天皇杯第2回戦 東京✖流経大ドラゴンズ龍ヶ崎戦~ほんとの本気は15分。

味スタから帰りの京王線の中で、オバサポグループが「監督が代わろうが選手が代わろうが、やっぱり東京って、こうなのね~」と苦笑しながら話していました。

まったくもう、ヒヤヒヤしたぜ。

東京は何度もアップセットを献上していて、天皇杯初戦が苦手なことは、NHKも承知のようで、BSの放送はこの試合でした。ことあれかし、と期待するアナウンサーがうざかった、とは家でテレビを見ていた蘇我夫の話。
まあアレですよ、東京サポ以外は、それを期待しているのです。
げんに、「川向こう」が2点リードされていると速報で知った東京サポは、ちょっと喜んだのだから。

流経大ドラゴンズは流経大のセカンドチームだそうですが、J FLにいるのだから侮れません。
それでもカテゴリーは4つ下、ベストメンバーで負けたら超みっともない。

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(雨に濡れながら応援する流経大関係のみなさん。こちらも熱量で優っていたか)


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(いつものように濡れない場所で応援する東京サポ。後半、雨が止んでから降りてきたら、同点にされた~間が悪いサポ)

試合開始から、なんとなくリーグ戦の熱量がない感じ。やりにくそうに見える。
それでもCKからケントが押し込んで先制、35分ほどに洋次郎さんが追加点。
すると。
どうも、すっかり安心しちゃったんだか、前半の終盤は、流経大ドラゴンズにボールを持たれてうだうだと終わり。

後半はさらにうだうだした東京に対し、ハーフタイムに監督がうまく励ましたのでしょう、球際も切り替えも、流経大ドラゴンズの方が良くなりました。セカンドボールも流経大ドラゴンズが拾うし、結構なサイドチェンジも見せるし、後手を踏む東京。
FKで失点、カウンターで同点にされた。
このカウンターは、相当恥ずかしい失点でした。
モリゲも、大学生に抜かれてやられたのに、割としれっとしたコメントだったのは、どうなのか。

かなりムッとしたワタクシ。
同点なら、スコアレスで推移したほうがずっとマシだわ。

1失点後、突き放すチャンスだったPKもディエゴが失敗。
なんかリズムが悪く、失敗しそうだと思ったら、案の定。


ますます熱量を増大させ、勢いづく流経大ドラゴンズ。


このままドローならまだマシ、下手すると本当にやっちまう、というかやられちまう。

…と、選手たちも思ったか、延長はヤダ、と思ったか。

後半も残り15分を切ったあたりで、東京はようやく、いつもの熱量を回復したようです。

室屋が突破し、クロスを入れ、ディエゴの頭にあって、ゴール。2度目のクロスは低めに入って、また頭でゴール。
PK失敗を、流経大ゴールに倍返し。
ずっと室屋も目が覚めないみたいだなあ、と見ていましたが、やっと仕事をしました。


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夫には「本気になったのは最後の10分くらい」とLINEしましたが、健太監督のコメントを読んだら「最後の15分はいつものテンションだったが、それ以外は眠っていた」と、お怒り。
それで、タイトルは5分おまけして、ほんとの本気は15分、と。

健太監督も称えていたように、流経大ドラゴンズの選手たち監督コーチのみなさんには、こころから拍手を送ります。相手の良さを存分に引き出す東京、でもその良さを存分に発揮したのは、流経大ドラゴンズの選手の力です。
今後の健闘を祈ります。


さて、ジェフはラインメール青森とPKまでもつれ込みながらも勝利。
ラインメール青森には元Jリーガーもいて、太田徹郎に先制されたとか。
名古屋、ガンバがやっちまった組、この2チームはリーグ戦も不調ですから、そんなにビックリではない。

ルヴァンを落としたので、天皇杯は勝ち進みたいところ。
次は新潟です。
ルヴァン・カップはアウェイで負けている相手、そして、中断明けの最初の試合、今度は良い内容で勝ってね。