第14節 東京✖札幌 「良いところを出し合い、良いところを消し合った試合」

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中段前の、リーグ戦は最後のホームゲームでした。

雨が時間を追うごとに強くなる中、この試合は、なかなかクオリティの高い、J1の2位と3位との対決に、ふさわしい内容だったと思います。
得点の多いチーム同士の対戦だけど、だからこそ、ロースコアになるかと予想しましたが、果たしてスコアレスドロー

サブタイトルは、ソウタンの試合後のコメントから。
言い得て妙、じゃないですか。
ソウタン、オトナになったな~途中出場して、違和感なく試合に入るのも、ソウタンの良いところ。

試合のクオリティで言えば、残念ながら最後の精度には欠けていて、それさえあれば、勝てたかも、と、悔しくもあります。

ただ、なんだか結果以上に、90分間を楽しむことができた、こんな試合を味スタで見られた、という充足感もありました。

蘇我夫は、ホームなんだし、チャンスは何度もあったから、勝たなきゃいけなかった。
と、辛口の批評。


とはいえ、札幌が攻守ともに強く、3位にふさわしいチームであり、ミシャの手腕はさすが、と、シブシブ認めなくちゃいけない。強度の高さはたいしたもの、でも東京の選手も、強度の勝負でも負けず、うまさの勝負では、少し上回ったかと。

林のセーブに助けられたシーンもあったけど、安定した守備を見せていたし、攻撃では、何回か嬉しくなるような、ラブリーな形を作り、後は仕上げだけ、でした。

東京の選手が、(シュートを別にして)こんなに上手だったなんて、去年まで本領発揮できなかったのは、なんだったんでしょ。


厳しく言えば、広島とは10ポイントも離れたし、ホームだし、この日は子どもも多く来ていたし、勝って欲しかった。
室屋が決められなかったのは、まあ仕方ないか、と思うけど、永井はディエゴが厳しいマークにあっているぶん、シュートチャンスがあったので、やはりFWの責任を果たさなきゃ。
でも、永井が攻守に大きく貢献していることも事実。
中断期間中に、うんとシュート練習してね。
代表に選ばれる…ことはないだろうな…


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広島がまるでマンCのような突っ走り方で、勝ち点3取れなかったのは、残念です。
ただ、健太監督も言うように、リーグ戦ではこういう試合を積み重ねていくことが大事なのでしょう。
次のアウェイ鳥栖戦、勝って中断期間に入りたいものです。