ロシアW杯、最後の3試合。

わたしのロシアW杯TV観戦記も、ようやく終わりです。

準決勝
クロアチアイングランド…熱量の差というか、イングランドは良くも悪くもあっさりしていて、トリッピアのゴールで先制し、そのあともチャンスがあったのを決められず、終盤ついに追いつかれ、延長で勝ち越された。クロアチア、特にモドリッチの頑張りはすごかった。ラインを割りそうなボールをみて、追わなかったデリ・アリと、それを後ろから追ってマイボールにしたモドリッチ。若いデリ・アリも、深く心に刻んでほしいシーンでした。


3位決定戦
ベルギー✖イングランド…3位決定戦が必要かどうかはわかりません。が、見る方には結構楽しみです。まるでイングランドプレミアリーグオールスターゲームみたいでした。イングランドエリクセンがいればなあ。
ベルギーが力の差を見せた試合に。


決勝
フランス✖クロアチア…4-2という点差通りの試合。さしものクロアチアも力尽きた。エムバペは、ベルギー戦の遅延行為でネイマールの道を行くのか?と思わせましたが、これからどうなるか。
ジルーが、すばらしくチームプレーに徹していて、こんな選手だったのか、と改めて感心しました。
スパーズ唯一の生き残り、ロリスもカップを掲げられて、良かった。ご愛嬌のミスもありましたが。
決勝は今大会の試合のレベルでは、最高とは言えないものでした。ただ、決勝戦に至るまでの試合の積み重ねがW杯の楽しみだろうと思います。

これで寝不足続きのロシアW杯はおしまい。

少しさみしいけど、さあJ1再開。


レベルの高いプレーが多い、面白い試合が多い、良い大会でした。

VARも、こういう使い方なら、まずまず悪くないだろうと思います。
VARを見ても、判断は主審ですから、あくまでも人間のすること。解釈が分かれることがあるのも、当然。
解釈において議論の余地が残る、それもフットボールだろうと思います。
それでも、これまでにあったような明らかな誤審はだいたい防げるでしょう。

さてと。
代表しか見ない代表ファンにはサッカーが終わった、と思うでしょうが、サッカーはどこだってあるのさ。J3.J2は休みないし、J1もまた始まる。
むしろ、W杯の方が、わたしには気楽な娯楽、東京の試合は、もっと切実なのです。