第7節 ジェフアウェイ水戸戦

わたくしども夫婦はどうも別行動を取った方が、勝ち点を稼げるようです。
この日曜日、4月8日は東京もジェフも試合があったため、夫は朝早くに水戸へ。
お互いに「健闘を祈る」と言い交わして別サポ別行動。わたしは川崎へ。
週末から今日までいろいろあってアップできませんでしたが、夫婦ともにご機嫌な週末だったのでした。
わたしが「水戸を『のし梅』にしちゃえ~!駅で売ってたらよろしく」とメールしたのが効いたのではないかな?
 
以下、夫のレポと写真です。
 
第7節 アウェイ水戸戦
              やっとこさっとこ水戸で勝点3取りました
 
先週の栃木戦の嫌な流れ、特にPK失敗後のドタバタ振りからとても心配な水戸戦。
 草津と並んで2連敗中、鬼門中の鬼門、Kスタアウェイです。 スタメンはLSBを慶から武田に戻した他は先週と同じメンバー、まともな選択です。 ユニもホーム仕様ですが、ソックスは黄色、随分と落ち着いて見えます。 ベンチには復帰のミルジと大塚君が抜擢。 勇人、圭二、ヨネと主力の怪我は痛いけど、その代わりにベンチの顔ぶれが楽しみな今年のJEFです。 
お天気にも恵まれKスタにも5千人以上の観客が入り、結構いっぱいな感じです。 去年のメインスタンド崩壊が目に焼きついていますが、良かった良かった。 今までバクスタに座ってたけれど今回は縁起担いでメインでの観戦。 黄色いソックスと合わせてなんとかなりそうだ。 13時キックオフということで、数少ないスタグルにはJEFサポが長い列を作りますが、何故かカレー屋さんは暇そうです。 ウチのサポのロイヤリティの高さを見せました。 
そのサポは開始前から「藤田コール」で先週本当にウチの「18番」になった男を元気付けます。 試合のほうは、ピッチ、審判などJ2Away感満載でしたが、田中祐昌のJEF初ゴールで念願の北関東Awayでの勝点3、恐怖の開幕7試合を勝利で終えることができました。 序盤から、押しているような、そうでないような微妙な展開、藤田や深井がキーパー躱しておきながらゴールを外したり、嫌な感じも漂いましたが、両翼が常に高い位置を保つことでJEFのプレスも効いており、あまり失点の心配はしなくてすんだと思います。 水戸はハードなプレスと素早いアップダウンでJEFに攻撃の形をなかなか作らせません。 最大の攻め手は市川からの大きなサイドチェンジで大岩の外や後ろを狙い、そこから隆行師匠に繋げる、という形。 悪くありませんが、このラインを抑えてしまえばそれほど怖い感じもしません。 深井君とレジが左右入れ替わってみせたり、武田・大岩がサイドを駆け上がったり、例によって藤田がポストで頑張ったり、と攻めますが、兵働と大介のセンターが今ひとつピリッとしない所為もありゴールも遠い感じです。 パスのタイミングや強さ、ポジショニングなど中途半端でしたね、今日は。 審判が手を使っても良いスポーツの人らしく、手で叩き落としたボールをシュートされたり、存在感示すためにFKやスローインの位置を微調整させたり、左右の線審も各々違うルールブック持ってたり、と両軍イライラが募ります。 そこで登場の田中祐昌、これまではどうも点を取りたい気持ちが空回り気味で、どうかなあ、と思ってみていましたが、今日はずっと体を張っていた水戸の運動量が落ちて来ており、レジとはタイプの違うその意欲とスピードが活きました。 深井の入れた球に藤田が潰れて、そのこぼれ球を大岩君が見事なクロス、どんぴしゃのファインゴールです。 大岩があそこにいたのにびっくりです。 パチパチ。 終盤にはミルジ投入(CMF)でそっくり作戦発動したり、荒田君Kスタ顔見せ、敵熱血監督の退席処分のオマケまでついて、うまくゲームをクローズしました。 
フットボール的(個人的)には本日の白眉は、「智」対「隆行師匠」のバトルですな。 いやあ、レベルの高い技術、フィジカル、騙しあいを見せてくれました。 勿論JEFの守備はゾーンですからいつも師匠に対して智が付いている訳ではないのですが、智は明らかに師匠を絶対に自由にさせない、という意図を持ってプレイしていましたね。 決定的なシュートチャンスは師匠に与えませんでした。 それでも何回か嫌なところに入り込んできてボールをキープしたり、捌いたり、いやあさすがに師匠です、強い。 智も五分以上に渡り合い、ほんと、いいもの見せてもらいました。 
ということで、来週からは勝点奪取月間の始まり(のはず)です。 Awayの山雅が気持ち悪い、とか北九州(JEFは過去4戦全勝)が調子こいてる、とか関係ない。 とにかく5月3日の草津・前橋までは勝ち続けましょう。 
 
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  今日のベンチにはミルジーと抜擢の大塚君が。
 
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快晴のKスタに集まったJEFサポ
 
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今日は気分を変えてメインから。おかげで集合写真撮れました
 
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円陣ダッシュ。黄色いソックス!!
 
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これは決めたかった18番、わずかに左へ
 
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深井君から藤田へ。水戸の守備も固いです
 
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クロスを上げる大岩君。試合ごとに進化しています。このまま伸びてくれれば
 
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深井→藤田(18番だから潰れる)→何故かここまで上がっていた大岩→ユウスケ。大岩見事。
 
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喜ぶユウスケ、兵働、大岩。ユウスケも良かったよ。水戸の諸君お疲れ様です。
 
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ミルジー登場。このDFとしては軽いプレイ振りは国王=中島を思いださせるけど、好きだな
 
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これが待望のそっくり作戦です。相手は混乱して乱れまくりです。
 
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闘将に怒られて、謝る審判。謝っても許してやらない
 
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本当に勝ちましたよ。嘘じゃないよね
 
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喜ぶウチの選手と憮然と通り過ぎる隆行師匠
 
苦手な北関東アウェイを克服できて、何よりでした。
劇的勝利の川崎から南武線で帰ったわたし、立川駅蘇我夫から「のし梅」を受け取り、今も食べながら夫婦で勝ち点6をかみしめております。