第33節 ジェフ✖福岡

夢の島で、東京U23のとても珍しい3得点快勝を見て、新木場駅から蘇我へ急ぎます。

フクアリに着いたのは、キックオフの笛が吹かれた時。
この試合も、ホームチームが3得点。
ただ残念ながらアウェイチームも3得点。
悔しすぎるドローでした。

福岡はまだPO圏争いしているだけに強く、ドローは冷静に考えると妥当な結果だと思う。
でもあと1分ガマンすれば勝てたと思うと、悔しすぎる。
福岡には圍、吉本、インス、東京のイメージ希薄だけど駒野と、東京ゆかりの選手が多い。吉本が生き生きとプレーしていたのは、東京サポなら喜ぶでしょう。わたしは微妙。

試合は、お互いに激しくプレスかけあい、ジェフもこのところ増してきた強度の高いプレーを見せあい、大変面白いものになりました。
一瞬の隙を突かれ、鈴木惇ミドルシュートを決められるも、すぐヤマトが仕掛けてPKゲット。船山がディエゴっぽい助走で決めて同点に。
旭が守備に気を遣いすぎたか、精彩を欠いたので、後半は為ちゃんに代わったけど、ジェフの左サイドは、下平が大変でした。
後半立ち上がり早々、FKを、船山が目の覚めるような素晴らしいシュートで決める。東京もこのくらいのFK決める選手はいないのか。船山のキック力、技術、すごい。
しかし、福岡もFKで追いついてしまいました。あちらのキッカーもいいわね。頭で合わせたのは、なんと吉本。この人、岐阜にいた時もCKを頭で入れた。ジェフからは点取るのか~余計なことするわねぇ。
両者譲らぬせめぎ合いでしたが、エスナイデルの交代策が実ります。
まずはDoさんが、鬼の形相でドリブルで上がり、茶島へ、茶島の絶妙のクロスにすごい勢いで船山が合わせて、3点目。
最終盤に勝ち越し、いつもはあまり表情を変えない船山も、激しく喜び、スタンドに向かってガッツポーズ。フクアリ劇場大興奮。
あと、数分ウダウダできなかったか。

できなかったのです。
あちらも交代出場の山瀬から最後は城後が決めて、ドロー。
鈴木惇と城後にやられるのはいつものこと、すると吉本が余計だ、とは夫の愚痴。
まあ茶島が相手陣内でちょっと淡白だったかな、とは感じましたが、茶島ラリベイでキープできなかったのかな、福岡の迫力もなかなかではありました。
だから結果は妥当なんでしょう。

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客観的に見れば、面白い試合でした。

ゴール欠乏症の東京に、1点くらい分けて欲しいような…
しかし、もっと分けてもわらなくてはならないのは、例えば船山の、強気に貪欲に何が何でもゴールに向かう姿勢と、シュート直前の冷静さかもしれません。彼も昨年はゴールがあまり決まらなかったのですが、本当によく走り、よく動いた結果、良いボールがくるようになったし、彼自身も昨年より慣れたのかな、と思います。これでラリベイが昨年のパフォーマンスに戻れば、本当に攻撃は無敵ではないかしら。

なんやしらん、勝ったように喜ぶやや行儀悪いアビサポ、言っとくけど、ドローだかんね。
とはいえ、こっちゃいよいよプレーオフは遠い感じ。あ、でもわかりませんよ、ジェフは帳尻合わせは大得意ですから。

次もホームだし。
わたしは広島一泊だから、フクアリは夫のみの観戦です。