大好きな選手が移籍する~むっくん、羽生、藤田祥史

東京にきて青赤のユニフォームを着たら、どの選手も好きです。
東京から他のチームに行って、違うユニフォームを着たら、ほとんど関心ありません。
(と言うか、本当は気になって仕方ない気持ちを抑えていると言うべきかも)
今野選手は大好きでしたが、ガンバへ行ってしまったので、日本代表以外では応援することはありません。

 
完全移籍で他チームへ行った選手には対戦しても拍手しません。
たとえば最終戦の仙台の赤嶺選手の選手紹介の時には、拍手しませんでした。あんな強敵に拍手する気は起きません。
期限付き移籍だったら、将来ある若い選手とか東京に長く在籍した選手には拍手することもあります。移籍先にもよります。緑に行ってしまった土肥選手には残念ながら拍手できるはずもありません。
こういう自分のチームを去った選手に対する姿勢は人それぞれなので、どれが良いということではないと思います。
 
東京の選手について書く前に、ジェフのことを。
ジェフはFW藤田選手を手放してしまいました。なんとマリノスへ。
わたしは藤田選手が大好きで、ジェフの試合を見る楽しみの大きな部分になっていました。ジェフの18番のプレースタイルと言ってもいいかと思います。
そして、藤田は巻より上手でした。
ああ残念。FWどうするのかな?
 
それはさておき。
今のところ東京の発表は、大宮からくんが加入したことと新人以外は、出て行く選手ばかりです
それも、好きな選手が・・・
 
梶山パナシナイコスは、海外移籍だからそんなに気持ちがざわつきませんが、夫は「東京を見る楽しみが減った」と言ってます。良くも悪くも、彼を見るのは面白い。
下田くん、幸野くん、重松くんは若いし、出場機会がある方が良いので仕方ないと思います。
セザー蔚山で頑張ってほしいです。
 
報道では知っていましたが、公式発表になるとやはり胸が痛くなったのは、
むっくんこと椋原選手と羽生選手の期限付き移籍です
ふたりとも大好きなのに・・
しかし、昨季夫は「どうして椋原使わないんだろう。移籍しちゃうよ。ジェフにもらってもいいよ」と、予言めいたことを言ってました。
羽生は、去年の最終戦、ベンチ外だったのでテントで握手をしましたが、「来年は怪我しないで下さいね」と声をかけた時の表情が忘れられません。
少し笑みを含んで頷いたのですが、その顔を見た瞬間「ああ、この人来季はいないかも」と、予感してしまいました。
 
出て行かないでという気持ちと、羽生は城福さんの誘いだったら2度は断れないだろうという確信に近い不安とが、せめぎ合っていました。
 
 
移籍に当たっての羽生のコメントが、またすばらしい
 
□ 本人コメント
『この度、ヴァンフォーレ甲府期限付き移籍することになりました。まず、私自身の気持ちを理解し、尊重してくれた両クラブに感謝しています。私自身にとって簡単な決断ではありませんでしたが、この決断が両クラブ、そして自分の成長にプラスになることを願っていますし、この志をピッチの上で表現出来たらと思います。
東京のファン・サポーターの方にはもちろん、チームメイト、監督、スタッフをはじめ、すべての関係者に、自分のプレーで試合を決める姿をもっともっとお見せしたかったのですが、なかなか実現出来ず申し訳なく思っています。
2008年からお世話になったチームを今出ていくのは、苦しさ以外になにもありません。ただ、昨シーズン、プレーしている中で、自分自身もう一回何らかの変化をしなければ、ただただ時間が過ぎていってしまうだけなのかなとも思っていました。
今年はポポさんの二年目でもあり、狙いをリーグ制覇に向けて動き出すのだと思います。そこに今までの戦友と共にいられないのは寂しいですが、逆に言えば、今年入ってくるメンバーと今までのメンバーが融合できれば、その目標達成は近づいてくるものだと確信しています。
私自身がこのクラブに残せたものは多くはないと思いますが、FC東京がこれから常勝軍団と言われるような、すべての面で強い集団になったとき、私がここにいた意味を少しでも感じてもらえたならとても幸せです。
私はFC東京が大好きですし、ここにいれたことが自分の誇りでもあります。そして、感謝。その言葉しかありません。だからこそ、また東京に戻ってきてくれと言われるくらい活躍して、成長していけたらと思っています。今まで本当にありがとうございました!また会いましょう!』
 
深い思慮と彼らしい誇りが感じられて、読むうちについ泣いてしまいました。
わたしは城福監督も好きなので、なんとも言いようのない気持ちです。

戻って来てね、はにゅ~さん!


(1月12日0:12一部修正しました)