第17節 東京×ガンバ いくつかの因縁と・・・

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夫婦で味スタ観戦。
写真は夫が撮ったものです。
 
調子の良くないもの同士の対戦でしたが、前半と後半で不調なチームが入れ替わってしまいました。
後半だけ見れば、ガンバはガンバらしさを取り戻して、特に2点目などはさすがでした(もちろん、東京にすれば余計な失点でしたが)。
 
この試合、東京の誇りだった今野選手が移籍したガンバ相手ということで、東京サポなら誰しも、負けたくない気持ちはいつも以上に強かったはずです。
味スタのピッチに立った選手たちの中には、今野だけでなく、ルーカスも東京からガンバに移籍したし、さらには気がついた人は少なかったでしょうが、ヤザー倉田秋は3年前にジェフ千葉でチームメイトでした。
そんないくつかの因縁があった試合。
 
開始早々に動きました。
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久々の先発だった中村北斗、彼らしい粘りでエリアを深くえぐって、一度は失ったボールを再び持ち出してシュート。
写真で、GKの股からボールが抜けているのが見えます。
しかし、このガンバの守備はあまりにも脆くて、ビックリ。
 
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北斗を祝福するヨネちゃんとルーカス
北斗、結果が出せてよかったね
 
でもやっぱり北斗の守備は心配・・・
後半やられっぱなしでした。
 
圧巻はルーカスのシュート
 
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距離があったので、GK藤ヶ谷選手は取れると思って構えているようです。
 
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が、ボールはGKの手前でブレる。
 
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GKの予想に反したコースにブ落ちて、ゴール!
 
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喜ぶルーカスとヨネちゃん
 
ガンバにすれば事故のような失点かもしれませんが、前がすっかり空いていたし寄せも甘かったので狙えたのでしょう。
それにしても息を飲むようなすばらしいシュートでした。
 
このまま上手く試合を運べばいいものを、またしても東京は自分たちのリズムの時に逆襲を受けて失点。
前線へのパスに抜け出たFW阿部選手を権ちゃんが倒したとの判定でPK.。
雨のせいか、権ちゃんの守備がいつもより果敢さにかけていたようです。
ディフェンスラインも不安定でしたが。
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「コ~ロコロ、コ~ロコロ」という東京サポの冷やかしを受けながら、遠藤ヤットの蹴ったPKはコロコロではなく、ネットに突き刺さりました。
 
しかし、前半の東京はこれで悪くなることはなく、リズムよくパスが繋がり、とてもすばらしい3点目が。
結果的にはこの前半終了間際に取ったゴールが効きました。
 
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加賀→秀人→ヤザー→草民からすばらしいパスがルーカスへ、ルーカスがトラップしてDFをかわしてシュート。
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ボール、わかります?
 
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ゴール右隅に入っています。
 
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喜ぶルーカスとアーリア
ソウタンを指さすルーコン彼は必ず良いパスをくれた選手を称えます
 
 
前半の30分過ぎくらいから雨が音を立てて降るほどひどくなってHTへ。
 
 
東京は守備の危なっかしいシーンはありましたが、3点目などとてもステキなパスからのゴールを見せてくれました。
ガンバの問題を考える筋合いもないのですが、日本代表の柱である遠藤今野がいても、チームとしてこれでは・・・守備は寄せが甘く、粘りがない。それより驚いたのは、じれてしまったのか、FWの佐藤晃大選手を狙ったロングボールを蹴ってきたことでした。
これがガンバか?遠藤の頭を越えるボールを蹴るのか?
もちろん、倉田秋のようなテクニシャン揃いのガンバですから、ゴール前に迫ればそれなりの怖さはありましたが・・・
 
 
後半、エンドが代わって東京サポを背中にして立った今野選手に、その東京サポから今野コールが。不器用な感じにちらっと振り向く今ちゃん。すると、激しいブーイング。
試合前の選手紹介から、前半も彼がボールを持つと大ブーイングでしたが、この後半立ち上がりに繰り返された、今野コールから大ブーイングは、東京サポーターの面目躍如
このブーイングを翻訳?すれば
「今ちゃん、なんでガンバなんか行っちゃったんだよ~
好きだったよ~でも勝たせてあげないよ~」というところ?
 
