第35節 東京×水戸 (付)試合後の監督会見に関する愚痴

J2もこの試合を入れて残り4試合。
「これだけのタレントを揃えているのだから強いに決まっている」と、ヨソのヒトにはよく言われる東京ですが、それなら降格なんぞするはずないのです。
ここまでの道のりも順調という印象はあまりなく、苦しんだりもたついたり・・・
昨季の柏に比べると全然強くない感じ。
と、愚痴っぽいこと言うと蘇我に怒られる~
ともかくこの試合、既に徳島も札幌も勝ち、鳥栖も引き分けで、東京は勝ってもこの節の昇格決定はなし。最後の2節に昇格の可能性が残っているだろうジェフ、札幌戦が待っているので、勝たないと余裕がなくなる。特にワタクシ個人としては、ジェフは仮に昇格の可能性が消えても東京には高いモチベーションでくると思います。ダブルはいやよ~
 
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すっかり秋景色の味スタバックスタンドからの景色。木々の先は調布飛行場
 
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キッズチアと踊るドロンパくん。キッズチアのお嬢ちゃんたちとてもかわいいのですが、よからぬ目で見るヤカラもいるので、トリミングしました。
 
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水戸サポのみなさん。
アウェイで見た被災したスタジアム、忘れられません。
 
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キックオフ前の挨拶。
 
で、この試合は東京のCB、今ちゃんは代表、モリゲは出場停止と前節に続く厳しい状況。
CBは徳永・ノース
鈴木隆行が先発かと思ったらベンチスタート。
師匠・鈴木隆行選手と言えば、日韓W杯でのつま先のシュートを思い出す人が多いのだろうと思いますが、わたしはジェフでの記憶が鮮明。98年のJ1参入決定戦でのジェフ対福岡の第2戦でのゴール。一仕事して、「じゃあな」って感じで鹿島に帰っていきました。あの頃から面白い人だと。
 
その師匠はいない前半でしたが、立ち上がりは水戸に押し込まれる。
徳永、ジェイドのCBは無難でしたが、今ちゃんとモリゲデフェンスラインより少し下がるように見えました。
FKを与えて東京U-18出身の村田翔くんがゴールを狙ったり。
休暇明けの梶山のパフォーマンスはいつもよろしくないと思っていましたが、この試合も特に前半は然り。
例によって水戸の素早い攻撃を何度か受けました。
最近は見慣れたような、リズムのでないちょっともどかしい前半。
 
スコアレスで折り返すことは東京も想定内でしょうが、水戸のプラン通りだったでしょう。
スコアレスのまま鈴木隆行が出て来たらイヤだな~と思うHT.
しかし、後半立ち上がりに秀人が取ったCK、ナオが蹴ってニアで合わせた秀人くんのヘッドで得点。
しばらく東京の攻撃が続きましたが、残り30分というところで水戸がFW2枚替え。鈴木隆行と東京U-18出身の常磐くんIN.
この二人が強烈なプレスをかけてくるので、東京はまたリズムを乱されました。
DFに師匠と常磐くんのプレス→仕方なく権ちゃんへバックパス→権ちゃんロングキック→水戸に拾われる→水戸の攻撃→東京が奪う→師匠と常磐くんのプレス・・・
という繰り返しを何回か。ただ、東京の選手はイヤな感じはしていたかもしれませんが、アタフタしている様子は見えませんでした。
で、働き者の羽生に代わってセザーIN.
湘南戦と同じようにカウンター気味に、ルーカスの浮かせたパスに反応したナオとセザーが疾走。水戸のDFは併走するのがやっとで、セザーの鋭いゴールが決まって、勝負も決まり。
終盤に押し込まれるのも最近の傾向か、相手がJ2でも上位チームなら失点していたようなシーンがありました。これからJ1に行くつもりなら反省しないと。
それでも不動のCBが留守の試合で無失点、相手との力の差もありましたが、まずは良かった。
 
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鈴木隆行を撮りたかったのですが、うまく撮れませんでした。水戸G裏に挨拶に向かう30番が手弁当?で水戸を助ける師匠です。
 
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良い笑顔の秀人と権ちゃん。
特に後半は秀人くんの攻守にわたる活躍、良かったです。
 
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G裏に挨拶。
 
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湘南戦で撮り損なったセザーのシャー。
秀人くんのシャーはカメラマン集団に囲まれていたのでとれなかった(TT)
 
というわけで、昇格決定は次節鳥取戦に持ち越し。
実はワタクシ共夫婦、鳥取戦参戦をずっと前に決めていまして・・・
とりぎんスタジアム、行ってきます~(^^)
日曜に羽田から直接味スタ、ジェフ×緑。緑連戦です。
 
と、これでおしまいでいいのですが・・・
 
以下、試合とは直接関係ないことでのワタクシの愚痴です。
お忙しい方、興味ない方はスルーしてくだされ。
 
 
何かと文句の多いオバサポ、試合後の監督会見を読んでムッとしました。
同じ会見でも掲載されているところによって違うので、J's Goalを見るとわたしが問題に思う文言はありません。携帯の公式サイトが一番詳しいので、これが実際の言葉に忠実だろうと思います。
大熊監督のコメントの後の質疑応答。記者の質問。
「前半はヒドいサッカーだったと思いますが後半はペースアップできた。前半は守備がいい加減であったことが原因?」
それに対して、大熊監督は律儀に返答して最後に「前半はヒドいサッカーだった。仰る通りだと思います。90分きちんとしたサッカーができなければいけない」と言っています。
わたしが怒ったのは、まず記者のことば。
これは質問ではありません。感想です。
わたしたちサポや観戦者が試合後に、ビール飲んだりしながら「前半はひどかったねぇ」と言うのは当然許されます。わたしもこの試合の前半は特に不出来だったと思います。
しかし、仮にも報道のプロならどこがあるいはどの選手のどこがどう問題と見えたがどうか?と聞かなくては。
一応「前半は守備がいい加減だった」と彼(彼女)は見たらしいですが、「いい加減」とはいい加減な言葉です。
わたしは東京のプレスがうまくはまらなかったり、ボールロストして反撃されたり、パスがつながらないので相手にポゼッションを取られたりはあったと見ましたが、「いい加減」とは思いも寄りませんでした。
この記者はボキャ貧なのかしら?サッカーをよく知らないヒトなのかしら?
あるいは大熊監督とは知り合いで、そういう非公式な席で使う言葉を使ってしまったのか?
それとも何かの懸賞に当たったファンが質問する権利を与えられたのか?
また、監督もこんな質問にナオの名前まで挙げて返答するとはいかがと思います。
こういう「いい加減」な質問にはオシムさんなら怒ったでしょう。
公式の場では選手をかばったでしょう。
「ヒドい」とはどういう意味か、「いい加減」とはどういう意味か、問いただすに違いありません。
一応報道に携わる者ならば、感想を述べるのではなく客観性普遍性のある質問をするべきです。
この質問の前後にもう少し言葉があったのかもしれません。これだけで判断するのもいけないかもしれません。でもFC東京が月額300円で公開している公式サイトに載っているのです。
せっかく勝ったのにちょっと気分が悪くなりました。