第23節 東京アウェイ北九州「情熱」で負けてどうする!

予想するときはいつもネガティブになるから、ワタクシのネガティブな予想は当たるのですな。
5位ギラヴァンツ北九州に0-1で敗戦。
 
試合は中継がなかったので、見ていません。
速報その他で見る限り、まあ悪い展開ならこうなるだろうと思った通り~
このところ無失点試合が続き、先発も固定されて、こういっちゃナンですが、大熊監督、今までうまくいかない試合で仕事したかな?先に失点したら選手も慌てるんじゃないのかな?などと不安に思っていましたが・・・やはり。
こういう悪い予想は裏切らないみなさんです(溜息)。
大勝の後の試合は難しいとよく言われますが、よもやそこまで緩むことなないだろうと思ったりもしたのですが・・・どうやら慣れない敵地、スタジアムのアップセットを熱望する雰囲気なども手伝って、焦りまくって自滅したようです。
 
22節、北九州がアウェイで横浜FCと対戦した試合をCSで見ました。
横浜にカズ、ギラヴァンツ監督にヤッサンがいるため、TVでは「兄弟対決」とやらをやたらに強調していて、ちょっと引きましたが、試合そのものはおもしろく見ました。
そこで見たのは先取点の森村くん、勝ち越し点のFW池元くんだけでなく、チームで攻撃する楽しいサッカー。
三浦泰年さんといえば、去年までTVの解説者をされていて、特にCSのプレミアリーグの解説ではよく声を聞いていました。彼の解説はPLに関する知識などは普通でしたが、何よりフットボール好きであることがにじみ出る、熱意のあるものでした。ことにガナーズ贔屓らしいことは、言外に滲んでいて、好ましい印象でした。そういう人が昨季1勝しかできなかったチームを率いる。
どんなサッカーになるか、だいたい予想はつきます。
ジェフは早い時期に当たっていたので、まだチームが出来ておらず、圧勝しました。しかし、与那嶺さんのころから、ある程度目指す方向はありましたから、徐々に結果が出始めて、わたしの見た横浜FC戦などは、相手が早々に10人になったとはいえ、非常に高いポゼッションを取って攻め立てていました。
カメラはベンチの三浦監督を何度も写すので、そりゃもう大汗をかいてまるで自分がプレーしているような情熱的な姿を見ることができました。
選手もまた攻めあぐねながらも攻撃を繰り返しトライして、最後には勝ち越し。
ヤッサンの情熱が伝わってきました。
 
・・・・・・こりゃあ、まったく油断ならない相手だわ。
 
と、いつもの悲観的予想?
いやいや、「主力」と言われる森村君と桑原選手を欠いたって、ヤッサンは決して弱気な戦術は立てまい。
 
ただ、東京としてやりにくかったのは、むしろ「主力」を欠いて、苦手な初物の上に、あまり知らない選手と対戦しなければならなかったことでしょうか。
東京が相手だからか、おそらくスカウティングしたよりも堅守だったのでしょう。
相手のホームなら攻守にすごい気迫でくるだろうこと、どこのチームでも当然そうするしそうするべきでしょうに。
 
首位だの昇格だの狙うチームが、情熱で負けてどうする?
 
かわいくないほど強いチームでなくて、昇格など望めるものですか?
 
昨季、ジェフはアウェイで勝てなかった結果、昇格を逃しました。
そうならないように。
失点は仕方ないし、先行されることなんか珍しくもない、悪くても追いつく程度の結果は欲しかった。
まだ首位陥落などということは、心配しなくて良いと思いますが、ふか~く反省してね。
 
8月はホームはあの草津戦のみ、あとはアウェイですから。