第5節 東京✖ガンバ 結局ヒヤヒヤさせられる。

せっかくいい内容でリーグ選手初勝利したのに、インターナショナルマッチウィークの貧相な代表戦のおかげで、中断してしまいました。
それでも代表は代表なので、呼ばれただけで出場機会のなかった森重は、悔しかっただろうと思います。
でも怪我しなくてよかった。

中断明け、モリゲと、韓国代表のヒョンスも無事合流し、第5節。
中断期間中のJ3でも、SBは湘南戦に続きマコ、リョウヤだったので、リーグではまた室屋、コースケに戻るかもと思ったら、むしろ経験を積ませるためだったようで、第5節も若い両サイド。

相手はガンバ。

去年からずっと勝ってないとか、東京も同じようなものでしたが。
しかも味スタが大の苦手だという、奇特な人たち。
そして、健太監督には古巣対決。
選手紹介のとき、ガンバサポ、健太監督に盛大なブーイング。

東京はケイマンではなく永井をスターターに。
湘南戦から変わったのはそれだけ。

ガンバの顔ぶれを見たら、コンちゃんがいないのがちょっと寂しい。そして、ハルヤが4-3-3の一角にいるじゃないですか。
とうとうリーグ戦スタメンですか。
改めて見ると、やっぱり遠目にもイケメンだわ。京都駅でジェフの選手たちと一緒になったとき、ハルヤがファンに囲まれていたのを見たけど、そりゃあもうイケメンというか、美少年と言ってもいい容姿。

なんて言ってる場合じゃなかった。
ハルヤと途中から出るはずの中村敬斗にやられたらイヤだな~と、思う。

イメージ 1




イメージ 2





試合までが長いのか、当ブログのアレなところ。

やっと試合。


入り方は東京がよく、プレスもきいていた。立ち上がり2分、ディエゴのボールに永井が抜けでて、シュート。
東口が弾いたボールを、走り込んだ東がシュート。いいシュートでした。
おお!
前半にゴールなんて、久しぶり~
東京は前からの守備がとてもよく、ガンバに攻められるときもあったけど、危ないシーンはほとんどなかった。
先制の10分後には、この試合なかなか効いていた大森(彼にもガンバサポはブーイング)が、エリア前で仕掛けようとして倒され、F K獲得。
リョウヤのキックにモリゲがうまく抜けてバックヘッドでゴール。カッコいい。


おおお!

前半に追加点とは、こりゃ望外な。

リョウヤは中断期間中のJ3でも独特のびょよよん、としたボールを前田さんの頭に出していました。こちらのはもう少し早いボールで、もう完璧。

2点も取っちゃって、大丈夫か?
と、ヘンな心配をするワタクシ。
それにしてもガンバの守備は緩い、これじゃ勝てないわよね。

しかし、ワタクシの心配は、変ではなかったのです。

2点を取った後、往復ビンタをくらったガンバの目がさめたか、東京の選手がすっかり安心してしまったか。
いいところ出ないな~と見てたハルヤの動きも目立ち始め、ガンバがポゼッションするように。
なんかマズイ。

すると、前半終了間際にハルヤを高萩が倒して、P K献上。
この試合高萩は、あまりよくなかったように思います。
でも高萩は、ハルヤなんて知らないのか。
ああいうドリブルはすごく得意なのよ、わたしはよーく知ってる。シュートも入らなかったけど、気をつけなくてはいけない選手です。
ハルヤはああいうふうに、細かくステップを踏むのです。高萩はちょっと不用意でした。
一点差になって後半へ。


後半も、ガンバペースになってしまいました。
ガンガンきた感じ。
東京もバタバタしてはいなかったけど、分厚い攻撃を仕掛けられ、捕まえきれなかったようです。両サイドがどんどん上がる。
ディエゴが前半に藤春を壊したけど、代わりに入った初瀬もいい選手です。
新加入のマテウスから初瀬へ、初瀬がP Kを決めたファン・ウィジョの頭へ。決まっちまった。

たまさか2点も取るとこうなるか…

なんかヤダ、逆転されないでよ~

しばらくどんよりした気分でしたが、東京はズルズル下がることはなく、守り方としては悪くはありませんでした。
そして、後半に関して言えば、乾坤一擲。
ファン・ウィジョを抑えきれなかったリョウヤでしたが、この仕事をしたので帳消し。
ヤットさんからボールを奪い、前へ繋げたのがリョウヤ。
上がって、大森からバックパスを受けてクロス。
これがディエゴの頭に、すごくカッコイイゴール

おおおおおお!

追いつかれて、勝ち越し。
どこのチームだ?

後半シュートはこれ1本だったらしい。
たしかに、シュートまでいけなかった。というか、この時間以外は、ほとんどガンバがポゼッションして攻めていた。
森というやっかいな選手や、あのティーンエイジャー中村敬斗くんも入り、敬斗くんは得意のドリブルを披露するし、また同点にされたらヤダな。
でも林のセーブもありリードを守り、
30分過ぎヨネちゃんを入れて守備強化。

この試合は、あまり下がらなかったのが良かったのですが、さすがに終盤には完全に押し込まれました。
そして終盤にディエゴに代わりケイマンが入ったのは、時間稼ぎかと思ったら、ケイマンも大仕事。
押し込まれ波状攻撃をうけ、ファン・ウィジョにシュートを打たれて、ああ万事休す、と思ったら。
ライン上でケイマンがクリア。

し、し、しぇ~
心臓が口から出るかと。

楽には勝てないものです。

ガンバの猛攻実らず、か、勝った。

ガンバにとって鬼門はまさにケイマンだった。

直後に、10歳児に付き合っていた蘇我夫から「MVPはケイマン」とメールが。

試合後健太監督のコメントに「打ち合うなら打ち合って勝つつもりだった」とあり、久しぶりに勇ましい言葉を聞いた気がしました。
東京も何年か前には、打ち合い上等な時もあったんだけど。コンちゃんの「打ち合いになったらうちらの方が強い」なんて言葉もあったし。

まあでもわたしは、湘南戦の方が好き。整っている。

とはいえ、勝って嬉しい。

あっさり勝たず、ハラハラさせてくれるのも東京らしい。

ディエゴは体を張ってボールを収めてくれるし、こうして得点も続けてくれたら、本当に頼もしい。
マコちゃんは試合ごとに落ち着いてきた。
東は相変わらず攻守に走り、よく見えてる。


少しずつ変化の兆しも見えてきた東京。

連戦をどう乗り切るか、楽しみだけど、やっぱり心配なワタクシです。

イメージ 3




イメージ 4




イメージ 5