第29節 東京アウェイ甲府 勝ち点1で、ほうとう食べるくらいの気分。
前日にはフクアリ劇場大炸裂を楽しみ、15日日曜日は毎年行くことにしている小瀬へ。
しかし夜にはTKさんから「明日は何時に来ますか?」などとメールがあり、夫は当然行くつもりだし。
そうだ、それに試合のチケットも往復の特急も押さえていたんだった・・・そうかそうか、モッタイナイから行くか。
と、いつものことですがウジウジしながら「かいじ」に乗り込みます。
それに朝から冷たい雨が間断なく降ってる・・・小瀬じゃカッパを着ないと。
難しい環境で頑張らざるを得ないから知恵を絞って頑張るのであって、難しい環境のままで良いわけではない。
ただ、ほとんど知恵らしい知恵の見当たらないどこかの首都圏クラブは、爪の垢くらいもらった方が良い。
甲府にはJ1にいてもらいたいけど、こっちも負けたくはない・・・
こっちの状態から考えて、1-1のドロー。
甲府のカウンターでやられるようなことがあるともっと失点する可能性もあるけど。
試合前にTKさんとそのご友人の勝ち点王子に会ってそんな予想をすると、「それはオッズ1.1倍くらいじゃないですか」と言われる・・・
結果、予想通りすぎる・・・
試合は、それも予想通り東京がポゼッションを取りながら、しかし甲府の守備も固くなかなか前に運べず、たまにロングボールをフィードして永井が受けるとゴールに近づけるのと、相手がスペースを埋めている中、なんとか隙間に入れて、とか、言うシーンが。
インスがJ3での活躍を買われてJ1初スタメンでした。
インスの所にはボールがあまり収まらなかったけど、ボールを持てれば思い切りシュートを打ったし、可能性は感じました。
もう少し、というところ。室屋との関係性もまだまだだと思いました。
東京は悪くはない入り方でしたが、甲府はボールを取れば意思統一は東京よりはっきりしていて、リンス、ドゥドゥの2人を中心に鋭い攻撃をしてきました。
この日の主審は木村博之さんでしたが、あまりいいレフェリングではなかったかと思います。
笛を吹きすぎ、吹くのが遅い。
もともとはコースケのミスからでしたが、ボールを失い相手の突進を止めたタックルはファウルには見えなかったけどFKを与え、その流れでさらにファウル(こっちは本当にファウルだった)でより近いところでFK。
それがマルくんが競っていたけど、うまくリンスがマルを外してゴール。20分ほどで失点してしまった。
そうこうするうちに、競り合いの中でヒートアップしていったのか、荒っぽい雰囲気に。
ウタカにはあまりいいボールが来ないのがイライラの原因になったのでしょうか、意図はよくわからないのだけど、右サイドに落ちるようになり、ジェフサポなら懐かしい田中ユースケとやりあう形に。
悪いのは言うまでもなくウタカなんですが。
何かよほど気に障ったのか、ユースケに肘打ちを食らわして、ユースケもんどりうって痛がりアピール、見事にウタカを退場に追い込んだのでした。この日、ユースケが行った最も大きな仕事でした・・・
あとはジェフサポなら知っているオフサイドの山をこしらえた・・・
1点ビハインドで数的不利。
もうあかん、もう負ける・・・と、悲観するワタクシ。
しかし、蘇我夫は、「東京は10人になった方がいいじゃん、相手が10人になるより勝てるじゃん」と言う。そういや9人の相手に負けたことがありましたな・・・
後半、安間さんどうするかと思ったら、徳さんに代えて前田さんを入れた。
妥当な交代です。
4バックというか、2バックみたいになっていた。
そして、選手たちは当たり前だと言えなくもないけど、落ち着いてボールを回していた。
一人少ないので、ボールを保持しながらムリをせず好機をうかがう、このやり方も妥当だと思います。
わたしも開き直ったせいか、前半よりむしろ落ち着いて見られたかな・・・
で、何度かあったCKやFKを経て、少しずつコースケのボールが良くなってきたところに、CKのチャンス。
マルくんがヘッドで決めて同点。
実はワタクシ、このCKの前に「セットプレーなら最近は諒也の方がマシよ」と、コースケのワルクチを言ったばかり。
すまんすまん、ごめんなさいコースケ。
甲府が待ち構える守備だったので、お互いあまり走らないサッカーになりました。
それも数的不利の東京には助かったと思われます。
本当はここぞと言う時間に勝ちに行けばもっとよかったと思うし、最後のFKは惜しかったと思うけど、雨のアウェイに来たサポを最低限失望させない結果になりました。
参戦した試合は無敗、という勝ち点王子がいたけど、わたしとTKさんのセットは勝率は知らないけどとにかく1勝しかしてないから、やっぱりドローと。
まあ下の方の結果を見ても、もう降格の心配はなさそうです。
この時期に勝ち点が40に届かないなんて情けないけど。
次節札幌には、ホームだけど・・・ええ、やはり勝てる気はしません。
東京の選手の、ちょっとばかりの良い方への変化は見て取れた試合でしたが、そのくらいであまり得意ではない相手に打ち勝てる力があるかどうかはわかりません。
しかし、なんと言っても本当の責任感というものがとても大切です。
もう何のモチベーションもない、と言ってもお金と時間を取っているのだから、守備でも攻撃でももう一足伸ばす、もうひとつ前に出る、もうすこし冷静に、もっと熱心に、やってほしいと願うのです。
試合後、甲府駅前には青赤イナゴがいっぱいいました。
うちも、TKさんとお友達の勝ち点王子と4人で、ほうとうを食べることに。
「小作」が東京サポであふれかえっていたので、別の店に。
ここのほうとうは「小作」より味が薄くて麺も細くて、わたしは結構気に入りました。
勝ち点1じゃお腹はいっぱいにならないので、ほうとうとトリカラやお蕎麦のサラダなどでお腹をふさいでから、それぞれの急行に乗って帰ったのでした~
どーも、お疲れ様でした。