第８節　ジェフホーム岡山戦（遅ればせながら）

４月１５日＠フクアリの試合ですが、今頃アップです。

遅れたのは蘇我夫のせいではありません。

その前日１４日、味スタでの鹿島戦に夫婦で行って、冷たい雨の中の敗戦を見て帰路につき、ウチにたどりついたら妻発熱でダウン。

フクアリには夫一人で参戦し、わたしは熱でボンヤリしながらTVで応援しました（それが悪かったとか言わないように）・・・

やっと今日PCを開ける元気が出て来たのです。

以下、夫のレポと写真です。

第８節　ホーム岡山戦

キャプテン、ヨネちゃん、早く帰ってきておくれ（圭二も）。

　ホームフクアリに岡山を迎えての第８節、先週やっとこさっとこ嫌な北関東Ａｗａｙで初勝利、上位にくっついていくためにもこの黍団子はどうしても欲しいところです。　右ＳＢにＵ２３帰りの大岩に代わり、ミルジを起用します。　ゴールデンウィークの連戦を考えれば、また大岩をＵ２３に貸し出した場合も想定して、この辺は必要なオプションです。　そのミルジですが、木山君は「期待はずれ」みたいなコメントですが、個人的にはほぼ想定内のプレーだったと思います。　元来ＣＢでビルドアップを得意とするミルジは大岩君のようなサイドをアップダウンしてアタックするプレースタイルではないと思うから。　この特長の差を活かすような攻守（例えば大きなサイドチェンジとか）ができなかったのが残念です。　もっとも、慶君よりはずっと良かったかな。　岡山は３バックに加え両サイドがウチの深井君とレジをほぼマンマークでケア、従って３ＣＢの２人が余って、バイタルエリアを守ります。　さらに兵働にはＣＭＦがきっちり付いてきます。　ということで、大介と健太郎、両ＳＢはかなり自由にボールを扱えますが、なにしろ前にスペースがない。　相手を引き出そうにも相手はつられることもなく出てきません。　完全に読まれている感じです。　なんとか間に楔を入れるなり、広げるなりしたいのですが、そのためのスピードや強引なくらいの飛び出し、フィジカルの強さがこのウチのメンバーでは難しい。　前半はボールは保持するものの、大事にしすぎなのか、かっこよく繋ごうとしてか、そのくせパスミスやトラップミスも多くて、決定機どころか前にも行けません。　これを敢行するほどの技術はないよ。　逆に岡山は、引っ掛けたボールを一つ二つ繋いで前線の２０番に放り込むというシンプルな形でチャンスを作ります。　これが最初から、通ればめっけもの、という潔いボールで、とにかく２０番が頑張ります。　いい選手だ。　この前半の内にもう少し相手を走らせることが出来ていたら、後半のサイド攻撃も少しは機能したかもしれませんが、なにしろボールもってウロウロするだけですから、相手もそれほど消耗しませんわ。　さらに今日は、右サイドは仕方ないにしても、自らテンポを悪くしたせいでしょうか、マークのきつい左サイドの連携も悪く、バラバラになっていきます。　それでも後半になると深井君とレジの対応に疲労の見えるサイドをＪＥＦが攻め始めますが、ウチのほうもガス欠に。　藤田、兵働、深井、レジと前全員へたばっちゃいました。　トホホ。　特に藤田と兵働の消耗が酷いように見えましたが、これからの連戦に向けて大きな不安材料です。　気のせいなら良いのですが、兵働君はどうも走るのもぶつかるのも好きではないように見えます。　全体の雰囲気が伝染したのか、健太郎もパスが短すぎ、弱すぎでピンチを作ります。　栃木戦も？？？だった大介、今日ももっと出来たはずだと思います。　かなり自由にボールを持って動ける状況でしたが、なんかいつもミルジから短いボールを引き出すことばかりが目に付いた。　ここが安全第一では今日の岡山のような守備は破れません。　頑張ってくれ、大ちゃん。　終盤は荒田にレジの２トップ気味で、左に兵働、右に祐昌。　攻撃に迫力はあまり上がりません。　トーレか大塚でも入れたかったのでしょうが、武田も足攣って万事休す。　相手の１１番、２０番もへばっていてシュートが不正確で辛くも引き分け、黍団子の黍だけも貰えてラッキーでした。　「サッカーは、パラノイアの従兄弟、「だったはず」の数学に際限のない機会を与える。」　とは「狂熱のシーズン」の中のお気に入りのフレーズですが、勇人と米倉がいたら勝ってたぞ、と彼らの不在を思い知らされた一戦となってしまいました。　早く帰ってきておくれ、正念場はこれからです。

ＰＳ. 月曜日の職場もＡｗａｙで鳥取と無得点ドローに終わったＪＦＫ甲府サポが不機嫌です。　「ボール持ったって点にならねーよ」「シュートは枠に飛ばせよな」などと文句タラタラ。　「鳥取は志の高い良いチームだから」と自身のモヤモヤを隠して何故か鳥取を持ち上げる自分が嫌いになりそうです。