愛媛旅行~インパクトすご。石手寺。

前回愛媛遠征では、松山城の周辺と、道後公園を歩きました。
今回はどこ行こ?
前回月曜日で休館だった正岡子規記念館に行くことはすぐ決まり・・・あとは、道後温泉の周囲で、となると。
テキトーに見てたwebのなんかで、石手寺というお寺に行ってみよう、と。

四国八十八カ所霊場案内によると、


境内ほとんどの堂塔が国宝、国の重要文化財に指定されている壮観さで、それに寺宝を常時展示している宝物館を備えており、四国霊場では随一ともいえる文化財の寺院である。まず、一部を簡略にふれておこう。国宝は二王門で、高さ7m、間口は三間、横4m、文保2年(1318)の建立、二層入母屋造り本瓦葺き。重要文化財には本堂をはじめとして、三重塔、鐘楼、五輪塔、訶梨帝母天堂、護摩堂の建造物と、「建長3年」(1251)の銘が刻まれた愛媛県最古の銅鐘がある。

(オレンジ色にしてみました。スマホだと出ないのか)

ミシュランガイド一つ星に選定されたこともあるそうです。

真言宗の山寺というので、京都の神護寺とか大覚寺とか、そういうイメージだろうと思ったのですが・・・

道後温泉本館から歩いて20分ほど、と案内にあったけど、もっと歩いた。。。
それに平地ではなく、山道だし、ものすごい暑い日だったので、午前中とはいえ、大汗かいた。

そして、ようやくお寺幼稚園やお墓などが見えてきて、本堂も近いな、と思ったら。

イメージ 1

なんか赤い橋が渡してあるから行ってみたら・・・アラレちゃんならつんつくしたくなるような形のこれはなに?
そしてその隣にかなり大きな仏像が・・・思わず罰当たりにも「キ○イ~」と叫んでしまった、
苦行中の骨が浮き出たお釈迦様像。写真はなし。

う~ん、なんか、イメージと違う。
わたしの勝手なイメージなので、違うのがいけないのではなく、イメージがたぶん間違ってるんだわ。

さらに歩くと。

山の上に巨大な法師の像が見えてきた。

イメージ 2
蘇我夫の望遠で撮った写真。
どなた?行基さん?弘法大師四国霊場だから弘法さんだろうと思いますが。なんせ無知なもので。


さらに行くと横道から入れるようになっていて、「宝物殿」らしきところの脇から入ります。
宝物殿の前にホコリだらけの賽銭箱と、入場料が書かれた黄ばんだ張り紙と、なんかお宝があるぞ、という表示があり、年配の男性がお掃除していらっしゃいました。なんか入る気がおきない・・・


やっと山門へ到着、もう汗びっしょり。

一望した感想は「ここは主張するお寺」。


至る所に張り紙と木製の看板があり、至る所に仏陀の教えだけでなく世界平和や核軍縮集団的自衛権不用などの主張が掲げてあり、至る所に大小の賽銭箱が置かれている。

イメージ 3

「大勝」かと思ってこれは霊験あらたかなら良いな、と思ったのだけど、よく見るともう一文字。よ、読めない・・・



イメージ 4
仁王門。




イメージ 5

本堂。
わたしは山深く俗人をよせつけない密教寺院が好きなので、あえていろんな看板?が入らないように撮ったのだけど、今思うと、いっそ主張だらけの絵にすればよかった。そっちがこのお寺の本当の姿だもの。


イメージ 6

三重塔。


イメージ 8
本堂奥にあるマントラ洞窟の入り口。
蘇我夫が入ろうとしているところ。
猛暑の日だったので、洞窟の中はこわかったけど、ひんやりしていて助かりました。
洞窟の中は明かりがあり、薄暗いけどありがたい教えがいっぱいでした。


イメージ 7
洞窟を抜けると歩いてきた山路にショートカット。
写真の岩の隙間から出られます。


あ~ビックリした。
便利なところではないのに、お参りの人も結構いて、ここもやはり八十八ヶ所霊場というのは、今に生きるお寺なのですね。
わたしは深閑とした密教寺院が好きなのですが・・・
めちゃくちゃわかりやすく視覚化しようとする精力的な姿勢と、あちこち表示された模造紙や板が汚れるに任せるおおらかさがこのお寺の特長なのだろうと思います。


道後温泉の町に戻る途中、伊佐爾波神社に寄りました。



イメージ 11

重文の本殿。

イメージ 10





イメージ 9
すごい石段・・・蘇我夫撮影。



イメージ 12
石段の上から町を望む。
電車が見えます。



詳しくは↓





暑いわ、すごいわ、ビックリだわ、の道後温泉周辺観光でした。