第25節 東京×徳島 徳島丼はまたいつか~

お腹イタタタと戦った等々力から中2日。
23日秋分の日、味スタに徳島ヴォルティスを迎えました。
等々力から帰宅して、そのまま寝込んだワタクシ、2日ばかりほとんど何も食べられない状態。
この日も家人のヒンシュクを買いながら、味スタへ参戦強行。
 
徳島とは不思議にご縁があって、夫は3回、わたしは2回(そのうち1回は夫婦で)ポカリスエットスタジアムへ行ったことがあります。
試合はわたしが今季5月東京のアウェイで行った以外は、J2でジェフの試合。
夫婦で行った時は徳島のグルメを満喫して、すっかりすだち派になりました。
この日味スタに出張って来ていた徳島丼も現地で賞味済み。
 
で、選手のことも夫もよく知っていて、この試合の徳島には、なんだかわびしい感じがしました。
J2で上位を争っていた頃の方が、強かったように思います。
津田選手もサイドに張っていてはあまり怖くはないし、あの京都とのプレーオフで見せたような迫力は感じなかったし、大矢選手ももっとうるさい選手だと思うけど。
 
と、先走りましたが。
 
東京は前節タマが川崎戦で怪我させられ、またまた厳しい台所に。
中2日ですが、前節と同じスタメン。
 
主審は山本雄大さん。
何試合か前に、フクアリで彼の笛にさんざんイライラさせられたので、イヤな予感が。
でも、この日は徳島の選手とサポにストレスを与える笛でした・・・
 
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この日はホーム自由席2階、メインよりにいました。
クラブサポートメンバーのホーム自由席招待券で、7歳児と保護者を招待したため。
 
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徳島サポのみなさん。
ようこそいらっしゃいました。
弾幕の言葉、J2歴5年目の夫はよくわからないって。思い出じゃいけないのかなぁ・・・と。
 
 
試合は、おそらく大方の予想通り、東京がポゼッションを取り、徳島が守る展開。
東京のみならず、守りを固めた相手を崩すのは簡単ではありません。
ただ、徳島がどん引きというほどではなく、東京からボールを奪うと、アタッキングサードまで持って来ます。
しかし、小林監督がハーフタイム、試合後にコメントしたほど徳島の攻撃が有効だったとは思えません。公式にカウントされたシュートが2本。このことが物語るように、サイドからクロスを入れてもシュートまでいかない、クロスまでもいかない。中途半端なプレーが多く見られました。
 
東京の方も徳島のブロックの外で回して、なかなか縦に入れられず、もどかしい感じ。
あまり面白くない内容で、30分くらい推移します。
しかしこれはじゅうぶん予想できたこと。前半仮にスコアレスドローでも、後半相手の足が止まったり、相手の攻撃からカウンターだったりで得点できればいいのではないかと思っていました。
 
すると。
27分、東京ユース出身藤原選手だったか、DFとGKが合わなかったのでしょう、とんでもないバックパスをエドゥーが奪取。
絶対に決めなくてはいけないシーンでしたが、徳島DFとうちの武藤くんに阻まれてしまいゴールならず。
この試合、武藤くんにはいくつか課題が見えました。ここもエドゥーのシュートのはねかえりを押し込むために詰めたのでしょうが、入り方が悪くて邪魔をするかっこうに。
 
こういう相手のプレゼントを遠慮すると、ろくな結果にならないのでは?と不安になったのですが、数分後に待っていたゴールが。
 
羽生からエドゥー、エドゥーが右エリアに進入して速いクロス。まったくフリーだった河野がゴールにポイっと。
 
 
 
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武藤に二人張り付いていて、河野はドフリー。
DFの視界に入っていません。
 
