第34節 東京×ガンバ・・・よりもナオ引退セレモニー。さよなら徳さん付き。
ワタクシ、今季SOCIO11年目。
その前も諸事情によりスタジアムへはなかなか行けなかったけど、東京を応援はしていました。
その10年余を振り返って、今季が一番よくないシーズンになったような気がします。少なくともわたしには、一番悪く感じる。
降格した年もあったし、13位で終わった年もあったし、6連敗した年もあったし、昨季もすごく悪かったけど、なんだか今季が最も嫌なシーズンだった。
どうしてか考えているのですが、吉本自身も言っているように、選手たちから何かが伝わってくるものが本当に希薄だったことが大きな理由だろうと思います。
選手たちから何も伝わってこなかったのは、どうしてか。
それも考えています。
もうしばらくしたら振り返りたくもない今季を振り返ってみて書く・・・かもしれません。
それはおいといて。
12月2日がJ1最終節でした。
味スタ最終戦、相手はガンバでしたが、今季うまくいかなかったチーム同士。
そして、ガンバの長谷川健太監督は、来季東京の監督に就任するという報道・・・シーズン終了してすぐ、報道通り公式に長谷川健太氏東京の監督に就任の発表があったので、もうこの試合の時にはそれは決まっていたのでした。
しかし、試合前の選手紹介で、長谷川健太の名前に東京サポから拍手があったのには、ビックリ。まだ相手側の監督じゃないの~今は、安間さんが東京の監督なのに。
で、試合は。
またも勝てませんでした。
わたしの予想通りスコアレスドロー。こんな予想ばかり当たる。
ナオを勝って送り出すことができなかった。
ここ10試合で見れば、ダントツで降格する成績。
しかし、この試合、広島戦の後半と同じく、悪い試合ではありませんでした。
むしろ、安間さんが監督になってから、一番良かったと思う。
ウタカが三浦弦太にすっかり押さえられて、ボールがあまり収まらなかったところは残念だったけど、
まずまずボールをつなげていたし、高萩を前で使う効果も出てきたし、不調だったケントも最後には久しぶりに足がつるくらい復調していたし。
シュート数も14本、その中には可能性が感じられるシュートとそこに至るまでのつなぎもあった。決定力不足は相変わらずともいえるかもしれませんが、ガンバGK東口が奮闘していたのもあってのゴールレス
このくらいの内容ならばそんなに絶望的にはならないのだけど。
あと、何試合かすればもっとよくなりそうな予感だけを漂わせておしまい。



(ナオの疾走がもう見られないのは、やっぱり寂しい)



(ナオと久保くん)
それより来季東京の監督になる長谷川健太率いるガンバの方が、心配になるような内容でした。
まあ13位のチームのサポに心配なんかされたくないでしょうが、こっちは来季どんなサッカーするのか気になるじゃないですか。
そしたらあーた、なんの芸もない、これがガンバか、と目を疑いたくなるような内容の希薄さ。
長沢くんめがけてポンポン蹴るだけ・・・
だいじょうぶか?
長谷川健太さん、精根尽き果ててないか?
攻撃のアイデアがそもそも希薄な東京に、こんな試合する人が監督になってだいじょうぶか?
と、よけいな心配が増えてしまいました。
と、とにかく。
長谷川監督も選手たちも心機一転、新しい気持ちで、新しくサッカーを積み上げていってほしい・・・
少し時間がかかっても、今度は東京サポも辛抱強く見守ってほしい、とオバチャンまた心配。
試合後、シーズン終了のセレモニーで、大金社長が去年よりいっそう大きなブーイングの嵐に遭い、本当は選手たちもすごく責任重大なのに、わりとしれっとしてて、それも気になったところ。
それもこれも、徳さんの長崎移籍のためのお別れと、ナオの引退セレモニーですっかり吹き飛んでしまいました。
大金社長も後にナオが控えていて命拾い・・・
徳さんの長崎移籍にはあまりビックリしませんでした。
長崎の試合ならば、ジェフと対戦したのを見たから、J1しか見ない人よりはよくわかっているつもり。ホームフクアリで対戦したときにはジェフが大勝したけど、9月のアウェイではチームがすっかり自信をつけて、やることがはっきり徹底され、心からサッカーを楽しんでいる幸野志有人くんを初めて見たような気がしました。徳さんからクロスで幸野志有人くんにやら・・・いやいや悪い予想はしないしない。


そして、ナオ。
ナオについては、別に書きたい。
言葉に尽くしきれない思いがあります。

この日のセレモニーでも、本当に行き届いたスピーチを聞かせてくれました。
まず、ガンバのチームとサポに感謝とちょっとしたウィットを含めた挨拶をするところ、その心配りの見事さ。





東京の大団円は翌日の駒沢に続く。