第29節 東京×横浜FC 「交代の訳?羽生がピッチで死なないためだよ」

CSでガナーズ×ボルトンの再放送を、両チームがいかにダメか、特にガナーズがいかにあかんか、という永井さんのおじじのお小言めいた解説を聞きながら、最後まで見てしまいました。
 
なんだか忙しいのにこんな調子で、訪問もできずにおりますが、もう水曜にはゲームがあるので、とりあえず東京の試合のみアップします。
ご無沙汰しているみなさま、申し訳ありません。
 
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「♪横浜なら手をたたこ~」
 
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キッズチアとドロンパくん。
 
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キックオフ。
手前がカイオ、中心にいるのがカズだろうと思います。ルーコンと羽生、この日の役者が揃っています。
 
で、例によって試合中は写真を撮る余裕なし。
しかし、試合の方は、立ち上がりにとったCKから、梶山の珍しいヘディングシュートが決まって先制。ある程度余裕を持って試合を運べるようになりました。
しかし、前半は横浜の時間も長くて、むっくんも大忙し。いないときを狙われる場面も。
それでも決定的に危ない場面はほとんどなく、1点リードで折り返す。
そして後半になると、いつの間にか現実的な対応をするようになったらしい東京が、うまくいかない時間もやりすごして、これも珍しい羽生の1試合2得点
横浜FCの時間帯も結構ありましたが、決定的なチャンスは2,3回でしょうか。おそらく横浜が決定機をすべてものにしたらドローだったかもしれません。
が、実際そんな試合はたまにはあっても、多くはありません。
 
フランサと野崎選手投入・・・カズ交代時には東京サポからもカズコール。それに手を振って応えるカズのスターっぷり。
フランサは柏時代と同じようにフワフワとピッチを浮遊し、ここぞというときだけ動く。
何本かさすが、と思わせるパスなどありましたが、フィジカルがまだなのか、トシをとったのか・・・
むしろ野崎選手の動きの方がこわかった。
 
東京はナオ投入でやることがはっきり。
カウンターで見事な羽生の2点を生み出しました。
 
 
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試合終了。 水分補給でほっと一息・・・
の、みんなにはお構いなしに一人でバクスタに挨拶にむかう今ちゃん↓
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ようやくみんな揃いました。
 
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この試合のヒーローは文句なしにこの人↓
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で、この記事のタイトルです。
記者に羽生を交代させた訳を聞かれたジェフのオシム監督
「それは、羽生がピッチの上で死なないようにするためだよ」と応えたとは、ジェフサポなら誰でも知っているであろうエピソードです。
オシムさんの選手への愛情と、羽生のハードワークぶりがこの一言に語られています。
城福さんのたっての願いで東京に移籍した羽生、昨季終了時は大熊監督からもクラブからも評価されなかったそうですが、やはり今や東京になくてはならない存在であることを否定する人はいないでしょう。
何より、代わらぬハードワーク。スペースに走り、出し手を信じてまた走る勤勉さ。賢さ。
 
その彼の姿勢と、リアリストぶりを発揮したチームが、カウンターからの見事な得点に結びつきました。
特に2点目の美しさといったら、これだけでチケット代でおつりがきます。
だから最初からカウンター狙いで・・・ということではないのです。パスを繋ぐサッカーが基本にあるからこそできることなのだと思います。
長短のパスと、どこにいくの~というほどのCBの上がりがあるかと思えば、しっかりブロックを作って守るのと、奪ってから早い攻めと、もしうまい具合に試合ごとに配分できたら、きっと強いチームでしょう。
まだ東京が強いチームだとは思えません。
でも試合巧者といえそうなものは垣間見えました。もっと強い相手だったらどうでしょうか?