仔猫とセキレイのバトル?に遭遇

寒いですな。
ついこの間まで猛暑に喘いでいたかと思ったら、もう暖房なしでは辛くなってきました。
すっかり冬ですが、これはまだ小春日和のある日のこと。
 
健康のために時々立川駅から歩いて帰りますが、ちょっと近道したいときは近所の団地の中を通ります。
建てられてか何十年か経っているみたいで、敷地が広々して庭がとても整っていて四季の花がきれい。
気持ちよく歩けるし、半野良の猫ちゃんが多く、会えるのが楽しみなコース。
 
で、その日も立川駅からその団地の中を通って帰宅。
有酸素運動にはならないくらいブラブラ歩いていると、チマチマした児童公園が何カ所もあるうちの一つを通りかかりました。
すると!
かわいい仔猫・・・人間で言うと中学生くらいな感じの若い猫発見!
カメラを持っていないことを激しく悔やむ・・・
その猫ちゃん、何かを狙って匍匐前進中。
 
イメージ 1
 
拙いイラストですが、こんなふう。
猫の視線の先には、白と黒の柄がシックなセキレイが。
虫でも食べているのか、地面をツンツン突いています。
このセキレイ、昔は人間の多い住宅地では見かけなかったと思いますが、近年すっかりスズメ並みに住宅地に適応しているようです。
そう言えば町田ゼルビアのマスコットのカワセミも、昔は渓流にいたものが、町田の住宅地の川にまで進出してきたとか。先日NHKカワセミの観察グループの様子を見ました(ゼルビアのユニ着た小学生もいた。またJ2に上がってね)。
 
それはもかく。
セキレイを狙う、カワイイ猫。
ジリジリと間合いを詰めながら匍匐前進
セキレイは自分がまだ若造の猫に狙われていることに気がついている様子。
 
イメージ 2
セキレイ、ほんの1メートルほど軽く飛んではまた舞い降り、ちょっと飛んではまた降りて地面を突くの繰り返し。
猫はそのたびに1,2歩進んだり、ぴたっと止まったり。
明らかにセキレイの方が、猫よりうわて。
 
猫、1,2歩ズリズリ。
セキレイ、ちょっとヒラリ、また降りて誘う。またちょっとヒラリ。
公園の真ん中で繰り広げられる猫とセキレイの行き詰まるようなバトル・・・というか、セキレイが猫をからかって遊んでる~
わたしはこの公園を横切ろうとしていたのだけど、動けなくなりました。
セキレイがどうするか、猫が諦めるか、それとも調子に乗ったセキレイが猫にやられるか、目が離せない~
 
すると。
イメージ 3
公園整備をしているシルバーボランティアらしきおじじ様が、なにかふるいにかけたようでいきなり、ザーザーザーと結構大きな音が。
ビックリした仔猫は一目散に逃げちゃった・・・
一方セキレイは、「やーい、勝ったね!」と言わんばかりにエラソウに2,3回旋回した後は何事もなかったかのように地面をツンツンしていました。
 
セキレイ完勝。
わたしはこんな面白いものに何の興味も示さず、作業に専心されるシルバーボランティア様に邪魔されてガッカリ。
 
猫ちゃん、次回の対戦までによく練習して、頑張ってね。