第14節 アウェイ町田戦  「優れて」とは言えないかも知れないが「極めて」フットボール的な大勝

皐月晴れの日曜日、夫婦で行ってきました、ジェフのアウェイゲーム、町田ゼルビア戦。
周囲は緑の森という、すばらしい環境・・・ていうか、思い切り遠かったのですけど~
わたしの東京サポとしてのレポはまた別にするとして、以下、夫のレポと写真です。
 
初参戦となった町田野津田陸上競技ですが、たどり着くまでが一苦労。
 山道を登ると鬱蒼とした林の向こうに照明灯が見えてきます。 まさに「聖地」です。 ゼルサポの背中を追っていったから良かったものの、一人じゃ遭難してましたわ。 
ここも改築途中のようで、醤油同様建機の姿がコーナー付近に。 うん、これは良い兆しです。 それにしてもメインのど真ん中にはプレハブ?のおっきな事務所?があってメインスタンドはありません。 バクスタAA席Away寄りに座りましたが、高さがない上角度もないので非常に見づらい。 昔の西が丘なら、観客ほとんどいませんから、そんなに気にもなりませんでしたが、今日はJEFサポでいっぱい。 ファーのゴールラインなどは割ったのか残ったのか全く解りませんし、前の黄色い人が腰を浮かしただけで何にも見えなくなります。 でもこれはいつものフクアリバック2階席の条件が恵まれすぎているせいもあります。 改めてチームに感謝。 
 
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ゼルサポ(後ろは山)
 
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佑昌一点目
 
 試合の方は佑昌のハット含む6ゴールで快勝です。 JEFは疲れの見えるDF陣が町田のサイドチェンジや細かいダイレクトパスに振り回されて、後追いの守備になってしまいます。 町田の徹底した繋ぐ(繋ごうとする)サッカーは確かに清々しく潔いものではありました。 それでもJEFは、うちのふうちゃんいわく「余人を持って変え難い」ウチのふうちゃんの頑張りで田中が先制、前半の内藤田のこれはびっくりのBeutifulなゴールで早々と勝負を決めました。 それでも町田は同じサッカーを貫き、まあ言ってみれば自爆。 深井のご褒美3点目から始まり、祐昌この日2点目、藤田の同じく2点目、最後は祐昌ハット、と全て縦パスに抜け出しGKと1対1という同じ形を決めました。 
 
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藤田beautiful
 
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これは嬉しい藤田
 
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ふうちゃん喜ぶ
 
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佑昌2点目に総立ち(ーー;)
 
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田も2点目
 
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キャプテン、カムバック
 
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昌ハット
 
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オバサポ人気町田君(ワタクシはオトナの男・勇人がいいbyふうちゃん)
 
これもうちのふうちゃんの戦前のご託宣通りの「大差で勝ち」となりました。 確かにこのCBとボランチでこのサッカーはきつそうだなあ。 JEFのサッカーについては、木山君や選手が言っているように、もう少し保持して、繋いで、崩してゴールしたかったかも知れません。 それでも、藤田も佑昌も、他の何人かの選手も、とりわけ深井君が、技術の差以上に走ること、諦めないこと、悔しさを力に変えることを町田の選手以上に見せてくれたと思います。 これも私の愛する、極めてフットボール的な快楽に違いません。 
今年はバルサも無冠だし、アーセナルに至っては何年タイトルから遠ざかっているのでしょうか、ようやく3位に滑り込みです。 サッカーはチームとしての相手あってのゲームであり、自分達のやりたいようには出来ないのが自明なことが、他の球技と際立って異なる特徴となっているゲームです。 それを出来うる限りコントロールしようとすることと、相手を尊重して臨機応変に対応することのバランスが要点と思います。 今日の勝利が相手の隙に付け込んだだけの、苦し紛れの縦への逃げの攻撃だったのか、それともチームの成熟の過程なのか、ここからの試合が楽しみになってきました。 町田のチーム作りをどう考えるかはフットボール好きとしては非常に大きなテーマであり、突っ込んで考えるべきとは思いますが、勝った後であれこれ言うのは止めておきましょうね。 今日の日経で見つけた他人の言葉で変えさせてもらいます。
 
財政緊縮派敗北に終わったギリシャの選挙結果を踏まえて記者の質問
――ギリシャの状況を見て、矛盾を感じないのか。資金支援で時間を稼いでいるあいだに本来は構造改革を進めなければならないが、実際には民主主義がそれを阻んでいる。
欧州金融安定基金(EFSF)のレグリング最高経営責任者(CEO)
----「民主主義にはなんの疑問も感じない。時間が長くかかるようになるかもしれないが、それは民主主義の代償として受け入れるしかない」
 
 
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調子者~