第29節 東京アウェイ名古屋戦 ようやく勝った。

クラブ創立20周年というメデタイ日、OB戦などもあり、懐かしい元選手や、羽生さんやナオも雨の中、まだやれそうじゃんという姿を見せてくれた前節。
しかし、なんとなくイヤな予感通り、肝心の試合は、その前のアウェイ広島戦で見せた復調の兆しを帳消しにするほどのひどい内容で、清水に完敗しました。

もうアカン、もうおしまい、このまま中位から下位に落ちるばかり。
と、激しくガッカリしたワタクシ、そーゆー場合は、まともな人なら、もう東京の試合なんぞ見に行かない、と決めるんでしょう。
が、つける薬のないサポは、こうなりゃ名古屋もいくもんね、と、いわば毒食らわば皿まで、となるのです。

蘇我夫は、シーズン当初に立てた遠征以外は、何かがかかった場合のみ出場可、と決めています。何かがかかるとは、残留とか優勝とかプレーオフとか。で、今回の名古屋行きには、かなり難色を示していたのですが、清水戦で、あるべき姿を見失ったようなチームの「アイデンティティがかかっている」ということで、ワタクシのみ豊田スタジアムへ。
同日にジェフもアウェイ熊本戦、蘇我夫は、うちでDAZN観戦。


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豊田スタジアムは、名古屋駅から1時間以上かかり、アクセスが悪いのが最大の欠点ですが、スタジアム自体はピッチが近くて、良いと思います。

試合は。
清水戦では入り方も悪かったけど、それまで勝てない試合でもなんとか維持していたように、良い入り方をしました。
という以上に、前からディエゴや永井が強くプレスをかけ、最初の5分くらいは、久しぶりに勢いがあり、もしかしたら今日はいけるかも、という予感が。
それでも前半は、いつものようにシュートが入らない、だから点取れない。
名古屋は早々にSB宮原選手が永井に壊され、負傷退場して、アーリアが入るというアクシデント、ゲームプランが崩れたかも。東京サポにはアーリアが見られて喜んだ人もいたでしょう。
名古屋がポゼッションを取るも、ノッキング気味。東京は、前節は攻撃が、シュートが怖いのかと思うくらいノッキングを起こしていましたが、今節は、名古屋の弱点をつくだけでなく、自分たちの強味である切り替えの速さ、速攻を繰り出していました。

コースケのFKからモリゲのヘッドとか惜しいシーンはありましたが、前半はスコアレスドロー
コースケのキックは良くなってきたように思うけど、だんだん精度が落ちた。

後半、スプリントしまくっていた2トップが報われました。


林からのキックを高萩がヒールで落とし、拾ったディエゴが、名古屋DFを翻弄しつつ、ゴールラインぎりぎりから折り返し、だああああーと走り込んだ大森、ようやく移籍後初ゴール。永井もいたし、後ろから入ってきた大森を捉えることはできなかったでしょう。
ゴールライン割ってないからね、割ったというのは、3年前だったかの雨の吹田でのアレ。
いずれにせよ、笛が鳴ってないうちは、諦めたらあきまへん。
そして、わたしは永遠に入らないかと思っていた大森のシュートも、諦めたらアカンかった。わたしのすぐ下で大森のシュートがネットを揺らした時、ちょっと泣きそうになりました。
そのすぐ後、高萩のロングパスに抜け出た永井が、DFをかわしてゴール。
うん、きれいなシュート。
このゴールの前に、ディエゴから完璧なクロスをもらったのに、とんでもない方にふかした永井、その瞬間ディエゴのガッカリぶりが、わたしにもよく見えた。ディエゴは本当に頑張ってやってくれる。ケンスケ、次は決めて良かった。一人で、だけど。どーもよくわからない選手です。

ほぼ完勝でしたが、最後のヒョンスのオウンゴールはやっぱり残念。
この試合なら、クリーンシートで終わるべきでした。
ヒョンスって、対人は強いけど、ちょっと軽率なプレーが気になります。
ま、でも丹羽さんなど時間塞ぎに入り、勝ち点3。
久しぶりに「眠らない街」を歌う。

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ワタクシ、ケチって、というか豊田スタジアムではメイン指定とかでないなら、ここがいいので、ビジター自由にいて、コアサポとの境目だったため、立ちぱなし。
でも応援したかいがあった。
9試合ぶりの勝利?
6連敗したシーズンもあったし、長かったけど、わたしなんか降格しなきゃいいや、と切り替えていました。
それでも、勝つと嬉しい。
もりもりのゴールでなお嬉しい。

中断しなきゃいいのに~