第29節 東京×広島 劣勢の中「戦術よっち」?

ホーム柏戦で、今季ベストゲームと思われるすばらしい試合をした後、インターナショナルマッチウィークを挟んで短い中断空け、残留争いをしている仙台、大宮と連敗。
仙台には気迫負け、大宮戦では内容は悪くないものの運にも見放された感じ。
失点よりも、2試合無得点ということが気になる。
このままズルズルいってしまうか心配なところで、相手は広島。
 
楽ではない相手でしたが、2-1で競り勝ち。
昨季のアウェイ広島戦ととてもよく似た試合になりました。
 
試合前の予感としては、残留争い中のチームよりはやりやすいだろうな・・・と。
広島は勝てば東京と順位が入れ替わりますから、モチベーションは低くなかったでしょうし、2年連続の王者としてのプライドもあったと思います。やはり強いと思いました。
 
 
東京は、久しぶりの4-3-3で、千真、エドゥー、よっちの3トップ。
広島の3バックに1対1で当てました。
羽生先輩が試合前に300試合出場達成のセレモニーがあり、ご家族が花束贈呈。大宮戦は出場がありませんでしたが、中盤に入りました。
CBは大宮戦に続き、カニーニが。
主審は若いレフェリー、榎本さん。この榎本さんも大宮戦の主審と同じくちょっと存在感を示してくれちゃいました。
 
試合は立ち上がりいきなりのピンチをしのいで(ここで失点してたら負けてた)からは、東京のチャンスが続きました。
 
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よっちの突破から、エドゥーのシュートだったと思うけど、広島DFなんと3人がゴールライン上でカバー、ラインギリギリでクリアされた~
3人カバーっていうのは、あまり見たことがないような・・・
 
 
この試合もよっちには、激しいマークがつきました。
 
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マークお構いなしに突進したんだか、突進するよっちに3人スライディングにきたのか、どっちだったか~
 
 
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塩谷選手にひっくり返されたよっち。怪我させないでね~
この試合で蘇我夫が、「よっちのユニは丈が短い!いつも白いアンダーシャツが見える」とつまらん発見する。←なんだ、このオッサンは?
 
2,3度のチャンスにゴールできないでいると、だんだん広島にポゼッションされるように。
清水選手に危ないクロスを入れられる。
それでもいつものように真ん中で跳ね返します。
 
すると25分、ボールはモリゲ→コースケ→前線に走ったヨネちゃんへ。コースケのパスがすばらしく、ヨネちゃんはフリーでクロスを入れることができました。
 
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ヨネちゃん、ドフリー。
いいクロス入れました~
 
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すると、千真が、低い姿勢でヘッド。
 
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入った~
 
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ヨネちゃんを称える選手たち。
千真、今季3点目ですって?もっと獲ってほしい・・・
 
先制した後の5分くらい、要注意の時間ですが、ここでもすぐに大ピンチとなりました。
広島DFの塩谷選手、これがDFかと思うほど積極的な上がりと、精度の高いキック、面白い選手だと思います。
東京はいつものように中盤が薄いので、広島の選手が自由に上がれるのですが、その塩谷選手が東京のエリアに侵入してきた時、モリゲが倒したという判定でPKに。
現場でも後で録画を見ても、これはPKじゃない。
モリゲも軽率だったとは思うけど、塩谷選手はエリアから後ろ向きに追い出されそうになって、わざと動きを止めて、モリゲをぶつからせて転んだものと思われます。
でもPKなんだってさ。どうもこのところ東京はついてない・・・
と、思ったら。
 
 
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佐藤寿人選手のPKをゴンちゃん、読み切ってセーブ!
先制点の時より興奮した~
 
よしよし。
こういう試合はものにしなくちゃね。
前半の終盤にもチャンスはありながら、1-0でHT.
 
 
後半に入ると、東京は圧倒的に劣勢。
 
立て続けにCKを与えて、3本目に失点・・・
CKのこぼれ球を寿人におしこまれて同点、まるで昨季と同じ。
これは本人も言うように、ゴンちゃんのミス。
エドゥーに任せるか、自分が取るかハッキリ声を出さないと。
その後ビッグセーブもあったので、差し引きするとゴンちゃんに助けられたかな、とは思いますが、後半の早い時間に追いつかれてから長い時間耐えなくてはいけなくなりました。
 
ところが、今季の東京は耐える時間に耐えるのは苦手ではないのです。
こっちもだんだん慣れてきた。
 
広島は小気味よくワンタッチでパスを繋いで東京のゴールに迫ります。
好みから言えば、こういうふうに球離れ良くパスを繋ぐサッカー、わたしは好き。
東京の選手はボールの取り所がなく、かわされてしまいます。
蘇我夫がダイキライな山岸選手が入って、選手や石原選手も推進力が増した感じ。
70分くらいに次々危ないシュートを打たれましたが、かろうじてゴンちゃんがセーブしたり、相手が外してくれたりで、なんとか失点せず。
 
 
マッシモ監督、エドゥーに替えてタマ投入
2トップになりました。
この日のタマはいいディフェンスを見せました。
70分あたりに寿人に替えて皆川選手IN.寿人は90分プレーするのは無理らしいのですが、カニーニなどにしたら、皆川選手の方がやりやすかったでしょう。
東京も301試合目出場の羽生に替えて、河野IN
千真のワントップにしたみたい。
 
劣勢の中、それでもチャンスはよっちの突破から何度かありました。
 
勝ち越しゴールもよっちが倒されて得たFKから。
コースケのグン、と落ちる感じのFKによっちがニアに飛び込んで・・・
 
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ヘッド。
マークがきつくて流れの中ではゴールできなかったけど、こうやってゴールしちゃうのさ。
途中出場の皆川選手、ももに当ててくれたけど、よっちのゴール。
 
 
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いや~苦しい試合だけど勝ち越せた。
後は、広島の猛攻をしのぐだけ。
リーグ戦2試合目のカニーニも頑張っていました。悪くなかったけど、セーフティファーストのクリアが多くて、あまりフィードはなかったかな。今のところ、これまで頑張ってくれた吉本をおいて出場するほどの違いは見えないのですが・・・
 
広島とはこういう試合になるようです。
今季の広島は去年一昨年ほどの勢いはないにしても、やはり強い。素早く流麗なパス回しなど、羨ましい限り。
蘇我夫が言うには「湘南の強力版。」
湘南の一番調子良かった時ほどのスピードは、広島にはないと思われますが、そのぶん上手い。
その湘南の強力版に勝つ戦術は・・・よっち
だと、蘇我夫は言うんですけど。
ジェフのアウェイ湘南戦ドローだったけど、もしよっちがいたら勝ったと。
 
それはどうだかわからないけど、そのくらい東京のチャンスはよっちの突破から生まれていた、とは言えます。
 
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羽生先輩、ホームでのメモリアルゲーム、勝ってよかった!
Jリーグデビュー戦の相手は東京だったのですね・・・
 
 
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も戻って来て、よかった。
 
 
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よっちのシャー
めくれてブルマになってる~
 
 
もう明後日アウェイガンバ戦
前節は柏に負けましたが、今リーグで一番強いと思われます。
今ちゃんにもヨネちゃん(米倉)にも負けたくな~い・・・けど、どうかなあ(汗)。
ちょっくら万博まで、行って来ま~す!