ロシア W杯、今まで見た試合。日本✖セネガル含む。

やっと23日土曜日の最後の試合まで来た。

ドイツ✖スウェーデン…これもチャンピオンドイツが、やっちまいそうな試合でした。ボールを奪われてカウンターを受ける、を繰り返し。先制されたけど、後半フォーメーションも調整し、チャンピオンのプライドも、大発動させて、アディショナルタイムにクロースがFKを決めて逆転。ボアテングが退場、というアクシデントも乗り越えた。Gリーグに苦戦した強豪国が、その後勝ち進むことは、よくあります。このドイツの可愛げなさからして、そうなるかも。第3戦、手負いの赤い虎を、うまくいなせれば。

イングランドパナマパナマもよく頑張っていたけど、前半で力の差が出てしまった。ストーンズのゴールも、ぽっかりフリーにしてしまったし、2度もPKを与えては、結局6-1。ケインは、ベッカムなどとは違い、とても生真面目な感じの選手で、2度のPKをドカン、と決めました。最後には、踵にボールが当たって入ってハットトリック。入る時にはこんなのまで入る。後半、緩んだイングランドに対して、初得点を奪えたパナマ、歴史的なゴールに。この失点のおかげで、ベルギーと得失点差まで同じに。

日本✖セネガル…本当は別立てで書きたいのですが。
たいそう面白く良い試合でした。ミスもありましたが、ミスなら、あのイニエスタだってするし。クオリティーも、おおむね低くはない試合でした。
幸運にも恵まれたコロンビア戦より、充実した内容でした。
日本はフィジカルでもテクニックでも分が悪いと思っていたけど、前半途中まではセネガルの速さについていけないようでしたが、だんだん慣れてきたら、パスも繋がるようになりました。失点は、原口のミスと、川島のミスが重なったもので、正直凹みました。多くの人が言うように、川島は代えてほしい、と思っていたので、スタメン見てガッカリ。悪い予感的中でさらにガックリ。
しかし、選手はガックリしなかったらしく、だいたいこの時間くらいから落ち着いて試合ができたようです。柴崎岳の素晴らしいロングパスから、守備ではそれまでやられ気味の長友が、突破し、乾の得意のゴールが生まれました。ステキなプレーでした。
長らく遠藤保仁の後継者がいないーと議論がありましたが、岳で決まったようです。鹿島にはぜったい帰らないで、スペインでずっと活躍してね。
コロンビア戦ではミスが多かった長谷部も良くなりました。
岳のクロスに大迫が合わせられれば、勝ち越せたのですが。逆にまた先手を取られ、失点。
またも本田が香川に代わり、同点弾を決める。
やはり代わった岡ちゃんが、2度も相手GKの前で潰れて、本田を助けました。2度目に潰れた時には、つい笑ってしまった。

勝機もありながらドローでしたが、妥当な結果でしょう。

この試合でいくつかのことを考えたのだけど、別に書きます。


ポーランド✖コロンビア…コロンビア、こんな強いんだ~と、改めて初戦の僥倖を思う。ハメス・ロドリゲスが動けるようになっていたし、
アドラードが走り回り、キンテロもキレていました。
ポーランドは、守勢に回る時間が長く、レパンドフスキがなかなかいい形でボールを持てず、3-0で敗退が決まり。

サッカーって、本当にわからないものです。

予想では、多少なりともサッカー好きならば、日本の一人負け、首位はコロンビアか、ポーランドか、セネガルも強い、なんて予想していたでしょう。
わたしも日本の1分2敗か3敗かと。
ところがポーランドが敗退。
下馬評の高いチームで苦戦しているのは、組織力が低いチームではないかと思います。アルゼンチンも、今のところそうですし、ポーランドも。
終戦に立て直してくるか。底力はあるでしょう。


サウジアラビア✖エジプト…同じことを書くけど、サラーが可哀想で。
先制点取ったのに、ちっとも喜ばなかった。敗退が決まっていたから、悔しさが先立つのでしょう。返す返すも、サラーに怪我を負わせて、ビッグイアを手にしたあの選手が…嫌い。だから、スペインも応援する気が起きない。
エジプトは本当はどのくらいの力があるのか、出せないまま、3敗してしまいました。


長い…長すぎる。

続く。