第12節 東京・清水戦 不条理な85分間

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試合が終わった瞬間は何だか喜んでしまったけど、すぐにそれほど嬉しくもない結果だったと気付く・・・それでも選手には拍手を送り、特にW杯に出場する今野、長友両選手には激励の気持ちを込めて。
サッカーの試合に「判定勝ち」とか「技術点」とかなんとかがあれば、
あるいは公正な神様がいいサッカーをした方に1点くれる・・・とかならば、
東京が3-2で勝った試合だったはず・・・
な~んて言ってもどうにもならない、まったくの世迷い言です。
いやいや公正と言うならば、清水がすばらしいFKで取った2点も公正に評価するはずで、やっぱりドローが妥当なのでしょう。
 
このところのいつもの東京の試合展開でした。
立ち上がりはちょっと押し込まれたものの、すぐにボールを保持し、点が入らないこと以外は見ていてもそれなりに楽しいサッカーをする。でも得点できない・・・とても惜しいシュートもあったけど。
そうこうするうち、相手は首位のチームです、FKで失点。多くの人が「ここは危ないなぁ」と感じたでしょう。まずはFKを与えたファウルがよくわからなかった・・・TJ主審とアナウンスがあった時にすでにイヤな予感もしました。それでも集中していればあそこまで見事なヘッドは決まらなかったろうに。
2点失目は梶山お得意の不用意なファウルから。イエローが出るほど悪質だったかわかりませんが、ファウルはファウルでした。
またも多くの人が「ここも危ないよぉ」と思ったはず。で、予想を裏切らず、藤本淳吾の見事なFKが・・・松本でもやられたアレ。
なんとまあ追いつくべき後半にまたも失点
自分たちのサッカーをしているけど得点できないというときに、何がって、セットプレーを気をつけなくてはいけないことは、わかりきっていたと思うのですが。セットプレーの守備に集中する以前に、ファウルしないことを。
 
わたしは重松君をもう少しひっぱれないかな~と思っていたのですが、どうもよくわからないのが、リカルジーニョです。一応速さはありますが、そうキープ力を見せつけるでもなし、ましてシュートその前のパス、どれも???
それでも長友、松下がやっと得点したことは良かったです。
ヒラヤマ、ナオの得点はまたおあずけ。ナオが気になります。
このところのパフォーマンスは、ちょっと空回りしているのか?
 
相手は試合に苦労しながら、しかし難なくFKで得点、
東京は試合はゴール直前までは自分たちのサッカーをしながら、たいそう苦労してやっと同点に。
 
85分までは「サッカーってホントに不条理だなぁ・・・全体のパフォーマンスも良くてゴールエリアまで運べているのに試合は清水のものか。」と、思ってくじけそうになる気持ちを押さえつつ、
応援していました。
しかし、85分までは東京から久々の勝ち点3を取った気でいた清水サポからしても不条理な結果だったのでしょうか?
 
バックスタンドに挨拶。
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勝ってもしないのに、ひきわけでシャーをするはずない今野選手と、「奇跡のゴール」の長友選手↓怪我しないで帰ってきてね。
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追記・・・清水のボスナーを初めて見ました。ジェフの時の彼は高さには強いけど、縦に早い動きは苦手だったので、重松くんあたりにもっと狙わせたら・・・と思いました。前半の早い時間帯にあったと思いますが。後半もリカルジーニョなどに仕掛けさせようとしたのでしょうか。
付記その2・・・今CSで昨日の試合を見直したら(70分から・・・汗)この試合のリカはまあまあかでした。ただFKはがっかりだし、彼もまたシュートとラストパスの判断にに問題があることは確か。
しかし、放送では「長友のラストゲームを連呼。それなら勝って欲しかったです。
 
代表と予備4人いないで、あまり得意でない好調新潟戦、ある意味今後を占う楽しみな試合になりました。