この翌日わたしはジェフ対京都の試合を見ますが、京都に移籍した工藤浩平に対するブーイングなどこの日の東京サポには遠く及びませんでした
東京サポ、とっても悪い。(そして好き^^;)
さらにフクアリの試合で、山口智を見て、ガンバが彼を追い出さんばかりに移籍させたことが、今日の苦境につながっていると確信したのでした。
 
今ちゃんをいじりまくって後半開始。
わたしが心配するまでもなく後半のガンバは修正してきて、ガンバらしさを取り戻していました。
 
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東京のチャンスもあるにはあり、これはヤザーのシュート。
 
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ヤザーと倉田秋
試合の途中で、給水しながら何かしゃべっていました。
ジェフ時代、ヤザーの秋をいじることと言ったら、肩組むのはいいとしても手を握ったりベタベタしたり・・・ヘン。
この試合の倉田秋はやはり上手くてうるさい存在。
90分もたないのは相変わらず?でもまだ動けていたのに交代したみたいでした。東京としては助かりました。
 
すっかりガンバにポゼッションを取られ、もともと上手い選手が揃っているのですから、パスをつなげさせてはいけなかったのに、後半の東京はほとんどいいところなし
失点したくない気持ちが強かったのか、DFラインが下がってますます危ないことに・・・
前半からCKは多く与えていましたが、後半とうとうそのCKから失点。
サイドで藤春くんに粘られてボールを持たれたことがいけませんでした。
結局クロスを上げられ、佐藤晃大に飛び込まれた・・・
ガンバらしいとも言える攻撃ではありましたが、もう少し集中して藤春にクロスを上げさせないようにすれば、防げた失点だったかもしれません。
 
DFラインが下がるのとラインが不安定なことと、それにソウタンと交代で入った千真がやっぱり思わしくないのとで、苦戦することになりました
 
翌日ジェフ対京都の試合、ジェフのFW藤田祥史選手を見ましたが、彼は本当によく働くFWです。彼から始まる守備がすばらしいので、今季のジェフは守備が安定しているとも言えます。
千真はFWだから当然でしょうが得点したい気持ちが強くて、ボールを収めきれないのでしょうか。
追加点をとってくれればそれは嬉しいのですが、この試合のような展開では、それ以上にまずボールをきちんと収めてくれないと、守備が苦しくなるのに・・・
 
1点差になったガンバは、今ちゃんもサイドの高めの位置取りでますます攻勢に。
決定機にも運良く失点しないで、アディショナルタイムへ。
アディショナルタイムには今野のパスから展開されたと思いますが、良い場所でFKを与えてしまって、ここでヤットさんのFKから決められたらやだ~と思う。
権ちゃんのパンチングもちょっと弱くて、なんとFW佐藤晃大に渡った時はキモが冷えましたが、めでたく空振り遊ばして、その直後にホイッスル。
 
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お疲れ様~
こんなに苦戦するなら、いっそ割り切ってもっと早くヤザーに代えてむっくんを入れても良かったのでは?
 
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そして、権ちゃんをいじるヤザー選手。このヒトって・・・
 
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北斗のシャーと、順番を待つ?ルーカス
 
 
結局ヒヤヒヤさせられた試合になってしまいました。
夫の言葉によれば「飛車角金落ち(梶山、ナオ、羽生不在)」の東京、相手ガンバも怪我人続出ではありましたが、運も手伝って勝ち点3ゲット
飛車角金落ちでも、ルーカスというすばらしい選手がいます。
それにソウタンやヨネちゃんなどは試合ごとによくなっていると思います。
 
翌日、フクアリでも3-2の勝利。夫婦で勝ち点6はめでたいけど、スコアまで同じって・・・