ルヴァンカップPO 2nd leg 東京×広島


東京も広島も、考えてみたらここでカップ戦のおまけがあって良かったのではないかしら。
キックオフの時のお互いの並びを見ると、なんとも言えない違和感が・・・
東京が3バック、広島が4バック。
特に広島と言えば3バックだったし、それに東京は結構苦しんでいたのに、ヨンソン新監督のもと、4バックのお披露目となったこの試合。広島としては、リーグ戦の前に「試す」ことが、現実的に言えば、勝利より大事だったのではないか、と思う。
東京の方は、ドイツで試した3バックで、この試合に臨んだので、広島より少しお試し済み。


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またカメラ持って行かなかったので、スマホのボケ写真。
夫は所用につき、わたし一人で味スタへ。

上がキックオフ時のシーンです。
徳さん、マル、山田の3バック、中盤の底に高萩、右が拳人、室屋、左がインス、諒也。
2トップに翔哉と前田。
マルくんは湘南で3バックの真ん中は経験している。

結果は1-0の勝ちでしたが、点差以上の出来だったと思います。
リーグ戦ではないけど、今季一番良い試合だったというか、荒削りではあっても、一番気持ちの良い試合だった。
ホントは3-0くらいで勝ってほしかったけど、まあぜいたくは言いますまい。
シュート15本は今季最多ではないかと思ったら、仙台に6-0で勝ったのがあったから最多記録ではなかったけど、ここ最近の試合では15節のマリ戦が11本だったのを最後に、ずっと10本以下。
シュートをたくさん打てばいいってものじゃないとはいえ、、ゴール前のシーンが乏しいのは、やっぱりあまり面白くない。
これまで攻撃に厚みがなく、後ろからむやみに蹴って走るようなつまんないシーンが散見されていました。
この試合では、翔哉の一人でやっちゃうもんね、も交えながら、何人もが係わったつなぎからシュートまで持って行くシーンもあり、ワンタッチでパスが繋がるのを見るのは、楽しいものでした。
夫はジェフでいつもそういうの見てるから、録画を見てもたいして喜びもしなかったけど、わたしはたいそう嬉しうございましたよ。
それに、高萩の支えがあればこそ、かもしれないにしても、若いインスや諒也や室屋がよく走って良いプレーを見せていたのも大変結構でした。
拳人はもっとやれると思うけど。
インスはボランチをやったりした経験も生きたのか、攻守によく走り、広島のカウンターを阻止する場面もありました。


うーん、PC調子調子悪い。
入力にすごい時間がかかるので、ここで終わり。

試合がよかったのに残念~







iPhoneにかえて、書き足し。

3バックといえば、イングランドPLでも最近流行り、昨季はアーセナルまでも3バック採用。
これで守備がだいぶ安定しました。
前からのプレスと、攻撃に厚みを出すのと、リョウヤや室屋が高い位置取りでクロスを入れる機会を増やすのと、ポジティブな点はいくつもあります。
守備ではちょっと危ないところもありましたが、3バックでサイドが空くから、というのではなく、危なかったのは、裏に抜けられたとき、駆けっこで負けたとき、とかの局面だったように思います。サイドの守備はわりとうまくやってました。
広島にも決定機が3回くらいありましたが、東京は決めなきゃいけないシーンが倍以上あり、もし広島がその決定機をものにしてたら、またサッカーの理不尽さに泣くところでした。
1点しかとれなかったのは、課題ではあります。
でも、人数をかけて行くべきときは連動して行くとか、ワンツーで入るとか、サッカーで一番面白い場面を、ある程度は作れた内容について評価できると思います。
決勝点は崩して取ったゴールではなく、室屋のきれいなミドルシュートでしたが、室屋自身が言うように、それまで人数をかけて畳み掛けていた結果でしょう。

得点してからは、ウダウダとパスを回して時間を使って、まずまずの終わり方でした。
もっと前でボールを動かして、終盤にフリーキックなど与えないようにしてほしかったけど。

若い選手たちが頑張ったこの試合、ベンチとベンチ外の主力と見られる選手たちにも、いい刺激になったでしょう。
リーグ戦でどのくらい活かされるか。
得点力はあるけど、前田さんのように献身的なプレスや競合いをしないウタカがでたとき、どうなのか。

再スタートを切ったばかり。

まずはリーグ新潟戦です。