニングがどうなのか。


ともかく。
篠田さんで続けるとして、選択肢は二つ。
「良い守備から良い攻撃」とやらのために、とにかく鬼の守備を敢行する。もう、スコアレスドロー狙いで、なんかの拍子に事故みたいに入る得点頼み。特に大久保ロスの間は。
もうひとつは、開き直って、前述のように、高萩を広島の時みたいに前目にして、うんと攻撃的にする。
下手すると自爆かもしれないし、どっちにしてもダメか。

もう一つあった。
今までと変わらず中途半端なサッカーで、とにかく気の毒な下位チームからなんとか勝ち点を取って、残留だけは確保する。あと、五試合くらいは勝てるでしょうか。

うーむ、そのくらいはなんとかなりそうだ。




追記…モリゲは長期離脱、とトウチュウの報道がありました。
もうこうなりゃヤケだ、ガラガラポンと、監督を替え、まっさらな目で選手を見てもらうのはどう?
海外のマーケットで浪人中の監督いるでしょうし。
良い人だろうと思うけど、フミタケさんとかはやめてね。
東京はずーたいばかりデカくなってるから、それなりに「高い」監督が良い。誰って具体案は、


ない!!


フロントの修正力も問われけど、これが一番あてにならない…

暇があろうがなかろうが、結局東京の心配ばかりしてる、幸せなオバなのですわ。
鹿島戦には行くわよ、ここで応援しなくてサポと言えようか。