高円宮杯JFA第30回 全日本U-15 サッカー選手権大会 決勝~「眠らない街」歌い締め。

暮れも押し詰まっている12月28日、昨日のこと。
世間の慣いには背を向けて、西が丘へ行ってきました。
また嬉しくも板橋マルジュウのコッペパン買って。

東京U-15深川と、ツエーゲン金沢U-15の決勝戦

イメージ 1



いつもとは反対のエンドに東京。

イメージ 2



ジェフの試合ではお馴染みのツエーゲンの段幕。
写真、途中で切れちゃった。ごめんなさい。

わたしの後ろの席の二人、東京サポだけど、J2は知らないらしく、会話から察するに相手がJ2ツエーゲン金沢のアカデミーだとは、認識してないふう。「傾奇御免 赤母衣衆見参」も解読できないようだった。いつ降格するか、あるいは金沢が昇格するかわからないんだから、知識は持っておいた方がよろしくてよ。

それはともかく、金沢はむさしを延長戦で下し、赤の坊ちゃんたちもPK戦で退けるという、粘りのチーム。

イメージ 3



開始の強風、東京は追い風。
東京の選手が技術はかなり上だとわかりましたが、金沢はGKを含め守備が落ち着いているし、カウンターもなかなか鋭い。
東京は8番米陀くんがやたらに上手い。見てて楽しい。梶山を思い出す。
生地くんの弟もサイドアタッカーにいて…確認したわけではないけど、そんなに多い名前ではないし、色白のところが似てるような。

そして、19分に個人技で茂木くんのクロスから野澤くんがゴール。
相手DF3人詰める狭いところから、決めました。ケントのクラブチームの後輩で、背番号も18番。

その後もツエーゲンに決定機はCKを頭で合わせたくらいで、シュート自体少なかった…でもこの人達、むさしシュート17本に対して4本で勝ったそうだから、油断ならない。

後半、ツエーゲンにポゼッションを取られる時間もあり、風下のせいもあるのか、ミスも出てあまりうまくいかない感じ。セットプレーからの決定的も決められず。
1点リードがかえって怖いような。
少ない選手で連戦している金沢ですが、粘りはすばらしい。東京の選手の方が疲れているかな?と感じる時間帯もありました。
しかし深川もプレスをかけてよく守り、決定的なピンチはありませんでした。
やりにくい相手だったかもしれないけど、なんとか終盤まできた。
去年のこともあるから、なんとか逃げ切って~
と、思っていたら、茂木秀人イファインくんが、またも個人技で角度のないところからゴールを決める。金沢は、GK始め守備が強いので、ふわりとした遠目からのクロスは効かず、結局技術も速さも優れたプレーから得点できました。
これで試合はほぼ決まり。
折れない金沢の選手たちの攻撃を、守りきり、クリーンシートで優勝。

野澤くんが得点王に。


イメージ 4



イメージ 5



表彰式は見ないで帰りました。


おめでとう、深川。
ツエーゲン金沢のみんなも、全国2位ですから、立派です。

この中の誰がU-18に上がるか知らないけど、来年はプリンスリーグです。佐藤監督も退任して、誰が監督になるのかわからないし、大変な一年になるかもしれない。でも、この年代は勝敗だけが大事なわけではないし、サッカーを楽しんでほしいと思います。