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だから落ち着いてゴールに入れるだけ。
 
 
これで少し重苦しい展開でしたが、楽になりました。
 
3番、元ジェフのアレックス、悪くはない出来でした。ジェフにいた頃に比べると、格段に守備するようになってる~キックは相変わらず良いし。
 
前半終盤押し込まれつ時間帯、シュートを打たれますが、権ちゃんのセーブと相手の精度の悪さで事なきを得ました。
このまま1-0でHT。
 
 
後半。
立ち上がりから東京が攻撃を仕掛ける。
 
 
羽生のスルーに河野が・・・
 
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折り返し、エドゥーへ。
 
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エドゥー、PKゲット。なんともすごいポーズだわ。
このPK、現地で見ていても?でしたが、後で録画を見てなおさら徳島が気の毒になりました。
 
まあ、でも審判の決めたことですから。
それに、小林監督はこのPKがすべて、と言いましたが、それは違うでしょう。仮にこのPKがなければ、徳島が勝ったか?
むろんサッカーは何があるかわかりませんが、可能性から言えば、徳島の勝率はずっと低いでしょう。
すでに貴重な先制点は東京に入っているので、悪くてもそのまま1-0で勝利したと思います。
 
 
このPKの後、徳島は2枚替え。
ポゼッションは徳島が少し高くなったようですが、東京はその方が得意のカウンターに持って行ける。
 
73分にエドゥーに代えて、千真IN.
どうも今季の東京は深い位置でボールを奪った方がうまくいくみたいで、徳さんが奪って、羽生へ。羽生から河野が相手に追いすがられながらもドリブルで前へ、そしてスルー。
ヨッチが受けて走り・・・
 
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左に流れて
 
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シュート!
 
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喜ぶヨッチとヨネちゃん。
 
ヨッチ、この日はいいとこほとんどなく、川崎でもそうだったけど、DF2,3人にくっつかれてボールを失うシーンも多かったし、シュートはこの1本だけ。
これを決めてしまうのが彼のすごいところではありますが、ここからもっと得点できるようになるために、またチームのために改善するべきところはあります。
DFの剥がし方もパスもクロスももっとうまくならないとね。
 
 
3点目が入った後、この日大活躍だった河野に代わって梶山が、トップ下に入りました。
梶山が入ると、なんだかボールの繋がりが流れるようになる気がします。多くはないけど、川崎戦で1回、この試合では2,3回、そういうシーンがありました。
 
 
 
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これはヨッチのクロスに梶山がオシャレなヒールでゴールを狙ったところ。
録画で見たらヨッチのクロスが少しずれたので、梶山はこういうシュートをしたようです。
でも梶山っぽい。
 
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この試合もバランスをとっていた羽生先輩のシュート。打った瞬間外したのはわかったけど、みんな羽生コールを(^^)
 
 
アディショナルタイム突入前にヨッチに代わって、佐々木渉くんリーグ戦デビュー。
18歳ですがなんとなく風格を感じる子です。
 
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3点目が入ってから、徳島の選手、元気がなくなったようでした。
アディショナルタイム、佐々木くんがGKにプレスしてミスキックを誘い、ヨネちゃんが拾って、梶山が彼らしいパス。
千真が・・・
 
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千真らしいゴールで4点目。
相手は動けていなかったし、ノープレッシャーではありましたが、良いシュートでした。
千真、今度は厳しい展開でも得点してほしい。
 
 
試合終了。
 
 
 
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河野のシャー。
 
 
というわけで、4-0という結果。
絶対に勝利したかった試合、まずは良かった。
妥当な結果だと思います。
 
でも徳島は、食べ物美味しいし、また行きたい。
ジェフ(どのカテゴリーにいるかわからないけど)の試合で行くか、それとも徳島がまた昇格してくるか(降格すると決まったわけではないですね、奇跡の残留することもあるかも)、それとも東京がまたムニャムニャ・・・か、わからないけど、また今度徳島丼食べに、ういろう、すだちマーマレード、和三盆買いに行きますから~
頑張りましょう、お互いタヌキだしね。