第27節 東京アウェイ広島戦~点取れた。

暑い暑いと言っている間に東京は全然勝てなくなり、9月も下旬に入りました。
そんなにヒドイ試合をしているのではなし、点さえ取れればな~と思うのだけど、ううむ、モヤモヤ。
と、うめきながら何試合も過ごし・・・
やってきました、アウェイ広島、エディオンスタジアム
夫は11歳児のサッカーの試合応援のため、わたし一人で。
結局この試合9月22日と翌日のジェフと横浜FCの試合と、11歳児の試合のなかで、一番得点できたのは11歳児のチームなのでした・・・おまえはエジルかぁ、と言いたいくらいパスしか意識のない11歳児が珍しく2得点。まあ相手の守備がちょっと・・・だったらしいのは差し引いてもなんか目覚めたのかも。

しかし、東京も、たった1点とは言え、久しぶりに得点できたのですから、悪くはなかった。

マッシモの時に4試合無得点というのがありましたから、一応の免疫?はあるのですが、マッシモはもともと守備的なサッカーをする人でしたが、今季は夏前まではシュート数で圧倒するのではないけど、チャンスはしっかり決めて勝っていました。
どうも暑さと、怪我人と、過密だったり間が空いたりの日程に影響されたようです・・・他のチームも同じ条件なのですが、攻守の切り替えの速さで勝負してきたチームには、影響が大きかったのかもしれません。

で、少し涼しくなったし、いいかげんどうにかしてほしい・・・

前節のU23では、珍しく良い試合をして勝ったし、攻守に勢いがあったので、チームに刺激にはなっただろうと思います。
健太監督は、U23で2得点の翼は使わず、怪我明けのソウタンを大森の代わりにスタメンに、ディエゴとリンスの2トップでした。
ベンチにマコちゃんと矢島が。
翼は魅力的な選手だけど、J1では難しいかな、とわたしも思う・・・来季はどこかに育ててもらいに出た方がいいかも。
室屋が累積警告のため、リョーヤが右SBに。リョーヤって、本当のところはわからないけど、良くも悪くも無頓着な感じがして、わたしはこういうときは良いのではないかとちょっと期待。



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しかし、エディオンは遠いのですよ、空港から広島駅までのリムジンが渋滞で遅れ、走るようにホテルに行ってチェックイン、すぐに広島駅に戻って、山陽線で横川へ、横川駅からシャトルバスに乗ったら、またスタジアム周辺で渋滞、着いたのはキックオフの少し前。
早く市民球場跡地をサッカースタジアムにして下さい。他サポのためでもあります~って、広島はたぶん90%野球の街らしく、サッカーだって優勝しそうなのに、どうも注目度は低いようです。


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ゴール裏の皆さん。
コンパクトにまとまっています。


わたしは・・・

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さみすぅい・・・
ビジター自由の隣なのですが、なんでしょう、この空き具合。
でも、ゴール裏でピョンピョンする体力がないので、致し方ない。
ある意味、試合独占気分・・・


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わーい、すげーピンボケ。
でも、サポならどれが誰かわかるでしょ。


で、試合は、いきなりコートチェンジで。なんだろうね~
この試合計2ゴールはすべて、遠い方で入ったので、特に最初の点、東京の失点シーンはよく見えなかった。

いつものように試合の入り方は悪くありませんでした。
5分のディエゴからのクロスにリンスが上手く合わせられれば先制点となったはずですが。
ここんとこ他のチームの結果なんか見てなかったのだけど、広島も前節鳥栖に負けてるのね、ビックリ。で、ホームだしもう負けちゃイカン、ってとこで、お互いに激しくぶつかり合いボールを奪い合う展開。
これまで勝てなかった試合も、そんなにウダウダしていたわけではないけど、しかしやっぱりここ最近では、こんな強度は出せていなかったな、と思いました。
そうこうするうちに、徐々にポゼッションは広島が取り、何度かFKとCKを与え、15分のFKはなんかやだ、という予感は当たるもの、直接入れないで、真ん中に流してそこから入れたボールに、誰か触ったかわからないけど、林が相手にぶつかる勢いで出ればクリア出来たでしょうが、クリアが甘く、そこから混戦の中、高萩のクリアがパトリックに当たって入ってしまいました・・・なんかついてない。
ついてないが、失点の理由はある。この日の林は良いセーブもあったけど、キャッチが出来ないシーンもあった。
パトリックはモリゲが上手く押さえていただけに、もったいない失点でした。
失点後、流れは広島に。
防戦一方ではなかったし、前半最後のCKなどは、可能性を感じましたが。

1点ビハインドで後半へ。

で、HTにトイレとか行くでしょ。すると、やっぱり新しいスタジアムにしてほしーなーって思うのですよ。でも味スタのトイレも薄暗いし、和式が多過ぎだし・・・あ、話がそれた。


後半立ち上がり。
ギアを入れ直してきたらしい東京が、鮮やかな攻撃を見せました。
うちのお気に入りソウタンが、ボール奪取、多分だけど、ディエゴ、高萩、リンス、ディエゴとパス交換して、でディエゴが走り込んできたリンスへ、絶妙のクロス、久々にカッコイイ崩しで得点しました。
後半は東京が良かったと思います。
ただ、リンス、ディエゴとも足が攣ってしまったようで、それだけ厳しい試合だったのだろうけど、交代策がおそらく健太さんの思うようではなかったかも。
それでも、米ちゃんを入れたのも守備的な意味ではなく、この前のU23のように、彼がボールを奪って、スルーパスを出せたら、永井がいきるという意図でしょう。U23を見ていないらしい東京サポが帰りに、引き分け狙いなんて消極的だと交代策を批判していましたが、そういうことではないと思います。
広島もさすがに、ティーラシン、川辺を入れて対策をとってきましたから。
あと一押しのところでしたが、ドロー。

とにかく点が取れて良かった。

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勝ちたかったけど、まずは内容がかなり良くなった。
強さや切り替えの速さがだいぶ戻ってきたかな、と。
選手の試合後のコメントも、手応えが感じられたようなポジティブなものだったし。

気になったところは、勝てなくなってからこれまで多くのセットプレーがあったのに、全く得点できていないところ。
この試合も前半最後のモリゲくらいだったか・・・
コースケのキックの質が良くないと思う。
試合の途中から、諒也に蹴らせたらどうか、と思ったくらい。
諒也もJ3でそれほどの実績を積んではいないから、コースケ頼みなんだろうけど・・・東だってもっと可能性のあるFKを蹴っていました。
その諒也は、守備はよくやっていました。攻撃には室屋ほどの鋭さを見せられないけど、中に入っていくまでは何回かできていました。チャンスにはからめなかったけど。

そして、この試合でわたしが一番ステキだと思ったのは、高萩よーじろー様のファイトです。
シュートが入れば申し分ないし、失点はアンラッキーでしたが、90分間の戦いぶりは、すごかったです。


今回も勝てなかったという少しのガッカリと、でも久しぶりにゴール取った、良い攻撃だったという安堵感を抱えて、また渋滞の中シャトルバスで横川駅を目指したのでした。
帰りは一斉にスタジアムから車が出るから、行きよりひどい渋滞でした。イングランドのスタジアムもこうだから、85分くらいに帰る人が多いんだろうな~なんてボンヤリ考えながら・・・